富士フイルムの「500mm F8 OIS」の特許出願

富士フイルムが手ブレ補正付きの「500mm F8」の実施例を含む、小型軽量で良好な光学性能を有する望遠レンズの技術に関する特許を出願しています。

J-PlatPat

  • 出願人:富士フイルム株式会社
    公開番号:特開2023-8740(P2023-8740A)
    出願番号:特願2021-153577(P2021-153577)
    公開日:2023.1.19
    発明の名称: 撮像レンズ及び撮像装置
  • 【課題】小型かつ軽量であり、良好な光学性能を有する、望遠系の撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供する。
  • 近年、小型かつ軽量であり、良好な光学性能を有する、望遠系の撮像レンズが要望されている。
  • 本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、小型かつ軽量であり、良好な光学性能を有する、望遠系の撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供することを目的とする。

  • 実施例1(500mm F8 OIS)
    焦点距離 484.785
    バックフォーカス 63.817
    Fナンバー 8.2
    全画角 3.38

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特許出願の実施例は9つありますが、いずれも防振レンズ(手ブレ補正)付きの500mm F8となっています。富士フイルムは既にXF150-600mmF5.6-8を発売していますが、今回の特許の500mm F8がより軽量コンパクトになるなら、ズームとは棲み分けできるかもしれませんね。

とはいえ、XF150-600mmF5.6-8が発売された際にもっと明るいレンズが欲しいという声もかなりあったので、単焦点レンズはもう少し明るい方が棲み分けしやすいような気もします。