ライカが「VARIO-ELMAR-SL 100-400 F5-6.3」を正式発表

ライカがLマウント用の超望遠ズーム「VARIO-ELMAR-SL 100-400 F5-6.3」と1.4倍のテレコン「EXTENDER L 1.4x」を正式に発表しました。

Leica announces Vario-Elmar-SL 100-400 F5-6.3 and 1.4x 'extender'(DPR)

  • ライカは、Lマウント用望遠ズームレンズ「Vario-Elmar-SL 100-400mm F5-6.3」を発表した。また、このレンズに対応する1.4倍テレコンバーターも発表され、560mmF9まで焦点距離を伸ばすことができる。
  • 100-400mm F5-6.3は開放F値がやや大きい目なため、望遠レンズとしては比較的コンパクトにまとまっている。
  • このレンズにはアルカスイス対応の着脱式の三脚座が付属している。三脚座のリングにはダイヤルがあり、90度ごとに回転してロックできるようになっている。
  • 400mm時の最短撮影距離は1.59mで、最大撮影倍率0.24倍。全長は198mm、最大径は88mm。重さはフードなしで1530g、フード付きで1620gだ。
  • AFモーターはステッピングモーター、フォーカシングはインナーフォーカス。防塵防滴仕様。最短撮影距離は1.1m。
  • 鏡筒は金属製だが、16群22枚の光学系はシグマの100-400mm F5-6.3 DG DN OSの光学系と酷似している。
  • 同時に発売される1.4倍のテレコンバーターは182gで、現在SL 100-400mmにのみ対応している。
  • SL 100-400mmの希望小売価格は2195ドル、テレコンは875ドルで即日発売される。

LEICA_VARIO-ELMAR-SL100-400mmf5-6.3_of_001.jpg先日画像がリークしていたライカの超望遠ズーム「VARIO-ELMAR-SL 100-400 F5-6.3」が正式に発表されました。レンズ構成はシグマの100-400mm F5-6.3 DG DN OSと同じで、噂通りシグマのレンズがベースになっているようですが、鏡筒は金属製で質感はかなり高そうに見えます。

価格は2195ドルと、ベースとなったシグマのレンズよりはかなり高いですが、ライカのレンズとしては非常に安い価格設定ですね。