シグマの新しいFoveonセンサーにはまだいくつかの問題があるが決して諦めることなく開発に取り組む

CineDで、シグマの山木和人社長のインタビュー動画が公開されています。

SIGMA Interview with CEO Kazuto Yamaki

  • (Foveonセンサーに関する新しい情報は?)
    我々はまだ技術開発に取り組んでいる。解決しなければならないいくつかの技術的な問題があり、引き続き解決に取り組んでいる。決して諦めることはない。数名のエンジニアを新しいFoveon X3センサーの開発に割り当てており、彼らは新しいX3センサーを非常に意欲的に開発している。

  • (Foveonセンサーの開発スケジュールについて)
    プロトタイプセンサーを開発するたびに小さな問題が見つかるので、何とも言えない。結果には100%満足して貰えると思うが、リリース時期を確約することはできない。

  • (fpのボディにFoveonセンサーを組み込むのか?)
    fpの形状は本当に気に入っているが、Foveonセンサーには非常に強力な画像処理エンジンが必要になるので、バックエンドシステムをfpほど小さいサイズに収めるのは難しいかもしれない。しかし、我々の方向性である小型化には取り組んでいく。

 

シグマのフルサイズFoveonセンサーは、製品化までにはまだ少し時間がかかりそうですが、山木社長が「決して諦めることはない」と述べているので、期待して待ちたいと思います。Foveon搭載機のボディに関しては、画像処理エンジンをfpのサイズに収めるのは難しいようなので、少し大きなボディになりそうですね。