SonyAlphaRumorsに、以前に噂が流れていたZVシリーズのフルサイズ機に関する噂の訂正情報が掲載されています。
・Sony will announce a new ZV Full Frame E-mount camera by end of March!
- 噂の検証:1月に、ソニーがブイロガーに焦点を合わせたZVシリーズのフルサイズカメラを発表するという情報を得た。私はこのカメラがレンズ固定式のカメラだと推測していたが、これは間違いだった。信頼できる情報筋が、このカメラがEマウント機であることを確認した。更に信頼できる情報:このカメラは間違いなく3月下旬に発表され、価格は3000ドル以下になる。
- 未確認の噂:今のところ、2人の新規のソースからの未確認のスペックしか投稿できないので、この情報は間違っているかもしれない。
- ZVのフルサイズEマウントカメラはα7S III がベース
- 機種名はZV-E100かもしれない
- 1200万画素センサー
- 4K60p&4K120(クロップなし)
- EVFは非搭載
- α7S III (現在の価格は3000ドル以上)よりも安価
従って、このカメラはブイロガー用のベイビーα7S IIIのようなものだと思われる。このカメラについてどう思うだろうか? ブイロガー市場は活況を呈しており、ソニーはニッチを埋める必要があるようだ。
以前の噂では、ZVシリーズの新型機はレンズ一体型のフルサイズ機だと言われていましたが、これは誤りで、レンズ交換式のフルサイズ機だったようです。上記のスペックは未確認情報なので、現時点では話半分程度に聞いておいた方がよさそうですが、α7S IIIがベースという情報が事実だとすると、ブイログ用としてはかなり高性能なカメラになりそうですね。
たま
α7S IIIとはEVFの有無で差別化するとして、fx3とはどう差別化してくるんでしょうか?
SLCL
クロップ無しの4K60p&4K120、いいですね。
モニカ
ここまでZVシリーズは他機種から機能を削ぎ落とし、ボディの質感を下げることで、軽量化と安価を実現していたが、これは違うのでしょうか。
この価格でZV-E10のような質感だとショックかな。
ZV-E10はISO低速限界設定がないことの1点で子供撮りの使い勝手が悪くどうにもならないので手放しました。
スチル機でないとはいえ、この機能だけは削らないで下さい。
よろしくお願いします。
英國紳士
フルサイズかつZVシリーズとするならばレンズ固定式というのは懐疑的でしたので、交換式になるのではと思ってました。
A7Siiiと同じセンサー使うとなると確かにアツい部分もあるんですが、いくつか疑問が発生します。
まず1つ目は、ZV-E100(仮)はEVFレス機になるとのことですが、既に同センサーと初期ファームではほぼ同仕様であるFX3との棲み分けです。
この仕様ではほぼFX3の廉価版の様な感じもします。
しかし、噂を額面通りに受け取ると4K120pにもクロップ無しとなっています。
A7Siii/FX3は4K120pは10%クロップです。したがってこの仕様通りとなるならば廉価機が性能を凌駕する形となってしまいます。
2つ目は発熱の問題です。
A7SiiiもFX3もこのセンサーでの発熱を解決するためにパッシブ冷却機構をもたせたり、ファンとヒートシンクを用いています。
ZV-E100(仮)は廉価機とのことなので、冷却ファンを用いないとは思いますが、だからといってまさかZV-E10のボディにそのままA7Siiiのセンサーを入れるなんて真似は出来ないと考えられます。
したがって、いずれにせよこのセンサーを使うならば排熱も考慮した新ボディを設計する必要性があるはずです。
3つ目が手ブレ補正についてです。
今の所、A7SiiiとFX3はIBISとアクティブモード(電子手ブレ補正)でかなりビタ止まりしてくれていますが、これまでのZVシリーズの慣習からするとIBIS非搭載となっていました。
したがってアクティブモードだけで運用するやり方でパーツを省略して生産コストを抑えていました。
ところが、A7Siiiと同じセンサーならば12MPなので長辺4240pxになります。
ご存知の通り4Kは長辺3840pxですので約10%のクロップでドットバイドットとなっており、これがアクティブモードのクロップ率/4K120pのクロップ率のエビデンスとなっていました。
しかし、もし仮にこれまでのZVと同様にアクティブモードのみで制御しようとするならば、この10%クロップしか適用できず結構ブレると思うんです。
勿論ジンバル運用すれば無問題なのでしょうが、それでも敢えて12MPセンサーを使って、しかもA7SiiiとFX3に対し棲み分けのしにくいようなカメラを敢えて作るというのはかなり懐疑的です。
かといってA7ivのセンサー使えばほぼA7Cシリーズみたいな感じもしますし。
どうなるんでしょうかね?
タスク
α7SIIIの1200万画素センサーは引っ張りだこですね
ニッチと思われた低画素センサーですがAPS-C版も欲しいです
ぶらりん
ZV-α7というか、α7SIIIcというか、a7cSというか、FX3c、みたいなかんじですかね?
そう考えると、ZVにもα7SIIIにも、α7cにも、FX3にも拾えてない層がギャップとしてあることがわかりますから、アリなポジションのように感じます。特にフルサイズ需要を広げるという視点から見ると。
クロップはしてくるだろうし、モコモコはついてくるのかな?
破格どっと来ぬ
勝手なイメージですが、α7cからEVFとセンサーシフトの手ぶれ補正を省いたモデルをイメージしました。手ぶれ補正をアクティブにする代わりに、本体がα7cより薄くなってくれないかな?
あのサイズ感でもう少し薄いと、自分的にはすごく魅力的なんですが。
センサーはどうなんでしょうね?コスト的には2400万画素センサーの使い回しの方が有利にも思います。
XTR
ソニーは既存のセンサーを利用して、ニーズのある製品造りとプロモーションが上手いですよね。
α7S IIIより安くてα7cより高い、30万円ぐらいの価格層を埋めにきたという事ですかね。FX3やα7S IIIが欲しいけど高い、α7cは安いけど、もっと本格的な動画をやりたい人には高感度機種のエントリー機として、ちょうど良い選択肢になりそう。
α7cベースのボディで手振れ補正非搭載、代わりにヒートシンク搭載、いくつかのボタンやダイヤルを省略して簡素化、難しい設定とかよく分からないけど、RECボタンを押せば高画質な動画が撮れるというコンセプトのカメラの様な気がします。
手振れ補正が欲しければFX3やα7S III、センサーにこだわりが無ければα7 IVやα7cがありますよ、というセールスも出来るので、死角がなくなりますね。
マーボ豆腐
A7SIII/FX3は画素数の問題のみでなく読み出し速度の問題で4K120pが10%クロップになっている認識ですが、もしクロップ無しなら読み出し速度が更に上がっているという事でしょうか?
ZV-E10愛好家
お手軽筐体サイズで7SⅢの撮影機能が得られるのであれば、現在の環境の弱点領域を埋められそうだな
しろ
本体のブレ関係は別売りでジンバルや自撮り棒を一緒に売り出して対策するとか
α7cユーザー
3000ドル以下というのを2900ドルだとして、単純に円換算して39万円…最近の傾向だと多分45万円くらいですか。
α7s3がソニーストアで50万円、価格ドットコム最安値で39.5万円になってるのを見ると、機能を落とした割に価格的にどういうメリットがあるんでしょうかね。
ぱっかー
ZV-E100よりもZV-E1のがしっくりくると思うんだけどどうかしら
管理人
723さんへ
ご指摘ありがとうございます。誤字を修正しました。
だわば先輩
名称は、ZV-FE1のほうがスッキリするし、ZVシリーズでセンサーサイズで住み分けできるとおもうのですが。