コシナがフォクトレンダー「NOKTON 50mm F1 Aspherical RF-mount」を正式発表

コシナがCP+で開発が発表されていたRFマウント用の大口径標準単焦点レンズ「NOKTON 50mm F1 Aspherical RF-mount」を正式に発表しました。

フォクトレンダーNOKTON 50mm F1 Aspherical RF-mount 発売

  • 本日コシナは、 キヤノン RF マウント専用交換レンズ NOKTON 50mm F1 Asperical を2023年10月に発売することとなりました。正式な発売日は決まりましたら改めてご案内いたします。

NOKTON 50mm F1 Asperical

  • NOKTON 50mm F1 Aspherical RFマウントは、キヤノンRF マウントを採用したフルサイズミラーレスカメラ対応の超大口径標準レンズ。フォクトレンダーのフルサイズ用交換レンズとして最も明るいF1を実現しながら、GA(研削非球面)レンズの採用により引き締まったスタイルを実現。
  • キヤノンRF マウントを採用したミラーレスカメラのイメージセンサーに最適化された光学系を実装。
  • レンズ第1面には、自社生産のGA(研削非球面)レンズを採用。高性能を担保しながらレンズ構成をシンプルにすることが可能になり、超大口径でありながら高水準の画質と引き締まったスタイルを両立。
  • フローティング機構も装備することで最短撮影距離から遠方のモチーフまで安定した画像品質が得られる。
  • レンズマウント部には電子接点を搭載し、レンズとボディ間での電気通信を実現。キヤノンEOS Rシステムのボディとの組み合わせによりExif情報、ボディ内手ブレ補正(3軸)に加え、3種類のフォーカスアシスト機能(拡大表示、ピーキング、フォーカスガイド)に対応。
  • 絞り羽根が形づくる孔を円形に近づけるため、12枚構成の絞りを採用。
  • 絞りリングにはクリック切替え機構があり、動画撮影時や細かいピント深度の調整時などでクリックに影響されず無段階で絞りの開閉を行うことが可能。
  • 希望小売価格は24万円(税別)
  • 最短撮影距離0.45m、フィルター径67mm、最大径79.3mm、全長64.0mm、重量650g

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開発発表から少し時間がかかりましたが、コシナ初のRFマウントレンズが無事に発表されました。このレンズはキヤノンとのライセンス契約のもと開発されているので、今後のサードパーティー製RFレンズの登場にも希望が持てそうですね。

NOKTON 50mm F1はF1のレンズとしては比較的コンパクトで電子接点も付いているので、MFの超大口径レンズとしては使い勝手はよさそうです。サンプルでは周辺光量落ちが印象的で、なかなか雰囲気のあるレンズという印象です。