タムロンのAPS-Cミラーレス用の「13mm F1.8」の特許出願

タムロンがAPS-Cミラーレス用の「13mm F1.8」の実施例を含む、小型で高性能な大口径レンズの光学系の技術に関する特許を出願しています。

IP Force

  • 出願人:株式会社タムロン
    公開番号:P2023019072
    出願番号:P 2021123541
    公開日:2023-02-09
    発明の名称: 光学系および撮像装置

  • 【課題】小型で大口径を有する高性能な光学系および撮像装置を提供する。
  • 従来技術には、小型化と高い光学性能との両立の観点から検討の余地が残されている。たとえば、特許文献1、2に記載の技術は、大口径の光学系だが、倍率色収差の補正が不十分である。特許文献3に記載の技術は、第1レンズ群でのレンズの配置に検討の余地が残されており、光学全長の短縮と高性能化との両立が不十分である。
  • 本発明の課題は、小型で大口径を有する高性能な光学系および撮像装置を提供することにある。

  • 実施例1(13mm F1.8)
    焦点距離 13.1301 13.1331 13.1412
    Fナンバー 1.8023 1.8197 1.8812
    半画角 48.5322 48.4523 48.1981

tamron_patent_2023019072_001.jpgtamron_patent_2023019072_002.jpg実施例のレンズは、半画角の大きさからAPS-C用のレンズのようですね。ソニーはAPS-C用の11mm F1.8や15mm F1.4の超広角単焦点レンズをラインナップしていますが、ことによるとタムロンもこのようなレンズの製品化を考えているのかもしれませんね。