Photons to Photos に、パナソニックの像面位相差AFを採用した2400万画素機「LUMIX S5 II」のダイナミックレンジと高感度ノイズの計測データが掲載されています。
機種名 | 最大ダイナミックレンジ | ローライトISO | ローライトEV |
S5 II | 11.23 | 5796 | 10.86 |
S5 | 11.48 | 5968 | 10.90 |
EOS R6 Mark II | 11.52 | 5575 | 10.80 |
Z6 II | 11.28 | 5298 | 10.73 |
α7 III | 11.60 | 6420 | 11.00 |
α7 IV | 11.71 | 5365 | 10.75 |
- S5 IIとS5のダイナミックレンジの比較
- S5 II とEOS R6 Mark II、Z6 II とのダイナミックレンジの比較
- S5 II とα7 III、α7 IVとのダイナミックレンジの比較
LUMIX S5 II のセンサーはS5に比べるとわずかにダイナミックレンジと高感度のスコアが低下していますが、これは像面位相差AFを採用した影響なのでしょうかね。とは言え、S5とS5II のRAWは、実写では同レベルの画質と見てよさそうです。
また、超高感度域のダイナミックレンジはS5IIがS5を上回っていますが、これはS5 IIがRAWにノイズリダクションをかけているためです。S5 IIと他社のライバルとの比較でも、ダイナミックレンジや高感度性能はそれほど大きな違いはないようですね。
NK
スペック比較をみて、多少の誤差はあるけど、大差がありません。
シリコンを使ったフルサイズ素子も行きつくところへいきました。
積層素子や開口率も当然の流れですが、
材料レベルでのイノベーションが必要になりますね。
Syutama
このデータの意味するところをよく理解できずにいます。最大ダイナミックレンジは数値が大きいほど良いとすれば、現代のカメラは初期のカメラから大幅に進化しているようですね。また、計測方法は同じカメラを複数台計測してその機種の平均データをとっているのか、あるいはたまたま手元にある一台を計測してその機種の代表データとしているのか、レンズは何を使用しているのか、そもそもレンズを使用しない計測なのかなど興味が尽きません。
シュワシュワ
近年は画質の進化は画像処理エンジンの処理によるものでセンサー自体の性能は頭打ちになった感がありますね
NKさんのおっしゃるようにイノベーションがないと大きな変化は難しそうです
有機センサーとかどうなったのかなー?