ソニーストアが「動画重視」の方針でリニューアル

マイナビニュースに、ソニーがソニーストアを「動画重視」の方針でリニューアルしているという記事が掲載されています。

カメラに続き、ソニーストアも"動画重視"に ソニーの狙いは

  • デジタルカメラをいち早く動画重視の方針に切り替え、「α」「VLOGCAM」「Cinema Line」を続々ヒットさせたソニー。この夏、直営店「ソニーストア」も動画重視の方針でリニューアルした。
  • ソニーが、ソニーストア札幌を皮切りに直営店のリニューアルに乗り出した。リニューアルのキーワードは、若年層を中心に興味関心を持つ人が増えている「動画」。専門知識を持つスタッフによるレクチャー付きの動画撮影や編集、配信が体験できる場を無料で提供するほか、商業施設を訪れた人にカメラを無料で貸し出して動画撮影を体験してもらうサービスも用意する。
  • 若年層に「動画ならソニー」「動画ならα」のイメージを与え、新たなソニーファンや熱心なソニーユーザーを獲得する狙いが垣間見える。
  • 動画体験コーナーは2つ用意され、1つのテーブルは動画配信者の作業デスクをイメージした撮影&配信コーナーに仕立てている。もう1つのテーブルは動画編集コーナーで、Catalyst BrowseやDaVinci Resolveなどのソフトウエアを用いた本格的な動画編集が体験できる。
  • 動画体験コーナーの利用は無料で、オンラインで日時や担当スタイリストを指定しての予約が可能。1回の時間は基本的に60分と長いので、じっくり体験できる。これほど充実した環境での動画体験を無料で提供するのは、一般的な量販店では難しく、動画に興味を持つ人の注目スポットとなりそうだ。

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ソニーはVlog用のZVシリーズの拡充など、動画にはかなり力を入れていますが、リニューアルされて新しくなったソニーストアからも動画への並々ならぬ力の入れようが見て取れますね。動画の配信や編集などは、カメラ店や量販店で体験するのは難しいので、ソニーストアのこの試みは、動画方面からの新しいカメラユーザー獲得に有効な手段かもしれませんね。