Imaging Resourceの読者が選んだ「カメラ･オブ･ザイヤー2022」

Imaging Resourceに、読者が選んだ「カメラ･オブ･ザ･イヤー2022」が掲載されています。

･Imaging Resource Camera of the Year 2022: Reader's Choice Award

  • この1年、我々は多くのエキサイティングで印象的なカメラを目にした。今回の読者投票でバラエティに富んだカメラに投票があった。これらの製品はすべてトップを狙うに値する製品だと感じた。このたび、投票が締め切られて集計が行われたので、早速読者の選んだ人気カメラベスト3を紹介したいと思う。

  • 読者の選んだ第3位 ソニー α7R V： このカメラは4位のカメラに大差をつけて3位となった。高解像度と高性能を両立させたα7R Vの汎用性の高さは折り紙付きだ。このカメラの画質とアップグレードされたAFシステムは、驚くべきもので、連写スピードこそ速くはないが、あらゆる被写体に対応でき、高解像度が必要な用途では際立った能力を発揮する。

  • 読者の選んだ第2位 OM SYSTEM OM-1： このカメラはほとんど全ての点で、これまでのオリンパスのどのカメラよりも印象深いものだ。読者もそう思っているようだ！ OM-1はスピード、パフォーマンス、洗練されたAFの全てを兼ね備えており、野生動物やネイチャーフォトカメラマンにとって、間違いなく注目に値するカメラだ。OM-1はハイアマやプロ用のカメラとして必要な条件の多くを満たしており、読者に人気があるのも当然と言えるだろう。

  • 読者の選んだ第1位 ニコン Z9：読者賞で優勝したのは信じられないほどパワフルなカメラ「Z9」だ。我々の読者層はハイアマ志向が強い傾向があるので、6000ドルのプロ用機がこれほどの関心を集めるとは予想していなかった。このニコンのフラッグシップ機の画期的な技術と印象的な機能が読者の共感を得たことは明らかだ。

    Z9は優れた画質と信じられないほどのスピードとパフォーマンスを備えたカメラで、最高のミラーレスカメラの一つであることは間違いない。Z9は投票期間の全期間においてトップで、読者に大変な好評を得た。

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Z9は2021年に発売されたカメラですが、昨年の集計には間に合わなかったようで、今年の受賞となっています。

Z9はImaging Resourseのスタッフの選ぶカメラ･オブ･ザ･イヤー2022にも選ばれており、読者の選ぶカメラ･オブ･ザ･イヤー2022と合わせて2冠の栄誉に輝いてます。Z9は高い性能にもかかわらずプロ用機としては比較的安価で、アマチュアにもなんとか手が届くの価格なのも人気を後押ししているような気がします。

2位のOM-1は、積層型センサーを採用して停滞気味だったｍ4/3機を飛躍させたカメラで人気になるのも頷けますね。このカメラの登場で、積層型センサー搭載機が身近な存在になったという印象です。

3位のα7R VはAIを搭載したAFが非常に優秀で、加えてチルト+バリアングルのモニタや高精細なEVFを搭載した万能機で、高画素機にもかかわらず動体も含めて幅広く対応できるのが魅力ですね。シビアな動体専門のカメラマンを除けば、このカメラが1台あれば困ることはあまりなさそうです。