紙でできたデジカメ「PaperShoot」はフィルムカメラのようなワクワク感を感じるカメラ

マイナビニュースに、台湾製の外装が紙でできたデジカメ「PapaerShoot」のレビュー記事が掲載されています。

紙でできたデジカメ「PaperShoot」 不便だが楽しい意欲作

  • 「紙でできたデジカメ」として若年層を中心に注目を集めているのが、台湾生まれの「PaperShoot」。紙製のジャケットで覆われたカメラ本体には背面液晶すらなく、使い勝手はハッキリいって悪いが、撮れる絵はフィルム風の味があって意外にハマる。
  • 透明なアクリル製のジャケットや木でできたジャケットなど、変わり種のジャケットに替えて別物のカメラのようにして使えるのも楽しいポイント。
  • ファインダーは単なる素通しの穴で、正確なフレーミングは望むべくもない。背面液晶はなく、スマホと連携するWi-Fi機能もないので、撮影した写真はパソコンでSDカードを開くまでは見られない。使い勝手は「写ルンです」などのレンズ付きフィルムに近いといえる。
  • ファインダー以上に困ったのが、シャッタータイムラグの長さ。シャッターボタンを押してから写真が記録されるまでのタイムラグが2秒以上あり、狙った瞬間を撮ることは不可能だ。
  • 撮影した写真をPCで開くと予想外にマトモな仕上がりで、しかも味があると感じた。色あいや描写がデジタルくさくなく、精細感に欠けた仕上がりもあって、どこかフィルム写真の雰囲気を感じさせる。
  • PaperShootの価格は、厚紙製のジャケット1枚が付属する標準モデルが14,600円と、そこそこ手ごろな価格に収まっている。
  • 撮影した写真がその場では見られないのは最初はとても不便に感じたが、フィルムのようなワクワク感も感じた。フィルムカメラ感覚の撮影が楽しめるのに、フィルムカメラよりも圧倒的に低コストで済む、という点がPaperShootの魅力だと感じた。

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PaperShootは、様々なジャケットに着替えさせられる面白いコンセプトのカメラですね。カメラとしての性能や使い勝手はスマートフォンに全く及ばないので普段使い用には難しいと思いますが、サンプルを見ると、撮影した写真はフィルムカメラのような味があってなかなか楽しめそうなカメラという印象です。