ニコンが2023年3月期 第3四半期の決算を発表しています。
ニコンの2023年Q3の映像事業の決算は「円安効果」や「中高級機へのシフトによる平均単価の上昇」により+119.4%の大幅増益で「計画からも大幅に上振れ」と、引き続き好調を維持していますね。通期見通しは営業利益が90億円の上方修正と、明るい見通しとなっています。
今後の方針としては、「プロ・趣味層をターゲットとした中高級カメラへの注力を継続」と述べられているので、引き続きミドルクラス~ハイエンド機中心の展開になりそうですが、以前にインタビューで述べられていた「若年層や初めてカメラを買う人へのアプローチ」はどのような形になるのか気になるところですね。
Toshi
一時はこの先生き残るのはソニーとキャノン (とフジ) と言われたのが、息を吹き返したようで何より。
ここから魅力的なボディやレンズを出して巻き返して欲しいですね。
まーやん
素晴らしいですね。周囲では心配する声も多い中、明るいニュースがちらほらあって良いことだと思います。
>> 「プロ・趣味層をターゲットとした中高級カメラへの注力を継続」
いいですね、CP+ではまず新しいボディを発表ですね。サプライズ期待してます。
BANブー
為替の追い風あるとはいえ映像事業の利益率ものすごいですね。シェア落ち気味でも、今のボディラインアップでこれだけ収益出せればしばらく安泰かもしれません。
コツメチャン
ニコンはZ 9を礎として、お金に糸目はつけず高級レンズを出るたびに買うようなハイエンド層をごっそり持っていくことに成功した印象があります。
シェアだけを追うとジリ貧になることも多いので、シェアを追わずに客単価を追求する方法も、ひとつの正解だと思います。
JJ
確かに今後の方針と「若年層や初めてカメラを買う人へのアプローチ」は矛盾しているように思いますね。
なんかSony、canonに比べのんびりしているように見えます。
企業としてもっとスピード感が欲しいですね。
ちゃちゃまる
Z9でフラッグシップモデルをシャッターレスにしたのは英断でしたね。価格、デザインに余裕がでて素晴らしいカメラになりましたね。画像処理のノイズ感や正直ミラーレスで先行したソニー、キヤノンに当初被写体認識AF性能などで遅れを指摘する声が多かったですが販売後のバージョンアップ攻勢はよかったですね。公園でもZ9よく見るようになりました。まだソニー、キヤノンが被写体認識などでは先行者の優位があるかもしれませんがこれからも頑張って欲しいです。
日本カメラ業界全体が発展するのを祈ってます。
SJS
Z9様様ですね。なかなか新しいカメラが出ませんが、Z9だけで十分商売になるということでしょうか。私も来月帰国するので、やっとZ9が買えそうです。でも、早くZ8やZ90、Z7IIIが見たい気もします。(妄想)
こいこいこい
今はFからZへの乗り換え需要に助けられている面もありますが、高価なレンズは出尽くした観もあるので、そろそろZ9に続くEXPEED7世代のボディでシェア奪回に取り掛かって欲しいです。
諒
大幅増益なのは良い結果だと思います。高級路線に舵を切ったから販売台数は右肩下がりですが…これからが正念場ではないかと思われます。先日発表された85mmはかなり金額上げてますし、もしかしたらカメラの値段も上げてくる可能性はあると思います。やはりある程度シェアを確保しないと先は厳しいと思います。
一時の喜びだけでなくこれからの戦略が非常に大事になってくるでしょう。
ジャンクポテチ
レンズ一体型新機種が無いのが「若年層や初めてカメラを買う人へのアプローチ」としての動きで、導入機を交換式エントリーに切り替えさせる、という狙いでしょう。これから始める方はレンズキットで10万超を初級機とは思えないですから高級機・中等機に注力の表現は間違いでは無いと思います。こちらに書き込まれる方々はカメラ上級者ばかりですが、職場ではα6000シリーズを購入された方も本当の値段は奥さんに言えなかった、と言われていましたので…。
シュワシュワ
好調でなによりです
単価を上げて利益を出す方針は成功しているようで、いかにZ9が人気があるかを物語ってますね
が、他の方も触れられているように、今後ですね
高単価のものだけでは続かないでしょうから、間口を広げる施作もどんどんして欲しいところです
Z6,7系後継機や一時期発表間近の噂もあったZ8は来るんでしょうか?
光軸
BCNランキング等はニコンの収益とは全く関係ないことが確認された格好ですね。
若者をどうとらえるかはなお宿題ですが、しっかりと結果を出した戦略、それを支えた技術力は、高く評価されるべきと思います。
tpr
中高級への注力と言うからにはZ9のファームだけでなくZ8orZ7III、Z6III、Z90のようなな機種の開発がなされていることと思います。
Z9譲りのAFを搭載した魅力的なミドルレンジの発売を心待ちにしています。
余裕のある層にアプローチし利益率の高い商品を売りさばき高収益体質になるのはいいことですが、「若年層や初めてカメラを買う人へのアプローチ」をして将来にわたってブランドを維持するには普及価格帯かつ高性能な製品も必要になるかと。
sukaV
「若年層や初めてカメラを買う人へのアプローチ」では、スマホでは撮れない野鳥が撮影出来る機種、好評のCOOLPIX P950に加え、1/1.7センサーの上位機種がいいかと。
APS-Cで、Z9譲りのAFと手振れ補正を搭載した、野鳥撮影にマッチした機種。
フルサイズでは、Z9のサブ機になる機種と、Z6Ⅲではないかと。
ニコンは双眼鏡、フィールドコープを販売しており、Zレンズは超望遠レンズが充実しており、野鳥撮影はニコン というブランドイメージを固めることが大事かと。
KA
通期の営業利益率22.4%は、製造業としては驚異的な数字です。
直近のカメラ各社の決算では富士フイルムが19.4%、キヤノンが15.8%なので、
利益率ならおそらくニコンがトップではないでしょうか?
ニコンも値上げは1回ありましたが、他社のこれまでと比べたら僅かなものです。
売れ筋のZ9に至っては1度も値上げしていません。恐ろしい収益力です。
2石
確かに利益確保してますが、決して良い傾向を示すデータでは無いと思います。
Z9頼りが顕著過ぎてて、従来のニコンユーザーの中のハイエンド層のみに頼った数字であり、このままでは下落していくと思います。
レンズが売れてないのは、ユーザー層が狭くなっていっている事を示します。
つまりニコンを使う分母数が減少している事を示します。
早急に下位機種の更新が必要だろうと思われる数字だと感じました。
危機感を持つべき数字です
ちばちば
良い傾向ではなく、下位機種が必要という方もいますが、それはニコンも百も承知でしょう。近々中核モデルが出るのは間違いありません。
「若年層や初めてカメラを買う人へのアプローチを考える時期」は、今年の中核モデルを前提とした話と思われます。
西やん
ニコンはフルサイズミラーレス競争で置いて行かれていましたが、Z 9の大ヒットで息を吹き返しましたね。ニコンはシェアを追わずに、高性能高価格路線で行くのが正解でしょう。デジタルカメラ業界の将来を見据えると、シェア競争は賢明とは思えません。
やんにょむ
Z9がなかったら今頃、、、と考えると恐ろしいくらいZ9はキーファクターだったんだと見受けられますね。
実際Z9を購入してからというもの、撮影に対するスタンスが大きく変わりましたし、ニコン機で初めて動画を撮って、楽しい!と思えた機種です。
ぜひこの性能を下位機種に引き継いでほしいです!期待しています!
abc
Z9の次の展開がどうなるのか要注目ですね。レンズは揃ってきましたので本体がどういう戦略で出てくるのか興味津々です。
鳩屋
ここで我々ユーザーが危惧していることはニコンはわかりきっていると思うのでとやかく言いはしませんし、純粋に利益があった事実に対してはニコンユーザーの一人として喜ばしく思います。
けにー
鳩屋さんと全く同じ思いです。
1ユーザー、1ファンとして、まずは素直にホッとした、いいニュースで良かったという思いです。
次の一手にも期待してますので、頑張って欲しいです。
ら。
確かにニコンは分かり切っていると思うのですが、メーカーの思惑は関係なくニコンの新機種を待ち続けてる身からするといい加減諦めても仕方ないぐらい間が空いていると思います。特に他メーカーからここ最近立て続けに新機種が出ているので、なおさらニコンの影が薄いというか…これなら他メーカーのほうがいいとなってしまいかねません。
Z9と高級レンズは売り上げに貢献したと思いますが…、これらが爆発力をもって売れた2022年はいいとしても、2023年のCP+直前でもボディ情報が無いのは不安しかありません。
近々Z6/Z7のⅢが出ると言われてからもうどのぐらい経ったのやら…。
Zファン
ら。さんと同じ思いです。
Z6Ⅱユーザーとしては、新機種を待ち望んでいます。
Z6Ⅱはメジャーなアップデートもなく残念に思います。
この間キヤノンはそつなくほぼ全てのグレードを埋めてきました。
ニコンもわかってるとは思いますが、この先は大変だと思います。
とーとーとー
期間が開いたから逆にいいもの出してくれないかなって期待してます!
とも
Z 9のみがよく売れているように見えますが、Z fcはどれぐらい寄与しているのでしょう?
今後、Z fが出て、あのZ 9のリアルタイムビューファインダーが採用されるとしたら、貯金を崩すことになるでしょう。
しかしながら、レンズの本数が減っているのが気になります。
50mm単焦点に目を向けると、重いf1.2と嵩張るf1.8。この2本に対して小さくて軽いf1.4、f2が欲しいところ。
レンズについて友人とよく話すのですが、重くて映るのが当たり前ではなく、軽くてよく映るのが当たり前になってほしいですし、特によく使う焦点距離のレンズについてはもっとレパートリーがほしいです。
そして、ライカのようにどのレンズも技術を惜しみなく投入してもらいたい。明るいレンズだから高級ではなく、明るくなくても高級レンズに負けない、打ち負かすような写りをするレンズがあってもいいと思います。
まあくん
業績が改善しているようで良かったです。そろそろZ9の性能を引き継いだ次世代機が出てもいい頃だと思うので、フルサイズ、APSーCともに期待しています。
C社が新機種を次々と出していますが、カメラ業界全体で見ると今後ますます台数が減ると思うので、機種数は厳選して抑えた方がいいと思います。APSーCで3機種、フルサイズで4機種くらいが妥当ではないでしょうか?一時的に機種数が増えることがあっても、そのくらいを見越して整理していく方がいいのではないかと。
あと、次世代機を発売して開発の余力があったら、一機種くらい高級コンパクトカメラがあっても良いかと。意外と売れるように思うのですが、どうでしょうか?
tpr
新機種についてはこちらのサイトでも記事があったかと思いますが
https://www.jp.nikon.com/company/ir/ir_library/event/qa/2023/20220603_j.pdf
の2ページ目の「今後新たに中高級機ゾーンの機種を投入し、今期レンズ交換式カメラ
の 9 割が中高級機に置き換わる前提で計画しています。」でZ9以外のミドル以上の投入に期待を持たされてしまった面が強いですね。
tt
高価格機中心の売れ行きと円安の相乗効果で大幅増益で生き残る感じかな
これまで110円前後の円高はやっぱりカメラメーカーにとっても逆風だったんだな