CIPAが、2023年6月のデジタルカメラと交換レンズの生産出荷実績表とグラフを公開しています。
2023年6月のデジカメの総出荷台数は前年同月比で98.1%(金額ベースで106.1%)と、台数ベースではわずかに前年を下回っていますが、金額ベースでまだ少し前年を上回っていますね。カメラの出荷台数は今年の3月以降は前年を上回っていましたが、5月をピークにこのまま落ちていくのか気になるところです。
カメラの出荷台数のうち、レンズ一体型は前年同月比で85.4%(金額ベースで113.9%)と台数ベースでは5月続いて前年割れですが、金額ベースではまだ前年を上回っていますね。レンズ交換式は前年同月比で102.3%(金額ベースで105.2%)と、台数金額共にかろうじて前年を上回ってはいるもののほぼ前年並みとなっています。
レンズ交換式のうち、一眼レフの出荷台数は9万4609台、ミラーレスは43万2642台で、一眼レフは前年同月の76.4%、ミラーレスは110.5%となっています。
地域別の出荷台数は台数ベースで日本が前年同月比で101.9%、中国が124.3%、日本中国以外のアジアが91.4%、欧州が80.1%、米州が105.9%、その他地域が98.6%と、6月は欧州とその他のアジア、その他地域の勢いが落ちているようです。
富士キヤノ
コロナからの回復特需があっても前年並みっていうのは実質まだ下げ止まってない?
老新星
情報に詳しいわけではないのですが、カメラの価格は上がっているように感じますので
台数で同等であれば販売総額は上昇したのではないでしょうか。富裕層?寄りの消費財
になってきている(機能も豊富になってるし)割には健闘しているとも感じます。あの中の一台でだけしか貢献致しませんでした、面目ない。