ニコンZマウント用のサードパーティー製AFレンズは純正と競合しないレンズのみライセンスが供与される?

Nikon Rumorsに、ニコンのサードパーティーに対するZマウントライセンスのポリシーに関する噂が掲載されています。

Nikon will allow third-party lenses only if they are complementary to the Nikkor lens lineup

  • ニコンがサードパーティにZマウントのAFレンズを正式にライセンスするのは、そのレンズが既存のニコンのZレンズと競合ぜず、ニコンの現在のZレンズのラインナップを補完する場合に限られると聞いている。

    この戦略は、既に現在のタムロン製のZマウントレンズで見て取ることができる。タムロンのZマウントの28-75mmは、ニコンのZ 24-70mm F2.8、Z 24-70mm F4などと同じスペックではない。また、タムロンのZマウント用レンズ「70-300mm F4.5-6.3 Di III RXD」もラインナップの中では異色の焦点距離のズームだ。

    これはMFレンズには当てはまらず、ニコンは既存のニコンZレンズと同じ焦点距離のサードパーティー製MFレンズを承認している。例えば、VoigtlanderのZレンズの多くはニコンに同じ焦点距離のレンズがある。今後登場が予想されるシグマのZマウント用レンズでも同様になるだろう。

  

噂の信憑性はよく分かりませんが、タムロン製の最初のZマウントレンズで純正にはない70-300mmが登場したところから、確かにニコンが純正と競合しないレンズだけを許可しているようにも見えますね。

この噂が事実だとすると、サードパーティー製のZマウントのAFレンズは一部のレンズしか登場しないことになりますが、それでも35-150mm F2-2.8や20-40mm F2.8などの純正には無い個性的なスペックのレンズのZマウント版は期待できるので、ユーザーにとってはかなり恩恵がありそうです。