シグマが「60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sports」を正式発表

シグマが、Eマウント/Lマウント用の高倍率の超望遠ズーム「60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sports」を正式に発表しました。

SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sportsの発表および発売日・価格決定のお知らせ

  • SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sportsは、60-600mmという唯一無二のスペックを備えたフルサイズ対応・ミラーレスカメラ専用の高倍率超望遠ズーム。
  • 最新の光学設計により、10倍ズームながらズームレンジの全域で高い光学性能を発揮。
  • 新開発のリニアモーター「HLA(High-response Linear Actuator)」搭載でかつてないほどの高速・高精度のAFを実現。
  • 新開発のアルゴリズム「OS2」がワイド端7段、テレ端6段の手ブレ補正を可能に。
  • デュアルアクションズームや防塵防滴構造、豊富なカスタマイズ機能と、あらゆる撮影環境やシチュエーションに対応できる充実のSportsライン仕様を備えている。

    ■ 対応マウント:Lマウント用、ソニー Eマウント用
    ■ 希望小売価格(税込):368,500円
    ■ 付属品:ケース、フード(LH1144-02)、かぶせ式キャップ(LC-740E)、ショルダーストラップ、三脚座(TS-121)組込み、フロントキャップ(LCF-105 Ⅲ)、リアキャップ(LCR Ⅱ)
    ■ 発売日:2023年2月17日(金)

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最近よく噂が流れていた60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS Sportsが、正式に発表されました。このレンズには新開発のリニアアクチュエーター「HLA」が採用され、AFは山木社長のプレゼンによると「従来機を遥かに上回る」ということで大いに期待できそうです。プレゼンテーションの動画では、AFは確かに電光石火の速さという印象です。

手ブレ補正ユニットと手ブレ補正アルゴリズムも新開発で、補正効果はワイド側で7段、テレ側で5.5段分と、こちらも大幅に進化しているようです。また、Lマウント版は1.4倍と2倍のテレコンに対応しているのもポイントが高いですね。

価格は一眼レフ用の60-600mmよりも高くなっていますが、これだけ大きく進化しているならこの価格設定も仕方のないところかもしれません。なお、フルサイズFoveonに関しては、山木社長によると「前回の発表から大きな進展はなし」とのことです。また、噂のZマウント参入に関しても今回は特にコメントはありませんでした。