Canon Rumorsに、キヤノンの新しい2本のティルトシフトレンズに関する噂が掲載されています。
・New Canon Tilt-Shift lenses in the wild [CR2]
- 多くの要望があったRFマウントのティルトシフトレンズがついに登場するようだ。ティルトシフトレンズは長い間我々の(噂されているレンズの)ロードマップに掲載されており、これらのレンズはどうやら史上初のAFのティルトシフトレンズになるようで、これは大きな進歩だ。
新しいティルトシフトレンズは、選ばれた写真家達の手元にあると聞いている。噂されているRFのティルトシフトレンズは次の通りだ。
TS-R 14mm F4 L
TS-R 24mm F3.5 L
我々はもっと長い焦点距離のティルトシフトレンズも開発中だと推測しているが、ここ数ヶ月の間に我々が聞いているのはこの2本のレンズだけだ。
我々は多くのキヤノンユーザーが、大口径単焦点Lレンズとより手頃な価格のレンズを望んでいることは知っているが、EFレンズのラインナップの強みはニッチなレンズ群で、これはRFマウントでも同様に重要なものだと思う。RFマウントのMP-Eマクロの市場もあると考えている。
かなり以前から噂されていたRFマウント用のティルトシフトレンズですが、実写テストが始まっているようで、製品化もそれほど先のことではなさそうですね。TS-Rレンズは以前からAFレンズになると噂されていましたが、これも実現する可能性が高くなってきたような雰囲気です。
ティルトシフトレンズの焦点距離は、従来は最もワイドだったのがTS-E17mm F4Lででしたが、TS-Rでは14mmになっており、この広い画角はミラーレスのショートフランジバックだから実現できたのかもしれませんね。
rhodium
AFに像面、それもほぼ全域を使えるので理にかなったロードマップですね。一度は使ってみたいレンズですが、使用頻度と価格の関係で手が出ません。個人的にはRF50mmF1.4を待ちわびています。独立したフォーカスリング、絞り羽根9枚、ナノUSMで。
Oort
噂段階ですが、この辺りのレンズをAFにして早い段階で出してくる辺りは、さすがキヤノンですね。
とある建築写真家
AF化することでメリットを受けるプロは少ないと思う。
AF化より、高画質化と値段を抑えてもらえると嬉しいんだが、、。
そして何より早くリリースしてほしい。
シフトの領域はLaowa15登場したが
とにかく使いにくい。
hui
建築、美術、物撮り系で定番のTS-Eですが、RFモデルを長らく待っています。
TS量もEXIFに記録されると良いのですが。
AFは撮影効率が上がり、クライアント立ち会いの現場では相当な効果を望めます。
ほっじす
この手のレンズは構造的な理由でAF化は無理だとなにかの記事で見ましたが、もしAFできるとなれば革新的なレンズといえますね。
rocky
いずれは、デジタルでシフト処理をする方法か一般的になるかもしれません。しかし今現在は、画質の面でも後工程の手間削減という意味でも光学レンズの方が安心という気がします。
kuroneko
私も、huiさん同様、建築、美術品、物撮りで、TS-Eを使っています。
TS-Eは5本すべてを使っており、これがないと仕事にならないレベルなので、RFマウント化を心待ちにしている者の1人です。
キヤノンさんには、このようなニッチなレンズも用意して下さり、感謝しています。
ミラーレスになって、ファインダーで拡大しながら、チルト時のピント調整ができるので、とても便利になりました。
実際使わないと分かりませんが、ソフトでは補正できない事も多く、絶対に手放せないレンズです。
デジタル化されて、最初の方にリリースされた、24mmと17mmに関しては、特にリニューアルを期待しています。
なので、噂はありましたが、今回の情報はとても嬉しく思っています。
ミラーレス用にフランジバックが短くなり、光学的にどのように変わるのか楽しみです。
24mmも解像度不足の不足を感じ、17mmの色収差はLightroom等での色収差補正は使えず、Photoshopで手動の処理が必要になります。
また周辺部の流れも気になります。仕方ないですが、出目金で、常にハレ切りしています。
やはり、設計も難しいのでしょう。
50mm、90mm、135mmは光学的には優秀ですが、もう少しシフトしたい、チルトできればという事が多々あります。
また、マウントアダプターの使用はTS-Eだけなので、こちらも更新を期待しています。