富士フイルムが「X-H2Sの新ファームウェアVer3.00」と「X Summit 2023の4月開催」をアナウンス

富士フイルムが、公式チャンネルでX-H2Sの新ファームウェアと2023年のスケジュールについてアナウンスしています。

New Year Greeting 2023/ FUJIFILM

  • X-H2Sの今回のアップデート(ファームウェアVer3.00、本日からダウンロード可能)での進化のポイントは2つあり、一つは動体予測アルゴリズムの改良で、狙った被写体を見逃さない安定したトラッキングが可能になった。また、動体のスピードの変化にもより強くなっている。
  • もう一つの進化は、AIディープラーニングで被写体の認識能力が高まり、従来では検出が難しかった条件にも対応することができるようになったことだ。認識できる被写体の種類も増え、新たに昆虫・ドローンも認識できるようになった。より一層撮影者の意思・意図を理解したインテリジェントAFへと進化した。

  • 新しいファームウェアはX-H2Sだけでなく、他の第5世代Xシリーズ用のファームウェアも準備中だ。
  • 次のX Summitは4月に開催され、ユーザーイベントのFUJIKINAも同時期に開催される。

fujifilm_movie_20230112_001.jpgX-H2Sのファームウェアver.3.00ではAFの大幅な改善が謳われており、かなり期待できそうな内容になっていますね。X-H2SのAFは、レビューではソニーやキヤノンに若干及ばないという評価が多かったようですが、この新ファームでライバルどこまで迫れるか(あるいは超えられるか)興味深いところです。

また、次のX Summitが4月に開催されることがアナウンスされたので、富士フイルムの大きな新製品は4月になる可能性が高そうですね。その前に開催されるCP+では、新製品は登場しないのかどうかも気になるところです。