4月のマップカメラのランキングで初登場の「EOS R8」が3位、「ZV-E1」が6位にランクイン

THE MAP TIMES に、マップカメラの2023年4月のデジタルカメラの販売ランキングが掲載されています。

2023年4月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

  • 新品デジカメ4月ランキング

    1位 SONY α7IV
    2位 Canon EOS R6 Mark II
    3位 Canon EOS R8
    4位 FUJIFILM X-S10
    5位 Nikon Z9
    6位 SONY VLOGCAM ZV-E1
    7位 RICOH GR III
    8位 RICOH GR IIIx
    9位 SONY α7RV
    9位 Nikon Z fc

  • 今回1位を獲得したのは、「α7IV」。2022年9月以来7ヶ月ぶりの首位返り咲き。大きな要因として、キャッシュバックキャンペーンの終了が近づくにつれ、新品の需要が大きくなったことが挙げられる。
  • 僅かな差で、α7IVの1位復活を許してしまった2位「EOS R6 Mark II」。これで3ヶ月連続の2位だ。それでも2位をキープし続ける人気ぶりはさすが。
  • 3位のEOS R8は4月14日発売の注目機だったが、EOS R7登場の時のような圧倒的なデビューには至らなかった。フルサイズセンサー機は動画撮影のニーズもより高く、その際手ブレ補正機構非搭載というのはかなりマイナスイメージに働いてしまう様だ。
  • 4位の「X-S10」は相変わらずの「お取り寄せ」状態が続いている。新年度に入って富士フイルムの苦境は収まるどころか、より深刻化している模様。
  • 「ZV-E1」は初登場6位に入った。VLOGCAMシリーズはすっかり人々の間に定着した感があるが、初登場6位というのは少し地味な印象を受けてしまう(ZV-1もZV-E10も初登場1位)。今までよりかなり価格が高額になったことも影響しているのだろう。

 

ソニーはα7 IVは引き続き高い人気を維持していますが、新製品のZV-E1は6位と、同じZVシリーズのZV-1やZV-E10の発売時に比べると控えめなスタートとなっているようですね。キヤノンはEOS R8が3位スタートと悪くはないもののそれほど勢いはないようです。

富士フイルムは昨年後半からずっと供給不足が続いてますが、最近は更に深刻化しているということなので、カメラが入手しづらい状況はまだしばらく続きそうですね。

ニコンはZ8発表直前にもかかわらずZ9が高い人気を維持していますが、Z8発売された後にどうなるのか興味深いところです。

あと、レンズ交換式カメラを含めてのランキングで、リコーが発売から時間が経っているGRシリーズで7位と8位にランクインしているのは大健闘と言ってよさそうですね。