PHILE WEBに、富士フイルムがチェキの世界的需要増に対応するためにチェキフィルムの生産設備を増強するという記事が掲載されています。
- 富士フイルム株式会社は、INSTAX"チェキ"シリーズの世界的な需要増に対応するため、チェキフィルムの生産設備に約45億円を投資すると発表した。
- チェキシリーズは世界的に需要が増しており、現在はヨーロッパ・アメリカ・中国・東南アジアなど世界100か国以上で展開されている。これに伴いチェキフィルムの需要も増し、その生産能力を高めることを目的に、設備の増強を決定。神奈川事業場足柄サイトに約45億円を投じる。
- 主な投資内容はチェキフィルム生産ラインの増設、付帯設備など。今回の増設ラインがフル稼働する2025年度には、チェキフィルムの生産能力は現在よりも約2割向上するとしている。なお、2022年からの設備増強による効果も合わせると、その生産能力は2021年度比約4割増になるという。
富士フイルムは、チェキフィルムの生産を2022年の設備増強に続いて更に増強するということで、チェキシリーズの人気は相当なもののようです。デジカメ(スマホ)全盛の時代に、これだけ銀塩フィルムのチェキが人気になるのは興味深いものがありますね。
ふじとも
チェキフィルムも品薄だし、間違いなく売れ筋部門だから理解は出来ますが、Xの生産力増強もしてほしいですね。
SoA
世界的なアナログ人気に向けた再投資ありがたいですね。出来ればFP100Cみたいなインスタントフィルムの再生産も検討頂けると嬉しいです。
thx4allthefish
滞っている既存フィルムの生産には寄与しないのかな。
ポラロイドも新しいカメラ出したしそっちのフィルムも作ってくれたら嬉しいけど、商売的にはチェキのエコシステムから出ることはあるまいか。
シタラ
>SoAさん
もし、FP100Cが生産されると、私も嬉しいですね。
チェキも使っているので、増産自体良いのですが、
もしFP100Cが出れば死蔵状態になってるポラ185が動かせます。
霙
これはもう写真とは高画質が全てではない、というのを物語ってると思います。
SNSに共有すらならスマホが最適ですし、あえてデジカメを買う必要が薄れてるのが現れてますね。
ミック兄さん
チェキは6x9サイズ出して欲しいです。
以前クラファンでハッセル用のバックパック売っていたけれど
微妙にサイズが足りなかった筈。
バックパックも作ってくれたらクラシックカメラ民は絶対買うと思うのだけれど。
ねこペン
シートフィルムタイプとポラバックが出てくれば、大判カメラ復活できますよね。
ついでに、普通のフィルムも恩恵に預かれないだろうか?
キャベツ
Instax mini Evo ユーザーです
チェキがとても人気を博しているのは大歓迎
こうした増産体制でフィルム自体が安くなることを少し期待します
ポラロイドも復活したようですし、お互い切磋琢磨してこのジャンルが発展すると嬉しいです
Nanigashi300
「チェキ」の市場がもっとカジュアルに普及される為には、フィルムという不可欠の媒体がより安価に手に入るような環境が前提となるので、この投資は英断と思います。
スナップ撮影を趣味とするなら、マウントやらメーカーやら問わず、「チェキ」で撮れるカメラを一台くらい持っておいても良いかもしれませんね。
sodai
チェキやInstaxプリンター、
デジタルとアナログプリントを結ぶアイテム。
写真を物質として参加者に即座に配って共有し縁を結ぶという文化。
デジタル全盛の世の中で人の思い出やつながりなど、
人に重きを置いたものが見直されているのかも知れません。
人間が物資+情報である限り、物質と情報が一体化されたプリントされた写真は親和性が高いですね。
元工場勤務者
実際に工場でチェキのフイルムを製造していた自分としては、いくら設備投資してもあの労働環境では人手が集まらないと思う。戦争で使うような暗視ゴーグルつけて、完全遮光の暗室内で作業するのは、精神的におかしくなります。また45億投資して実際増産するのは1年後。果たしてその頃までブームは続くのか?