シグマが、ミラーレス専用設計の大口径標準単焦点レンズ「50mm F1.4 DG DN | Art」を正式に発表しました。
・SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Artの発表および発売日・価格決定のお知らせ
- 株式会社シグマは、フルサイズ対応・ミラーレス専用大口径標準レンズ、SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Artの発表および発売日・価格の決定をご案内いたします。
■ 対応マウント:Lマウント用、ソニー Eマウント用
■ 希望小売価格(税込):152,900円
■ 付属品:ケース、ロック付花形フード(LH782-02)、フロントキャップ(LCF-72 III)、リアキャップ(LCR II)
■ 発売日:2023年2月23日(木) - 最新の光学設計技術のもとに構成された11群14枚のレンズには、非球面レンズ3枚、SLDガラス1枚を最適に配置。カメラ側の機能で補正できない非点収差や像面湾曲などの諸収差を効果的に抑制。
- F1.4の大口径ながら画面周辺部の結像性能を追い込み、サジタルコマフレアを限りなく抑制しているため、シビアな点光源の描写を要求される星景・夜景撮影においても開放から十分に耐えられるだけの高い性能を発揮。
- フルフレームミラーレス専用設計のArtラインとしては初めてリニアモーター「HLA」を採用。またフォーカスレンズを両面非球面レンズ1枚にすることで、大口径ながら高速・静粛なフォーカシングと高い追従性を発揮。
- フォーカスレンズの軽量化やレンズユニットの配置など最新技術を投入して鏡筒のスリム化に注力。Artのコンセプトである"光学性能最優先"には妥協することなく、ミラーレスシステムに求められる「最適なサイズ感」を追求。
- フォーカスモード切換えスイッチ、クリックのON/OFFを切り換えられる絞りリングクリックスイッチ、意図しない操作を防ぐ絞りリングロックスイッチ、カメラから任意の機能を割り当てられるAFLボタンを搭載。撮影時の直感的な操作に配慮している。
- 防塵防滴構造とレンズ最前面への撥水防汚コート採用によりさまざまな撮影環境に対応。
シグマの新しい50mm F1.4 DG DNは、MTF曲線を見る限りでは大口径の標準単焦点としては驚くほど解像力が高いレンズで、特に周辺部の解像力はすごいですね。非点収差やコマ収差の良好な補正も謳われているので天体や夜景の撮影でも活躍してくれそうです。
また、AFモーターにリニアモーターを採用しており、AF性能にも期待できそうです。価格は従来の50mm F1.4 DG HSMよりも一回り高くなりましたが、光学性能の大幅な改善とリニアモーターの採用を考えればこれは許容範囲と言ってよさそうです。
Far
別のサイトにレンズのみを手で持った写真が出ていましたが、それを見る限りではそれほど大きい感じはないですね。
重量も670gとのことですから「50mm F1.4 DG HSM|Art」からは大幅に減量されてます。
あとは値段と使用頻度を天秤にかける感じでしょうか?
Z 7ユーザー
電子補正ではなくガチ光学性能追及のレンズのようですね。
このレンズシリーズを使うために SR 1を買うのもいいかもしれない。
やはりシグマ製ですから E マウントよりも L マウントに最適化された設計なんでしょうか?
Z マウントでも発売してほしいな。
こーなん
サンプルギャラリーに作例沢山載ってますが色乗りが結構コッテリですね、現像時に弄ってるのかな・・・?
自信あるなら1枚星空撮影も入れておいて欲しいですね
LUMI友
S5M2ならシグマレンズもAF迷わず使えるので購入予定です。
BANブー
像面平坦性を謳っていますが、非球面といえどもフォーカスレンズが1枚というのは近接距離の性能に影響があるのでは?と思ってしまいます。この辺の性能開示もあれば納得いくんですが。
モーターの技術力が光学的性能の差を生み出す時代になってきている気がします。