ポラロイドがAFやマニュアル露出モードを搭載した新型インスタントカメラ「Polaroid I-2」を発表

ポラロイドが旧オリンパスのスタッフが開発に参加した高性能な新型インスタントカメラ「Polaroid I-2」を海外で発表しました。

ポラロイド、インスタントカメラ「Polaroid I-2」 旧オリンパスのカメラ開発者が協力

  • Polaroidが、新しいインスタントカメラ「Polaroid I-2」を海外で発表した。SX-70をほうふつとさせるネオクラシックデザインを採用したインスタントカメラで、描写性能に優れる明るいレンズを搭載して解像感を高めたほか、オートフォーカスやマニュアル露出にも対応した。
  • レンズは、旧オリンパスでデジタルカメラの開発に携わった小島佑介氏らが開発設計に携わったという。
  • ヨーロッパでの価格は699.99ユーロ(約11万円)で、すでに販売を開始している。日本での発売は未定。
  • フィルムは、SX-70など歴代ポラロイド用フィルムが利用できる。
  • レンズは、明るく解像感に優れる設計にしたという。レンズ開発には、かつてオリンパスでイメージング事業を手がけた小島佑介氏や、同じくオリンパスで光学機器の開発に携わったToshimasa Akagi氏が携わったという。開放絞りはF8。
  • LiDARセンサーを備えており、夜間など光量が少ないシーンでも信頼性の高いオートフォーカスに対応する。AFモーターはステッピングモーター。フラッシュも内蔵し、外部ストロボも接続できる。
  • 上面には有機ELの表示パネルを搭載し、オート、絞り優先、シャッター優先、マニュアル、セルフタイマー、多重露出の各モードで撮影できる。

Polaroid_I-2_of_001.jpgPolaroid_I-2_of_002.jpgPolaroid_I-2_of_003.jpg

ポラロイドのインスタントカメラはかなり前に生産終了していて、現在は中古でしか入手できない状態になっていましたが、久しぶりに新型カメラが登場しました。新しい「Polaroid I-2」はLiDARセンサーによるAFやマニュアル露出モード、有機ELパネル、新設計の明るいレンズなどを搭載した高性能機で、カメラマニアにも訴求力が高そうなカメラに仕上がっているという印象です。国内でも発売して欲しいところですね。