2002年7月のデジカメの販売台数シェアトップは富士フイルム

BCN+Rの「懐かしのデジタル家電」の記事で、2002年7月のデジタルカメラ市場のデータが紹介されています。

<懐かしのデジタル家電> 2002年7月のデジタルカメラ市場

  • 今回は2002年7月のデジタルカメラ市場のデータを紹介。当時BCNが収集したデータを使い、メーカーシェア、機種別の順位、画素数帯別販売台数構成比をみていく。なお、当時はコンパクトと一眼の区別をしていなかったので、デジタルカメラ全体の集計となっている。
  • メーカー別販売台数シェアでは、首位が富士フイルム(16.7%)だった。以下、2位はオリンパス(16.1%)、3位はキヤノン(15.7%)、4位はソニー(15.4%)の順。上位4社までのシェア差は1.3ポイントと非常に僅差であったことが分かる。23年7月のデジタルカメラ上位の顔ぶれはほぼ同じだが、デジタルカメラ市場から撤退したカシオにかわりKODAKが上位にきていることが変わった点として挙げられる。

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  • 上位機種別ランキングにおいても、富士フイルム「FinePixF401」が首位。2位はキヤノン「IXY DIGITAL 200a」、3位はカシオ「EXILIM EX-S1 シルバー」と、知っている人に取っては懐かしい製品が並ぶ。

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  • 画素数帯別の販売台数構成比を算出した。最も構成比率が高かったのは、200-300万画素未満の49.1%だった。現在のデジタルカメラと比較するとケタ違うのでは?というような画素数だが、当時は200万画素数台の製品が趨勢を占めていた。

 

2002年7月はまだデジタル一眼レフが本格的に普及する前で、トップテンはコンパクトカメラで占められていますね。2002年7月のメーカー別の販売台数シェアは富士フイルムがトップで、機種別でもFinePix401がトップですが、確かに、当時FinePixシリーズは非常に人気があったように記憶しています。EXILIMとCAMEDIAは懐かしい名前ですね。