Canon Rumorsに、キヤノンのカメラのサポート期限に関する記事が掲載されています。
・How long is Canon going to support your camera?
- 中古カメラを購入する時に気になることの一つに「いつまで修理ができるのか」ということがある。キヤノンはカメラの正式サポート期間のリストを更新した。
例えば、もしあなたがキヤノンEOS Rのお買い得なキャンペーンを探しているなら、このカメラのサポートは2029年11月までだ。EOS M5やEOS M6といったカメラも、今後数年間サポートされる予定だ。
このサポート期間のリストは、キヤノン自身によるものであることを忘れないで欲しい。サードパーティの修理工場でカメラが修理できる可能性は常にある。キヤノンはこのリストに掲載されていないカメラのサポートは終了していると述べている。
EOS M3: 2024年7月
EOS M5: 2026年2月
EOS M6: 2027年3月
EOS M6 Mark II: 2029年3月
EOS M10: 2024年9月
EOS M100: 2026年11月
EOS M200: 未定
EOS M200 (Gold): 2028年3月
EOS KissM: 2027年11月
EOS KissM II: 未定
EOS R: 2029年11月
EOS R3: 未定
EOS R5: 未定
EOS R6: 未定
EOS R7: 未定
EOS R10: 未定
EOS Ra: 2028年1月
EOS RP: 未定
EOS RP (Gold): 2026年6月
(※以下、一眼レフカメラのリストを追加しました)
EOS-1D X Mark II:2026年7月
EOS-1D X Mark III:未定
EOS 5D Mark III:2024年3月
EOS 5D Mark IV:未定
EOS 5Ds:2027年5月
EOS 5Ds R:2028年8月
EOS 6D:2025年9月
EOS 6D Mark II:未定
EOS 7D Mark II:2027年1月
EOS 70D:2023年11月
EOS 80D:2027年10月
EOS 90D:未定
EOS Kiss X7:2024年2月
EOS Kiss X7i:2023年11月
EOS Kiss X8i:2025年8月
EOS Kiss X9:2026年5月
EOS Kiss X9i:2026年11月
EOS Kiss X10i:未定
EOS Kiss X10:未定
EOS Kiss X70:2023年7月
EOS Kiss X80:2025年4月
EOS Kiss X90:未定
EOS 8000D:2024年2月
EOS 9000D:2026年11月
カメラを新品で購入する場合にはサポート期間はあまり気にならないかもしれませんが、Canon Rumorsの言うように、中古で購入する場合には、サポートが終了していると修理できない可能性が高くなるので、サポート期間は気になるところですね。
サポートが終了しても修理専門業者である程度対応できるかもしれませんが、電子部品満載のデジカメをMFのフィルムカメラのように長期間使うのは難しそうですね。
CVN-65
5DⅣも6DⅡもサポート期限未定なんですね。
一眼レフが思ってたより長く使えそう。
ほっとみるく
大体11-12年前後なんですね
今までは頻繁に買い替えてたのでサポート期間気にしてなかったけど
今後はボディの価格高いので長く使ったり、中古を買うこともあるかもしれないので多少気にしたほうが良いのかな
swing
キヤノンの場合、デジタル一眼レフとミラーレスカメラは、製造打ち切り後7年間の修理対応を保証してますね。レンズも一緒。
https://canon.jp/support/repair/terms
フィルム一眼レフカメラは10年ですが、これは昔業界で決めた共通の修理対応期間だったと思う。
家電なども取り決めがあります。「補修用性能部品の保有期間」といいます。
例えばパナはこんな表を出してます。
https://panasonic.jp/support/repair/warranty.html
最低限この期間は修理できるということなので、長く使いたい人は購入時に気にした方がいいですね。
ただし、たまに部品枯渇とかで期限を待たずに修理不能になったりしてます。その場合はメーカーが告知してるので、ニュースサイト等を見てると気付くことがあります。
しかしまぁ、レンズ7年というのは長いようで短いですねぇ。
何本か修理対応終了してて直せないのがあったよ。修理対応終わった頃にUSMが壊れる…。
路傍のカメラ好き
このリスト、期限7年から逆算するといつまで製造していたかがわかって結構面白いです。
意外なところだと、EF8-15mmフィッシュアイはまだ各所で販売中ですが、修理期限が2026年5月=2019年5〜6月には製造終了していた、というのがあります。数が出るレンズじゃないから在庫僅少マークが付かないんでしょうね。
弁証法
望遠系の高価なレンズなども思ったより修理対応の終了が早くて、プロが打撃を受けているという話を耳にしますね。
自動車のようにサードパーティーで互換部品みたいなものが作れたらもっと良いのでしょうけれど、経済規模が違うためなかなか難しいという現状のようです。
シタラ
>路傍もカメラ好きさん
情報ありがとうございます。
私はEF8-15mmFEでEFマウントにしたので、このレンズに修理期間は重要です。普通に売ってるのでまだ大丈夫と思ってました。
桜撮るのにも面白いレンズなんですが、人気無いんですかねぇ。
ジェラ
最近は使ってないけどEOS 6Dはまだサポートしているとは
発売から13年もサポートしてくれたら十分かな。
シャッター耐久をかなり超えているけどまだ問題なく動いてる
路傍のカメラ好き
>シタラさん
おお、お役に立てたようで何よりです。期限前に点検に出しておくのがいいですね。
作例見ると凄く面白そうですが、自分の目にピタッとハマらないと使いこなすのが難しい、玄人向けのレンズかもしれませんね。
リストのURLはswingさんが載せてらっしゃいますので、他の手持ち機材も確認しておくのがオススメです。私も手元に残すEFレンズはあんしんメンテのオーバーホール出しておこうかなと検討中……値段は張りますが、思い出深いですし使い続けたいものです。
taka
コンシューマー向けとしては長く感じますが、業務用装置としては短く感じますね。
フルサイズ程度の価格なら、業務用装置としては安い部類ですが。
かんちゃん
今は、ボディもレンズも電子部品の塊なので、修理となれば、基盤交換になることが多いのでしょう。
キヤノンは製造中止後8年が目安みたいなので、レンズは、製造期間がボディより長いレンズを初期に買った人は、その分、修理期間が長くなります。
機械部品だけで作られていたフイルムカメラやマニュアルフォーカスレンズと比較するのは無理でしょう。
セアカ後家
ミラーレスの宿命でしょうかね。
電化製品と思った方が良いとこの記事を読んで
考え直しました。
で、ふと一眼レフに邁進するペンタの修理のところを
見てみたら、期限はこれと言って切ってないようで、
かなり前のレンズも機種も対応できそうでしたよ。
カメラを大切にする人の為にリコペンの狙いはこの辺りも
あるのかもしれませんね。
自分をCanon派だとずっと思ってましたが、比較すると
なんだか違うように思えてきました。。。。。
にゃ
キヤノンとニコンは指定修理業者制度というのをやっていて、
修理講習を受けた修理業者さんに、特約店という称号を与えて、
修理部品を販売しています。
修理業者は、修理需要のありそうな機材のパーツを購入して、メーカー修理対応後でも
修理を行えるようにしています。
カメラ修理の最後の砦は意外と町の修理屋かもしれません。
また、古いカメラを長い使う場合には、修理屋さんと仲良くなっておくのも大事ですね。
桃太郎
EOS RP (Gold): 2026年6月
これに驚きです。
なんとなく修理期間が短めに設定されているような気が。