マップカメラの年間の販売台数ランキングで「α7 IV」が2年連続1位に

THE MAP TIMES に、マップカメラの2022年度(2022年4月から2023年3月末まで1年間)のデジタルカメラの販売ランキングトップ20が掲載されています。

2022年度 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

  • 2022年度 新品デジカメ販売数ランキング

    1位 SONY α7IV
    2位 Canon EOS R7
    3位 FUJIFILM X-T5
    4位 Nikon Z9
    5位 Canon EOS R6 Mark II
    6位 Canon EOS RP
    7位 SONY α7RV
    8位 Canon EOS R6
    9位 FUJIFILM X-H2
    10位 FUJIFILM X-S10
    11位 RICOH GR IIIx
    12位 SONY VLOGCAM ZV-E10
    13位 Canon EOS R10
    14位 Canon EOS R5
    15位 FUJIFILM X-H2S
    16位 Nikon Z fc
    17位 Nikon Z6II
    18位 Panasonic LUMIX S5II
    19位 OM SYSTEM OM-1
    20位 Canon EOS R3

  • 2022年度の新品部門を制したのは『SONY α7IV』、なんと2年連続の年間1位だ。今回、強力な新型機を寄せ付けず、2位以下を大きく引き離す形で2年連続の栄冠に輝くとは全く想像できなかった。
  • 2位は『Canon EOS R7』。6月に初登場1位を果たした後も上位をキープしていたが、供給が安定せず品薄状態に。2023年3月にはついにランキング10位以内から外れてしまった。それでもα7IVに次いで年度2位は立派。
  • 3位に『FUJIFILM X-T5』が入った。2位とは僅差、逆に4位以下を大きく離している。供給不足で2月にはランク外に姿を消してしまう事態に。もし供給が安定していたら、年度1位も狙えたかもしれない。FUJIFILMの供給不足の問題はどのメーカーよりも深刻な状況だ。
  • 4位に『Nikon Z9』。供給が安定するようになると、毎月上位をキープするようになり今回の年度4位という好結果につながった。60万円以上のフラッグシップ機が4位に入るというのは、多くのカメラ愛好家が集うマップカメラならではのランキングともいえる。
  • 今回、ランキング10位以内に2022年度発売のニューモデルは5機種ということになりました。前回2021年度は4機種でした。20位までで見ても、前回合計6機種に対し今回は計8機種に。

 

α7 IVの年間販売ランキングで2年連続1位は本当にすごいですね。α7 IVは現在でも高い人気を維持しており、ことによると来年も1位を狙えるかもしれませんね。

2位のEOS R7は供給が安定しなかったので、月間のランキングではそれほど強いという印象はありませんでしたが、年間では2位とかなり売れたようです。2022年度は富士フイルムを含めてAPS-C機が数多くランクインしており、フルサイズ一辺倒の流れが変わってきましたね。

3位にはX-T5がランクインしていますが、あれだけの供給不足で3位なので、もし供給不足にならなければ、どこまで伸びたか見てみたかったところです。富士フイルムは9位と10位にもランクインしていて存在感を見せていますね。

ニコンはZ9が年間ランキングでなんと4位にランクインしており、プロ用機としては驚きの人気ですね。

OMDSのOM-1は、発売時に話題を集めた割に19位とマップカメラでは今一つ伸びなかった印象です。パナソニックS5IIは18位ですが、販売期間が1ヶ月半しかなかったので来年に期待したいところです。