5月のマップカメラのランキングで初登場の「Z8」が2位に5倍の圧倒的大差でトップに

THE MAP TIMES に、マップカメラの2023年5月のデジタルカメラの販売ランキングが掲載されています。

2023年5月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

  • 新品デジカメ5月ランキング

    1位 Nikon Z8
    2位 Nikon Z9
    3位 SONY α7IV
    4位 Canon EOS R6 Mark II
    5位 FUJIFILM X-H2
    6位 SONY α7RV
    7位 Canon EOS R8
    8位 FUJIFILM X100V
    9位 OM SYSTEM OM-1
    10位 Nikon Z fc

  • 5/26発売のZ8が2位以下を圧倒的大差で引き離し、見事初登場1位を果たした。圧倒的というのがどれくらいかと言うと、なんとおよそ5倍! しかもその2位もZ9なので、月末店頭でもNikonフロアがいかに盛況(お祭り騒ぎと言った方が近いかも...)であったか、容易に想像できるかと思う。Z8の予約が増せば増すほどZ9での(供給不足の)悪夢を思い出してしまったのだが、Nikonの頑張りでそれは杞憂に終わった。
  • 大差をつけられたとはいえ、2位にZ9も入り依然人気の高さをうかがわせている。Nikonのワン・ツーは2018年2月1位D850、2位D7500の組み合わせ以来、実に5年ぶりのこととなる。

  • α7IVはNikonに水を開けられる形になったが、キャッシュバックキャンペーンの駆け込み需要で何とか3位を獲得した。
  • 4位にEOS R6 Mark II。常に上位にいて安定した人気を示しているが、新型機や勢いのある機体には敵わず、1月以来首位から遠ざかっている。このところ何となくCanonの勢いが感じられない。
  • 5位には X-H2が入った。相変わらず深刻な供給不足から脱していないX-T5、また同じく供給不足を抱えたまま生産終了してしまったX-S10と、苦しい状況が続くFUJIFILM。その中でX-H2が頑張っている。

 

Z8が2位に5倍の大差で初登場1位に輝きました。Z8の勢いもすごいですが、高価なプロ用機にもかかわらず発売から1年半が経過して2位にランクインしているZ9もすごいですね。Z8は発売時のZ9と異なり供給不足に陥っていないようなので、しばらくはこの勢いが持続するかもしれません。

ソニーとキヤノンは今回はニコンに押されぎみですが、定番の機種が上位にランクインしており通常運転という印象です。富士フイルムは供給不足の影響が深刻で、人気云々よりもその月に入荷してきたカメラがランクインしているようですね。