タムロンが一眼レフ用の人気のマクロレンズ「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(F017とF004)」の修理ができない場合があることをアナウンスしています。
- 弊社レンズの修理におきましては、昨今の半導体等電子部品の入手困難な状況に加え、部品調達先の生産打ち切りなどもあり、一部の修理部品の確保が困難となっている状況が発生しております。
弊社としましても、部品の入手に手を尽くしてまいりましたが、以下の機種につきましては、修理内容によっては修理ができないケースが発生しておりますので、ご案内させていただきます。
機種名:SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD Model F017ニコン用
ご対応不可の修理内容:AF駆動モーターおよび制御基板の交換が必要な修理
症状)AF作動不具合
カメラとの通信不良 等
機種名:SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD Model F017キヤノン用
ご対応不可の修理内容:AF駆動モーターの交換が必要な修理
症状)AF作動不具合
機種名:SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD Model F004ニコン用
ご対応不可の修理内容:AF駆動モーターの交換が必要な修理
症状)AF作動不具合
機種名:SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD Model F004キヤノン用
ご対応不可の修理内容:AF駆動モーターの交換が必要な修理
症状)AF作動不具合
上記に類似した症状であっても修理可能な場合もございますので、正確には現品を拝見の上、修理可否のご案内をさせて頂きます。
人気のタムキュー(タムロンの90mmマクロ)なので、対象のレンズを所有している方は多そうですね。どちらのレンズも現在はディスコンになっているレンズですが、新しい方のF017は比較的最近まで販売されていたレンズなので、特に購入からそれほど時間が経っていない方は買い替えの時期には早いでしょうし、故障で修理不能になると厳しいかもしれませんね。
信楽焼のたぬき
補修部品の最低保有年数はたしか8年のはずだけど、こういうこともあるんですねぇ。AFが壊れないことを祈るばかり。
シロクロ
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD Model F017のAFをついこの間修理したばかりですが次はなさそうですねえ……
タムロンユーザー
半年以上前にこのレンズを修理に出して、修理ができないとの告知を受けました。
有償による代替商品交換などもできないと言われました、修理部品の保有期間ではないですか?という問いにも、回答はなく何もできないという回答でした。
保守用にすべてのパーツを保有しておくことにも限界があるとは思いますが、そうであるならばこの商品を選んだことが悔やまれます。
メーカーとして評価を大きく落とす回答だと思います。
タムロン製レンズは15本以上購入しましたが二度と買いません。
ら。
こればっかりはしょうがないとしか言いようがないですねぇ。
他メーカーでも起こりうるんだろうなと。タムロンさんには頑張って欲しいです。
Kaz
マクロ域だけでの使用ならマニュアルでもいいとは思いますが、普通に使ってる人は使えないレンズになります。
どうしようもない問題かもしれませんが、こういう時にその会社が本当にユーザーフレンドリーなのかが分かります。信用や信頼を得るには長い時間を要しますが、失うのは一瞬です。ユーザーが不利益を被らないような対策を考えてほしいものです。
いいレンズ、たくさんあるので、タムロンには頑張ってほしいですね。
push
補修部品の保有期間などはあくまで努力義務だったかと思うので、
人気のレンズで長く使う方が多い場合は、昨今の情勢から部品が足りなくなるケース
があるのも納得ではありますが、当事者となってしまった方はショックでしょうね。修理してでも使いたいと思わせる良いレンズなのですから。
シロロン
時代ですかね。
部品メーカーも店をたたんだり企業規模を縮小したり、コロナの影響は飲食業界だけではないですからね。
ましてや、部品の最低保有年数は8年くらいが一般的らしいですが、とはいえ8年も在庫してるわけではないでしょうからね。修理に出して7、8年前の部品使われるのも「ぇ、、、?」ってなりますし。
精密機器ゆえ、部品各々の性能だけでなく大きさが重要だから換えがききにくいんでしょう。。。。
がんばれタムロン。それにカメラ業界!
みさき
人気のタムキューでこの事態とはなんとも。
他のレンズにも波及しなければよいのですが。
タムキュー含めて、タムロン製レンズを複数本所有している身としては気になる次第です。
twice
価格コムの該当レンズの掲示板を見たところ、2021年9月にZマウント対応のリリースを出していますが、これが部品交換が必要なものだったようです。
そして2023年7月にユーザーがZマウント対応について問い合わせたところ、「予想を遥かに上回る依頼があり、部品が払底。」とのこと。
おそらく修理用のパーツも使い切ったのでしょう。
スカタン
症状の中に「カメラとの通信不良」というのがありますね。私自身、Model 172EEでこれが出た経験があり、そうなると、マニュアルでも使えず、撮影自体ができません。私の場合、修理可能期間が過ぎていましたので、後継品のModel 272EEを中古で購入し、今も愛用しています。
ところで、修理不可の2製品共、手振れ補正付のレンズですね。私の272EEは手振れ補正なしですが、2027年まで修理可能で、今回のリストには入っていません。手振れ補正機構付の製品に共通の部品が入手できなくなったということでしょうか。
F.256
残念ですが、こればかりは仕方ないですね。
全てのメーカーに言える事ですが、今は半導体不足やら世界情勢やら色々とありますし、旧機種の部材を確保するために現行品や新製品が作れなくなっては本末転倒です。
個人的には機種や症状等の状況をきっちり説明している分、まだ良心的だと思います。
まーやん
実際このように修理不能という告知が出される事は稀だと思いますが、他メーカーでも部品が一時的に滞って修理可能リストから外れているケースはあります。
タマキューは名玉ですし、人気のレンズですから部品のストックがはけるのも早かったのでしょう。メーカーとしても信頼度が下がるようなことは避けたいと努力はしたと推察します。
ユーザーとしても人気のレンズはこういったことが起こり得るので、こまめにオーバーホールに出したり、余裕がある時に複数台購入しておくなど対策が必要でしょう。自分の周りにも必須の機材は複数台購入したり、ディスコンが近い人気レンズの購入は避けている知人もいます。
wow
ショップの延長保証などに加入していてもメーカーで修理できないのであれば意味がありませんね。某大手ショップでも日本国内で修理できない場合等は保証対象とならないと明記されています。
富士フィルムなどは現行製品すら部品の供給不足でなかなか生産できない状態ですし、各メーカーがコスト削減のため在庫をあまり確保しなかったり早期の生産打ち切りなどを行っていけば今後こういったことは増えていきそうです。
MGA
半導体等電子部品の今の現状はタムロンに限らず、どのメーカーも
この製品の発売当時あたりの時代には予測出来なかったと思います。
結果としてこうなることは、メーカーもユーザーも想定外のことか
と思います。
私もこれより古いタムキューを持ってますが、レンズがAF対応・手ぶれ
補正対応など電気製品的部分もありますので、壊れた時は仕方ないかな
と思ってます(私のモデルはMFでも使えるからまだ締めがつくのもあり
ますが・・・・)。
論点がずれますが、AFの高額金額の長ダマなどは怪しくなりそうに
なる前になんとかするのも、「保険」として適切かなと再認識させら
れました。
α6400
自分のSONY用F004は対象外みたいで、ちょっと安心ですが、
ニコン/キヤノンとはAF駆動モーターが違うんですかね
SONY用だとVCも付いていないですけど…
タロウカジャ
何とも言えない話です、部品がないので修理できない。
タムロンブランドの信頼維持のために可能な限り努力して頂きたい。
108
車やバイクの整備や修理では、メーカーの部品の在庫数がが減ったあと復活したりしますよね。カメラやレンズも同じではないでしょうか。
タムロンは補修部品の保有期間なのに保管してないのか!については、実際には
生産終了時点で作っておいた部品を8年間保管しているのではなく、在庫が減ったら都度生産していて、
生産できる体制を8年間維持しているのだと思われます。
製品によって故障率が違うので必要な部品の数も決め打ちできないし、保管スペースにも限界があるでしょうからね。
今回の件は、部品を再生産するにあたって電子部品が入手できないということなので、
今後こうしたことはタムロンに限らず起こる可能性があると考えるべきでしょう。
現状は補修部品生産のための電子部品を入手する目処が立たず、修理不可をアナウンスしている状況ですが、
今後も電子部品確保に向けて対応し、将来的には修理可能な状態を目指す旨説明が欲しいところです。
どもん
ボディやレンズのメーカーは、色々なベンダーから部品を調達して、
それを組み立てて販売しているに過ぎないので、
部品が途絶えるとどうしようもないですね。
修理に備えてたくさん買い込んでおくにも限界があるし、
そういう事に対応していたら価格に跳ね返ってもきます。
事情はどこのメーカーでも同じことなので、
壊れたらそこで終わり、という覚悟が必要な時代なのかも知れないですね。
クレ
こういうニュース見るとやっぱり純正の方がそういう点では安心なのかなって思ってしまいます。
tamronは一本しか持ってませんが販売時期が古めなレンズ購入は今後二の足を踏んでしまいそうです。
z7Ⅱ 大好き
新品購入で2年使用、ニコンマウント所持者でAFが効かなくなりましたので、修理しようとしたら、タムロンから同様の回答がありました。
高い勉強代となりましたが、これからは純正しか買いません。
ひとやすみ
ニコン用ですが、本日ちょっと久しぶりに使おうとしたら、AFが動かなくなっていました。
検索したところ、この症状はそこそこいる感じですね。(自分のはその前にもVCが故障し修理している)
EVF機につけてピントリングをサッサッと速く動かすと、一瞬視界がホワイトアウトする現象も見られます。電気的な故障は間違いなさそうです。
元々設計不良だったのでしょう。
(部品の入手性がただでさえ悪いところに修理件数が多かったため、切り捨てたとも取れそうです)
まあ、自分は今後タムロンを購入することはないかな。