「EOS R6 Mark II」は環境の急速な変化に応えるため短めのインターバルで登場した

PHILE WEBに、キヤノンマーケティングジャパンカメラ統括本部長のインタビューが掲載されています。

DGPイメージングアワード2022 受賞インタビュー

  • 2022年夏には、シリーズ初のAPS-Cセンサーを搭載した「EOS R7」「EOS R10」を投入し、手応えを感じている。発表直後からEOS R7とともに大きな反響となり、多くの予約があった。
  • EOS R7とEOS R10とでは向いている方向が少し違う。EOS R7は、「EOS 7D Mark II」からの買い替えなども意識しており、高速で複雑な動きをする被写体の動きを狙った撮影や望遠での撮影を望む方にも適している。一方、EOS R10はさらにライトなお客様にもカメラの世界に入って来ていただけるモデルとしたもの。
  • カメラを取り巻く環境は急速に進化している。そこへ少しでも早くお応えしたい気持ちから、EOS R6から今回のEOS R6 Mark IIの発売まで、インターバルが2年4ヶ月とこれまでに比べてやや短くなった。
  • ニーズが高まる動画撮影については、どのような要望があるのかを常に強く意識して商品づくりを行っている。EOS R6 Mark IIでは、動画記録時間の上限を最大6時間まで対応可能としたことで、長回しやドキュメンタリー撮影にも安心して使用できるとご評価いただいている。
  • (コロナ禍で)約3年近く苦しい時間を過ごしてきたが、行動制限が徐々に緩和されるのに伴い、市場でのカメラやレンズ販売の盛り上がりはもちろんのこと、メンテナンスのご依頼も高まってきて、カメラが使われはじめていることを強く実感している。
  • 「キヤノンフォトサークル」のなかで「写真イベントに参加したい」という皆様からの声にお応えして力を入れる「部活」の人気が高まっている。こうした取り組みやご提案こそが、ファンベースのマーケティングにつながる大切なものだ。

 

最近はデジタルカメラの最盛期に比べるとモデルチェンジサイクルが長くなっていますが、EOS R6 Mark II は周囲のライバル機の進化に付いていくために通常よりも早めにモデルチェンジしたようですね。最近のミラーレスカメラはAFや連写速度、画像処理、動画機能などが急速に進化しているので、他社も含めてこのような傾向はしばらく続くかもしれませんね。