ニコンが2024年3月期 第1四半期の決算を発表しています。
ニコンの2024年1Qは会社全体の利益は大きく落ち込んでいて、上期の予想も下方修正され、株価もかなり下落しているようです。とは言え、映像事業に関してはQ1は「ミラーレスカメラの販売台数増、平均単価の上昇、円安効果」のために増収増益で、通期見通しも売上が100億円、利益が30億円上方修正とかなり好調と言ってよさそうですね。
また、「レンズ交換式デジタルカメラ市場は前回予想よりも拡大傾向」と述べられているので、他社も含めてカメラ事業の今後に希望が持てそうです。
西やん
ニコンは精機事業が厳しいですね。FPD露光装置が売り上げ減、そしてステッパー(半導体露光装置)は最大の顧客であるインテルを失い、中国への輸出もアメリカに規制されています。カメラ事業は右肩上がりで好調なのが救いですね。