ソニーが「FE 50mm F1.4 GM」を正式発表 [内容更新]

ソニーが、新しい標準単焦点レンズ「FE 50mm F1.4 GM」を正式に発表しました。

Sony adds 50mm F1.4 to GM lineup(DPReview)

  • ソニーがEマウントのレンズラインナップにFE 50mm F1.4 GMを追加し、FE 50mm F1.2 GMよりも安価で軽量なレンズを提供することとなった。
  • このレンズは、最近の他のソニーのレンズと同様に、動画とスチルの撮影に適した設計になっており、絞りリングは動画撮影時にはクリックを解除することができる。
  • AFの駆動には一対のXDリニアモーターが使用されており、旧型のT*FE 50mm F1.4 ZAよりもAFは最大1.9倍速くなったとソニーは主張している。また、新型は旧型のZAよりも小型軽量でよりシャープになり、低価格化を実現している。
  • 新型は、2枚の「超高度非球面」レンズと1枚のEDレンズを含む11群14枚のレンズを採用している。また、11枚羽根の円形絞りを採用し、最短撮影距離はマニュアルフォーカスで38cm、最大撮影倍率は0.18倍となる(AF時は最短撮影距離41cm、最大撮影倍率0.16倍)。
  • このレンズにはフォーカスブリージングが見られるが、最近のカメラにはフォーカスブリージング補正で対応可能だ。
  • 他のGMレンズと同様、防塵・防滴に配慮した設計となっている。
  • 全長は96mm、最大径は81mm、重さは516g、フィルター径は67mm。
  • 希望小売価格1299ドルで、4月下旬から5月上旬に発売される予定だ。

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ソニーの新しい標準レンズ「FE 50mm F1.4 GM」は「FE 50mm 50mm F1.2 GM」と比べて、全長が12mm小さくなり重さが262gも軽く、これだけ小型軽量化されていれば取り回しはずっと楽になりそうですね。

価格は1850ユーロと噂されていましたが、北米では1299ドルと、ヨーロッパの付加価値税を考えても噂よりもずっと安価になっているようです(ただ、国内ではドルを円に換算した価格よりも高くなりそうですが)。

[追記] 国内でも正式に発表されました(製品ページ)。国内の発売日は2023年4月21日、予約開始は2月28日10時からとなっています。