2023年4月のデジタルカメラの出荷台数はレンズ一体型が好調で前年同月を大きく上回る

CIPAが、2023年4月のデジタルカメラと交換レンズの生産出荷実績表とグラフを公開しています。

デジタルカメラ統計

cipa_202204_001.jpgcipa_202204_002.jpgcipa_202204_003.jpg

交換レンズ統計

cipa_202204_004.jpg

2023年4月のデジカメの総出荷台数は前年同月比で119.9%(金額ベースで127.7%)と、台数ベース、金額ベースともに前年同月を大きく上回っています。今年の初めは低調なスタートでしたが、3月4月とかなり伸びてきましたね。

カメラの出荷台数のうち、レンズ一体型が前年同月比で125.5%(金額ベースで147.1%)と珍しく好調で、前年同月を大きく上回っています。レンズ交換式は前年同月比で118.4%(金額ベースで126.0%)と伸びてはいますが、4月はレンズ一体型の方が好調のようですね。

レンズ交換式のうち、一眼レフの出荷台数は10万1869台、ミラーレスは40万3830台で、一眼レフは前年同月の70%に減少していますが、ミラーレスは143.4%に増えています。

地域別の出荷台数は台数ベースで日本が前年同月比で153.8%、中国が166.1%、日本中国以外のアジアが124.5%、欧州が106.4%、米州が92.3%、その他地域が134.6%と、日本と中国、その他のアジアは好調ですが、米州は前年割れと精彩を欠いているようです。