Fuji Rumorsに、富士フイルムGFX100後継機のセンサーに関する噂が掲載されています。
・LEAKED: This is the New Sensor of the Fujifilm GFX100 Successor
- ついに、富士フイルムGFX100後継機のセンサーの詳細を伝えることができる。信頼できるソースによると、GFX100後継機はソニーα6700とFX30のセンサーアーキテクチャーをベースにした新しい1億画素センサーを搭載する。つまり依然として1億画素の積層型ではない裏面照射型センサーだが、GFX100/100Sに使用されている現在の1億画素センサーと比べて読み出しがより高速化されている。
このセンサーが実使用でどのようなメリットをもたらすのかは見てみないと分からないが、スペックの上ではセンサー読み出しの高速化は、特に動画でのローリングシャッター歪みの低減につながり、ファイルの高速処理を可能にし、AFやEVFのブラックアウトなどの点で、カメラが全体的に高速化する可能性がある。
これは極めて高価な積層型センサーを採用することなく、GFXシステムをスピードアップする完璧なソリューションだ。
GFX100後継機のセンサーは、画素数はそのままに読み出しを高速化した改良バージョンになるようですね。最近はセンサーの世代が変わってもダイナミックレンジや高感度性能はあまり変わらないことが多いので、RAWの画質は大きな改善は見られないかもしれませんが、AF性能やローリングシャッター歪みの改善は大いに期待できそうですね。
GFX
これは朗報ですね。
現行機の弱点を補えますし、100MP以上が必要な人はほとんどいないと思います。
also
GFX100(S)の電子無音シャッターは、静止画でも動く被写体の歪みだけでなく、手のちょっとした揺れでも、たまにダリ風の画を生み出すことがあります。エフェクトとして使えなくもないのでしょうが、手持ちで機動的にこなしたい舞台撮影、三脚を立てられない博物館や教会などでの撮影では、通常の手振れよりずっと注意しなければいけないので、この噂が本当なら朗報だと思います。これでスローシャッターでもないのに、撮影後しばらくそのままの姿勢を保っていると歩留まりがよい気がする、というような「儀式」から解放されるかも。
個人的にはGFX150(1億5千万画素)は待ってほしい、と思っていたので、読み出し高速化が先だとしたらよいですね。学術的な静止物の忠実記録用途なら三脚ピクセルシフトもありますし。
ついでに、センサー以外の部分ですが、重量級レンズが多いので、ストラップの取り付け方もさらに確実な方法に見直してもらえるとありがたいです(現行方式で問題はありませんが、GFX初期(5000万画素のみの頃)の各方式は、扱いに気を使いました)。CFexpressは(タイプとダブル/シングルの別はともかく)導入と信じていますが、あとはお値段の予想ですね。
部留美亜
センサーが高速化すれば、ピクセルシフト撮影に時間がかからず、実用性が高くなります。画素数以外の性能が格段に上がりますよう、期待しています。
GFX使い
センサーの高速化に伴い、記録媒体もCFexpressが良いですね。画素数は今でも必要十分ですし、PCが追いついていないので据え置きでも全く不満はありません。100Sの定価+αぐらいの値段だったら即決ですね。
中判としてみたら現行でも不満はないのですが、昨今あまりにもフルサイズが進化し過ぎましたから世代に合わせたアップデートは必須でしょうね。何にせよ発表が楽しみです。