PCmagにパナソニックのLマウント用の超広角単焦点レンズ「LUMIX S 18mm F1.8」のレビューが掲載されています。
・Panasonic Lumix S 18mm F1.8 Review
- 大きさとフィルター径は24mm F1.8、35mm F1.8、50mm F1.8、85mm F1.8と同じで、これはジンバル使用時にレンズ交換する際に便利で、フィルターも共有できる。
- 鏡筒はポリカーボネート製で、Proシリーズではないにもかかわらず、防塵防滴仕様でフッ素コーティングも施されている。
- 鏡筒の操作部はフォーカスリングとAF/MF切り替えスイッチのみで、ベーシックなものだ。フォーカスリングはリニアとノンリニアに切り替え可能だ。
- フォーカシングはリニアモーターの採用でキビキビと動き、作動音は静かだ。フォーカスブリージングは見られず、ブイログや映画撮影の用途に適している。
- このレンズは7.1インチ(最大撮影倍率1:5)まで寄れるので、接写を楽しむことができる。ワイドレンズの接写はドラマチックな表現ができる。
- ラボテスト:S5 II との組み合わせでは、絞り開放で2200本の優れた解像力を実現している。遠景でも良好な結果が得られるが、隅々までシャープにするにはF4~11に絞ることを勧める。このレンズで撮影した星空はかなり満足の行くものだった。絞り込むとキレイな光芒が現れる。
- 歪曲と周辺光量落ちはJPEGでは自動補正されるが、未補正のRAWでは複雑な陣笠状の歪曲と強い周辺光量落ちが見られるので、現像時に補正プロファイルの適用が必要だ。
- 絞り開放では背景をボカすことができるが、後ボケは少しうるさい。玉ボケは若干輪郭が目立つバブルボケで、ボケに紫や緑の色もつく。紅葉のような複雑な背景では個性的な賑やかなボケになりそうだ。
- このレンズは特にブイロガーに魅力的なレンズだが、風景や建築用としても便利だ。防塵防滴でAFはキビキビと動き、光学系はシャープで、画質と性能は満足の行くものだ。電子補正も適用されているがクリアで画質を損ねることはない。
- 明らかなライバルはシグマの20mm F2 DG DN Contemporaryで、シグマは金属外装で見事なデザインだが、18mm F1.8ほどしっかりした耐候性はなく、それほど寄れない。また、シグマの20mm F1.4 DG DN Artは申し分のない画質だが、動画よりも天体向けの機能が搭載されており、大きく重い。3本のレンズにはのうち、パナソニック18mm F1.8はフォーカスブリージングが少ないので動画に最適だ。
- 18mmの画角はVlogに適しており、明るいので背景をボカすこともできる。絞れば風景や建築などにも効果的なレンズだ。同じようなコンセプトのシグマ20mm F2 DG DNより少し高価だが、18mm F1.8は防塵防滴でフォーカスリングはリニアになり、特に動画用途ではより多くの費用をかけるだけの価値がある。
- 良い点:フルサイズ対応の明るい光学系、風景やブイログに理想的な超広角、素早く静かなAF、防塵防滴・防汚コーティング、フォーカスブリージングが少ない、ジンバルに最適な控えめなサイズ。
- 悪い点:ボケに色収差が見られる、鏡筒の操作部(機能)が少ない。
18mm F1.8は少し絞らないと隅が甘いようで、また、歪曲や周辺光量落ちの補正は電子補正に依存しているようですが、18mmでF1.8のレンズとしてはコンパクトなのでこれは仕方のないところですね。
このレンズはブイログの自撮りに向いた焦点距離で、フォーカスブリージングが少なく、フォーカスリングがリニア・ノンリニア切り替え可能と、特に動画メインの方にはポイントが高そうですね。
シュワシュワ
このシリーズはサイズ感が統一されていて価格も程々でいいですね
隙間になってる40mm,28mmなんかも出てくれるといいですがどうかなー?
ネコのたま
このシリーズ ハズレなしみたいだし
1本買うと 他も欲しくなるんだよね
複数本で キャッシュバックとか やらないかな