キヤノン「EOS R50」のダイナミックレンジと高感度性能の計測データ

Photons to Photosに、キヤノンの新しいエントリモーデル「EOS R50」のダイナミックレンジと高感度性能の測定データが掲載されています。

Photons to Photos

機種名 最大ダイナミックレンジ ローライトISO ローライトEV
EOS R50 10.57 1873 9.23
EOS Kiss M 9.84 1409 8.82
EOS R10 10.54 1810 9.18
EOS R7 10.49 2213 9.47
Z 50 10.53 2406 9.59
α6600 10.97 2929 9.87
X-T30 10.47 3645 10.19

 

  • EOS R50と、EOS M50(Kiss M)、EOS R10とのダイナミックレンジの比較

canon_EOSR50_d-range_ptop_001.jpg

  • EOS R50とX-T30、Z50、α6600とのダイナミックレンジの比較

canon_EOSR50_d-range_ptop_002.jpg

EOS R50のセンサーはEOS R10のセンサーとほぼ同じ特性で、この2機種は同じセンサーを使用していると考えてよさそうですね。

R50、R10のAPS-C用のセンサーはKiss Mの2400万画素センサーの読み出しを高速化した小改良バージョンと言われていますが、上記のグラフや表からダイナミックレンジや高感度性能などもKiss Mのセンサーから改善されていることが見て取れますね。

とは言え、他社の同程度の画素数のAPS-Cセンサーと比べると、R50のセンサーは高感度性能やダイナミックレンジで少し遅れを取っているようです。