Blackmagicが、6Kに対応する同社初のLマウントのフルサイズミラーレスカメラを正式に発表しました。
・Blackmagic's First Full-Frame Cinema Camera Has 6K Sensor and L-Mount(PetaPixel)
- Blackmagic Designは本日、2023 IBCショーのライブ配信で多くの新製品を発表した。最もエキサイティングな発表は、同社初のLマウントフルサイズシネマカメラ「Blackmagic Cinema Camera 6K」だ。
- Blackmagic Cinema Camera 6Kは、フルサイズ6Kセンサー(ネイティブ解像度は6,048 x 4,032ピクセル)とセンサーに合わせてカスタム設計された光学ローパスフィルターを採用し、ダイナミックレンジは13stop、デュアルネイティブISOで最大25,600まで感度に対応している。
- BlackmagicのLマウントへの移行は魅力的なもので、これにより、ライカ、パナソニック、シグマなどのフルサイズ対応のLマウントレンズを使用できるようになる。また、小型センサー用に設計されたレンズを含め、アダプターを使用することで他の多くのレンズも使用できるようになる。
- HDからDCI 4K、さらには6Kまで、あらゆる解像度で録画でき、24.6メガピクセルの静止画も撮影できる。また、6048 x 4032 3:2のオープンゲートで最大36fps、6048 x 2520 2.4:1で最大60fps、4096 x 2160 4K DCIで最大60fpsで撮影できる。より高いフレームレートでは、センサーをウィンドウ化して2112 x 1184 Super 16で最大100fpsで撮影できる。
- アナモフィックレンズを使用する他のカメラよりもはるかに高い解像度の真のアナモフィック6:5で4.8K 24 fps 4838 x 4032で撮影することもできる。1080HDで120fpsの撮影も可能だ。
- ボディは軽量のカーボンファイバー・ポリカーボネート複合材だ。このカメラは、一人のオペレーターが手持ちで使用したり、少人数の撮影クルーで使用できるように設計されている。また、大きく明るい5インチLCD、4つの内蔵マイク、スピーカーが搭載されている。
- CFexpressカードレコーダーが内蔵されており、外部メディアに直接録画できるUSB-Cポートも搭載されている。
- カメラ内部で12ビットのBlackmagic RAWファイルを記録できる。カメラには、独立したマイクおよびヘッドフォン端子、フルサイズのHDMI端子、USB-C拡張ポート、12V DC電源入力、XLRオーディオ端子が搭載されている。
- Blackmagic Cinema Camera 6Kは2,595ドルで、市場で最も手頃な価格のフルフレームビデオ向けカメラとなっている。
登場が噂されていたBlacmagicのLマウントカメラが正式に発表されました。Blackmagicの参入で、Lマウントがより幅広い分野で活用されるようになりそうですね。Lマウントの1号機であるCinema Camera 6Kはフルサイズの6K動画機としては2595ドルとリーズナブルで、2400万画素のスチルカメラとしても使えるので、動画メインのアマチュアもこのカメラが選択肢の1つになりそうです。
YASU
この性能でこの価格は確かに安いのですが・・・実際の運用となると、付属のバッテリー入れて、ハイ!運用OKとはなりにくいです。そこが普通のミラーレスカメラと違いまして、ハイクオリティーのRAWで撮ろうとすると、それなりの容量の記録媒体も必要になりますし、バッテリー食い虫は変わってないと思いますので、予備バッテリーや外部の大容量バッテリーも必要となります。ボディーもデカいので、万が一の落下による破損防止で、リグも取り付けた方がいいでしょう。なので、なんだかんだで+10万程度の出費を覚悟しないとまともに運用出来ないと思います。まあ、それでもこれだけの性能なので、安いと言えば安いのですが。
シュワシュワ
Pocketとは言わなくなりましたね(笑)
本格的に動画やるなら使ってみたいカメラです
Zマウントが来たら面白いなぁと思ってますが、やっぱりボディを作るのはニコンが許さないかな
トーナリロフ
現状Lマウントのシネレンズは中韓のメーカーのみなので、PLやEマウントで提供しているシグマもLマウントで出して欲しい。
カタスマー
チルトEVFがスチルでも流行ると良いなあと思ってます
Yoshio
昨晩の発表をリアルタイムで見ていましたが、まずはLマウントのSuper35からという噂もあったので、いきなりフルサイズの登場で驚きました。
ポケシネとの違いとしてはCFexpressになったくらいで他に大きな変化はなさそうですが、これでLマウントが一気に面白くなりましたね。
内蔵NDがあれば最高でしたが。
m4/3ユーザーとしては同時発表されたMicro Studio Cameraの後継機もちょっと気になるし、Micro Studio Cameraが復活したということは、来年あたりにMicro Cinema Cameraも復活しないかな…
パンフォーカス
フォーカスプランは自分でコンテ作成時に設計するし現場に出る前に撮影結果が見えているよと言う人、或いはフォーカスはスタジオモニタできっちり確認します、撮影データはBMRAWで、こてこてに加工調整します、という運用を普通にしている人はは導入して大正解と思います。
フォーカスが心配だ……と言う人は、Lマウントの他社カメラと併用運用する方法もあります。撮像体はフルフレームサイズだし、レンズは共有できるので比較しやすいですし。以前まで使用していた高額な他社プロシューマ動画機は、今後駆逐されるでしょうね。すばらしい時代になりました!
shin2
BMPCCを手放してからだいぶたちますが、相変わらずいいシネマトーンを出すんですよね・・・デザインは好みではないけど絵をみてると欲しくなります。
BMCCが映画の現場で相次いで故障したのでその後は使っていないのですが、耐久性はどうなんでしょうね。
8KならLマウント用に1台買っていたはず!
take
一点気になるのが、「小センサー向けのレンズもアダプタで使用可能に」というところなのですが ひょっとしてなんらかのマウントからLマウントに変換するアダプタが別で出る? m4/3はフランジが20以下でしたので不可能としてもなに用なのでしょう。
adoruk
Lマウント、S5IIxユーザーとしては盛り上がって欲しいのでシネマカメラの発表は嬉しいなと思いつつ、YASUさんのおっしゃられているとおり、Blackmagic Designのカメラは細かな周辺機材を揃えないと実運用が難しいので、S5IIxの方が安く十分な機能を備えているなと正直思いました。
※センサー解像度が異なるみたいなので、どんな画を出すかで変わってくるとは思いますが…。
個人的にはFrame.ioのCamera to Cloudのような機能(サービス?)が出たことも面白いなと。
撮影ロケ地から編集者のいる遠隔地へ向けて撮影素材のプロキシを順次送って仮編集し、撮影後すぐにデイリーが出きてるみたいなことが流行りそうです。
iPhoneのカメラアプリもリリースされた(しかも無償で!)のも面白かったですね。
カジヤ タロウ
動画メインの機種なのにチルトなんですね。
むしろ小生は欲しくなりましたが 笑
タスク
Lマウントは動画マウントのイメージが強くなってきましたね
Eマウントと動画マウントのスタンダード競争が白熱しそうです
土鍋
ボックス型にはしないんですね。
この形がアイデンティティなのかしら。
snake
Blacmagicの撮れる絵は好きで、噂ではスーパー35でFX3位の筐体とありAPS-Cのレンズ資産もあることから非常期待していましたが、実際はフルサイズで内蔵NDもなしで個人的には残念!次の機種に期待です。ただ正式にLマウント参入となればLマウントアライアンスの点で同じ他のメーカーでBRAWのSSD収録ができるようになると嬉しい(さすがに内部収録はないと思いますが)
やー
内臓NDが無いのが残念
最初から付けてほしい
どうせ何年後かにはproだしてND内臓させるんだろう、、、