PetaPixelが、Z8のストラップ取り付け金具が抜けるという報告に関して、ニコンからの回答を掲載しています。
・Several Nikon Z8 Owners are Reporting Broken or Loose Strap Lugs
- Nikon Rumorsによると、一部のユーザーからZ8のストラップ取り付け金具が破損しているという報告があったということだ。
7月18日更新:ニコンは、PetaPixelに以下のコメントを寄せている。
「我々はこの問題を認識しており、現在調査中だ」
PetaPixelへのニコンのコメントによると、ニコンはZ8のストラップ取り付け金具が破損するという報告があることを認識しており、現在調査を行っているということなので、何らかの回答が得られる可能性が高そうですね。
ここままではZ8ユーザーも気になるでしょうし、製造上の不具合でなかったとしてもニコンからの何らかのアナウンスが欲しいところです。
ニコぽち
リンク先の記事中の7月7日のSNS]画像に
「Accoding to the local distnbutor here in EU it is a know issues. And Nikon plans to check it during the mount recall.」
訳すと
「EUの販売代理店によると、これは既知の問題だそうです。ニコンではマウントのリコール時にチェックする予定だそうです。」
という記述がありますね。
もしかすると、日本でもすでにマウントリコール時に密かにチェック、対策を行っているかもしれません。
アキラ
ほぼフラッグシップなので大砲レンズ使う人も多いだろうしなんとかして欲しいですね
抜けた金具を見ると構造自体が微妙な気もするけどZ9も同じ構造なんですかね?
AO
ニコポチさんのおっしゃるとおり、ニコンがこの問題を把握した時期次第ではマウントのリコール時にこの部分の調査か、部品の交換や追加など対策をした可能性はあると思います。
まーやん
大砲レンズ使う際には重さでマウント部が歪んでしまうので、本体のストラップホルダーにはあまり付けないですね。レンズ側のストラップに付けるか三脚座にネジ穴ストラップを付けます。
どちらというと標準〜中望遠レンズを付けて、終日取材とかで歩き回ってる人たちの方が深刻かと思います。そういった方はほとんどが職業カメラマンでしょうし、早い段階で報告が上がっていたのかもしれませんね。
AAA
Z8使ってるので怖いですね。
自分の場合、今回の件以前からストラップ金具に負荷がかかるような使い方はしてないので、完全にぶら下げたりはせず、首にストラップかけても常にカメラに手を添えてるので破損はしないと思ってますが…
ただ仮に前の記事でもありましたが金具が破損して落下してボディ破損、レンズ破損なんて状況になったらニコンの方で全補償してくれるんですかね?
abc
Z8を使ってストラップがすっぽ抜けてレンズ破損したら単純な金額だけじゃなく、機会損失にも繋がるので目も当てられないですね。
ちゃちゃまる
Z9はマグネシウムボディで、メーカーのホームページ見るとストラップの金具がマグネシウムボディに直接ついているように見えます。Z8はマグネシウムとセリーボ(カーボン素材)との複合ボディなので、その辺の違いもあるのかもしれませんね。Z8だと大砲レンズや高級レンズの使用している人が多いと思いますので早く解決するのを願ってます。
ゅぃ
最も単純かつ “ここだけは” っていう部分ですよね…。「抜けちゃいけない」、「抜けるわけがない」…という前提な部品だけに言葉になりませんね。
たまたま Z8 ユーザーの知人とこちらの記事を読んでいますが、固まってますよ、知人。
構造の問題なのか、製造中の問題なのか、ロットの問題なのか。
メーカーの迅速で誠意ある対応を待つしかありませんね…。
DDR4
ほぼまーやんさんに同意見です。
大砲ではない500mmFPの時でさえ、本体のストラップでぶら下げることはあまりお勧めできません。
まして428や64、863なら尚のこと。
むしろレンズストラップが付けられない重めのF/1.2シリーズ常用の人などはより気を付けないといけないでしょう。
好き嫌いはありますが緊急避難的にはカメラマウントにQDストラップでしょうかね。
まーやん
DDR4さま
まさに500mmPFとD500の組み合わせで、本体側の金具にのみストラップを付けて使っていたらレンズ側のマウントが歪み接触不良、修理行きとなりました。高い勉強代でした…
普段大砲レンズを使わない人にはイメージしづらいのかもしれません。
C62重連北斗星
アイレット金具の取り付けは色々な構造がありますが、ニコンの場合はSの時代から金具根本にネジを切り、ボディ側ダイカストに開けた取り付け穴には、直行しており且つ金具が定位置に収められると一致する穴が開けられていてビス止めする様になっていました。組立ての際にはネジにロックタイトを塗布し、締め付けたネジ頭とダイカストの間にはゆるみ止めとしてアラルダイト(エポキシ接着剤)を盛っていました。分解が困難な程に強固な構造です。アイレット金具も一般モデルでは真鍮にステンレスのスリーブを入れた物でしたが、特殊モデルでは金具自体が快削ステンレスの物もありました。
Z8のマウントリコール?(正式にリコールとは言っていないようですが)で私も修理に出しましたが、出す前に外観は子細に撮影しておきました。結果、マウントビス自体に外した痕跡は見られません(特殊な技能でなくては必ず痕跡が残ります ビスを交換すれば分かりませんが)。ただし、グリップ周囲のラバーが張替えられたようです。
結果、マウントはスムーズになりましたが、渋かった電源スイッチはほどほどに軽くなり、メディア室の蓋は緩くなり、内部で妙にシャランとした音がしていたのが柔らかく小さな音に変わっていました。今回の事象との関連は不明ですが、症例の一つとしてお知らせします。
個人的にマウント以外の不具合を密かに点検・修理した…との噂は本当かなと思っています。
にこぷん
Z9ではだいぶ受注から出荷まで待たせましたから今回は量産をあせったのでしょうか?
マウントの件といいNikonらしくないですね。
fumino
私も一度GFX50Sのストラップ取付不十分(自分のミスです。)で片側のストラップが外れて落下させたことがありましたので、他人事ではありません。
それからは、片側が外れてもカメラが落ちないよう、ニコン巻きをする両サイドにサブストラップを引っかけています。
ハンドストラップのような片側止めの場合、力が垂直にかかるので壊れやすいでしょうから、通常のストラップを使った方が安全かもしれませんね。
Tik
>> fuminoさん
ストラップ取り付け部の根幹が外れてしまってはなす術なしかと思いますが…
jin
昔ながらのマグボディならなかったはず。
ボディ素材のコストカットによる弊害では?
fumino
>Tikさん
コメントありがとうございます。写真があれば解りやすいところすみません。つたない説明で・・。
サブストラップ両端をストラップの細いところに取り付けて「クロスストラップ」状態にしています。
カメラを肩掛けしているときに、落ちることがないので安心できるし、仮に片方の取付部が壊れても、ショルダーの部分はループのままになるので、カメラを落とさずに済みます。
Tik
> fuminoさん
なるほど、肩を一周するという形なんですね
トナミ
ニコン社は調査中との事ですが、原因を既に掌握しているかもしれません
最初の事故報告でボディ側、ストラップ側の状態を見れば、ピンの破損か抜け落ちか、取り付け部の加工状態などすぐわかると思います
ピンの破損、抜け落ちならボディ内部でカラカラ音がするかもしれません。
マウント事故と違って、ボディ内部側から修理作業することも考えられます。
該当ロットの特定、装着レンズと使用状態、検査方法、修理体制の準備などに時間を要していると想像します。
一番厄介なのはピン(ストレートピンまたはテーパピン?)のつけ忘れではないでしょうか
(でもこれならストラップを肩に架ける前にストラップを強く引けば確認できますが)
生産ラインではボディ1台に対して取り付け金具が左右2セット供給されますが(たぶん)、付け忘れならピンが余りますからすぐわかります。
作業者が付け忘れた小さいピンを見逃したらどうなるか。
(この場合は当該ロットの確定が難しいかもです)
このピンはC62重連北斗星氏が書かれているように高強度の材質で、ストラップ部位だけに安全係数も余裕のある数値のはずですから、破損の可能性は低いと思います。
Zシリーズボディの金具部は共通の構造でしょう。(外部側の金属部品は共通のようです)
原因はともかく、注意事項、修理対応など早くニコン社からアナウンスが欲しいですね。
おちおち撮影できません。(私は当該機は所有していません)
M-KEY
アイレットの穴にピンを挿しているように見えますが、
銀塩MF機の頃はボデイダイキャストにネジ穴があり、
アイレットの穴をネジ止めする方式が多かったように記憶しています。
AF化以降、マグネシウムの外骨格ボディになってからは、アイレットが
アイボルトのようになって、外装にそのまま付けられる事が多くなりましたが、
Z 8は方式が違っているようですね。
でも、単なる摩擦頼りのピン留めではなくネジは使っていると思います。
PECO
「NPS会員には先乗りで情報を伝えているのかな?」
いえいえ、先乗りどころか、いつも若干遅れ気味で通知がきます。
Z8マウント不都合にしてもそうでした。
Z9のファームアップの連絡は公開されてから2週間位経ってから来てます。
NPS会員のメリットが少なくなってきていますので、情報ぐらいは早くほしいのが実情です。
nicolas
本体にシグマSPORTS100-600mmを付けて、ピークデザインのスライドを”タスキ掛け” にして、手持ちで飛行機撮影していました。FTZll込みですから、トータルで3.8kg位になると思います。そもそもこの使い方が間違っているのでしょうか?(前機のD850も同じ使い方でした)。そもそもストラップ金具の対荷重って公表されているのでしょうか?不安です。
体験版
通常、レンズ側にストラップホールがある場合はそちらを使い、携行時は考慮されたケースやバッグで無い限りなるべくボディから取り外しておくのが安全ですね。これについてはどのようなボディでも共通です。
nicolas
>体験版さん
ありがとうございます。なにぶん想定外の事象ですから。
(60-600でした、訂正します)
にに
今日、マウントのリコールでニコンプラザ東京に持ち込みました。
当然ストラップ金具についても聞いてみましたが
「認識している。情報収集でアナウンスなどはまだだが、今回のオーバーホールで点検をする。」との事でしたので、分解点検までは確定で作業されそうです。
レンズの取り外しボタンが固い件も併せて、点検依頼しました。
あとから「やっぱり部品交換のリコールです」となったらもう一回持ち込むことになりそうですが。。
みみぃ
マウント絡みでリコールに出していたところ、昨日完了連絡が来ましたが、今日になって「別途確認したい点がある」とのことで点検延長の申し入れがありました。
ストラップの件?と尋ねると、まだ発表していないのでどの件かは申し上げられない、との回答。
こちらもとにかく点検してくれと回答し、再入院となりました。
M-KEY
私はスモールリグのL型プレートを使っているので、四葉ボタン側のアイレットが
外れる心配はないのですが、グリップ側が心配なのでL型プレートにある縦吊り用の
ストラップスロットを使うようにしました。
カメラ単体なら、ブラックラピッドのような三脚穴を使うストラップが良さそう。
MGA
工業製品にほぼ全てあてはまる「初期ロット」は
避けることがあてはまった状況みたいですね。
50万円するカメラで、このような症状が報告
されれば、症状が(今のところ)出てない人
も精神衛生上、気持ちよく使えませんよね。