PetaPixelに、キヤノンがEOS Mシステムの生産を終了したという記事が掲載されています。
・Canon Finally Discontinues the EOS M Camera System
- キヤノンは公式サイトからEOS Mシリーズのカメラを削除し、同シリーズを生産終了としており、EOS Mシステムはついに終焉を迎えることになった。
キヤノンUSAのサイトにはまだEF-Mレンズは掲載されているが、22mm F2 STM以外はすべて在庫切れとなっている。キヤノンは公式ストアにEOS Mを掲載していないので、これらのレンズの再入荷はなさそうだ。
キヤノンUSAはサイトからカメラを削除しただけだが、キヤノンジャパンは更に一歩進んで、EOS Mシリーズを全てのカメラを「旧製品(生産終了製品)」のページに記載している。生産終了の場合はよくあることだが、キヤノンはこれを公表せずに、EOS Mシリーズを静かに終了することを選択した。
キヤノンUSAはこの件について明確なコメントをしなかったが、PetaPixelに「現在、EOS MシリーズのカメラとEF-Mレンズの販売はユーザのニーズに依存しており、地域によって異なっている」と述べている。どうやら、キヤノンにとって最も大きな2つの地域では完全な終了を意味するようだ。
EOS Mシリーズのファンからは、RF-SレンズはEF-Mよりもラインナップが大幅に少ないため、まだEOS RはEOS Mを置き換える準備ができていないという大きな不満が出ているが、キヤノンはその手を止めず、EOS Mはまもなく全ての地域で段階的に終了するだろう。
EOS Mシリーズのカメラでは、最近までEOS Kiss M / M2がBCNランキングの上位にランクインしており、良く売れていましたが、RFマウントのEOS R10やR50が登場してからは、急速に交代が進んであっと言う間に姿を消してしまいましたね。
キヤノンの特許出願の情報からEF-Mマウントはジンバルカメラに使用されるのでは?という憶測もありましたが、どうやらそのような動きはないようです。
元キヤノンユーザー
いつかは終わるだろうというのは皆さん思っていたと思いますが、遂にその時が来ちゃいましたね。ちょっと寂しいですが、これも世代交代。RFにリソース集中して飛躍していただきたいです。
StylishMoon
最新RFマウント機種を利用しつつも今でも引き続きEVFレスで天面フラットなEF-Mマウントのカメラを手元に1台残して使い分けています。
改めてEF-Mレンズと組み合わせた姿をみると秀逸なプロダクトデザインだなと感じます。一般的なショルダーバッグ・メッセンジャーバッグに忍ばせやすい小ささ、それと街中でも威圧感与えないオシャレ感は大きな武器だと実感しています。
少なくとも自分の中ではこのポジションを担う小型おしゃれカメラはRFマウントでは存在していない認識で、もどかしい思いをしています。
は→と
誰もが思ってはいても公には声を大にして言わなかった事かと思いますが、遂にその日がやって来ましたね。
もともとMシリーズが発表されてからの年数にしては明らかにレンズの本数も少なく、キヤノン側も本腰を入れてなかったのは明らかです。
キヤノン、ニコン共にミラーレス参入時の計画は完全に失敗したわけですが、これからそれぞれの新しいマウントで、どんな時代を築いていくのか楽しみです。
望遠野郎
RFマウント発足の時点でこの結果は予測されたことです。幾らコンパクトで当時沢山売れてたとしてもキヤノンが本腰入れて商品展開をしていなかったのは誰が見ても明らかでしたからね。
ほっとみるく
本数は少ないけど結構良いレンズ多かったんですけどね
マウントアダプターでRFで使えれば・・・
Shiba
ボディだけでも更新してくれれば、まだまだ頑張れるシステムなだけに惜しいです。
しかし、結局最後までハイエンドの明るいズームレンズなどは出なかったですね。発表時にはEF-Mマウントの未来に期待して、ボディもレンズも購入し、揃えていたのですが…
RF-Sもどこまでレンズを出してくれるかわかりませんが、マウントが変わるだけで結局同じなのか、それとも今度こそ本気を出してくれるのか、どちらになるのでしょうね。
KT
初代Mを発売日に買ったのを思い出します。あの頃のキヤノンは明らかにミラーレスをレフ機の下位機扱いしており、とにかく熱意の感じられないカメラでした。
しかし軽くてキレイによく写ると妻からの評判はよく、近所のママ友さんからも子供たちを撮るならそのカメラでと引っ張りだこでなかなか活躍していたようです。
たらればで話をしても仕方ありませんが、あの頃キヤノンがミラーレスにも本気を出していたら業界は今どうなっていたのか。とても興味があります。
カタスマー
APS-C用のマウントだから本体も小さかったし、交換レンズも太さを揃えていたりとさすがはキヤノンというシステムだったんですけどね
ここらへんの要素をうまく作用させていてシステムのサイズも小さく見た目もオシャレだったためか、自分の周囲では結構人気でした(特に女性に)。
としべえ
子供との散歩や登山の時など荷物を極力少なくしたい時には大変重宝しました。
しかしいかんせんレンズが少なすぎた。
RF-Sにしろ他社のAPS-CシステムにしろEF-Mとは比較にならないほどレンズが大きく、一式持ち出そうとすると結構嵩張るんですよね。
ジェラ
少ない開発費で結構売ったマウントじゃないですかね
レンズの太さを統一したのは制限もあったとは思いますが自分は好きでした。
RFに先駆けて搭載した機能もありましたし、試験的に導入する場にもなっていたように思います。
ぽにょ
残念ですが仕方がないですね。
今後はRF-Sレンズの不足をサードパーティー製レンズで補うのかどうかが注目されます。
rad
EF-Mレンズ自体はまだ店舗に在庫があるようですが、なくなり次第販売終了でしょうね。
既存MユーザーはEF-M EOS Rマウントアダプターが出ればすんなりRシステムに乗り換えられそうですが、
今度はRF-Sレンズが売れなくなるジレンマ。
Mレンズが完全に腐るのは良くないので、個人的にはこのマウントアダプターを出して欲しいのですが…
まあくん
ニコン1が終わった時もそうでしたが、小さなカメラシステムがまた一つ無くなるのは寂しいですね。
まあやん
キヤノンのMやニコワンは、はじめから今のRFやZを開発するための試験的なミラーレスの導入だったんじゃないかな。それで得られた技術とか利用者の意見を、今のミラーレスのマウントを作るときに活かしてるとか。
霙
マウントという縛りがある中で、試験的に導入というのはどうなのかと思います。
既に言われてますが、一眼レフの下位的存在の扱いだったとしか思えません。
それ故にコンパクトさを追求しただけで、本気で撮影に取り組むシステムにしなかった。
それがSONYの躍進もあって、本気でミラーレス移行を考えたら力不足は明らかだった
だから新しいマウントを作る事にした、そういう事だろうと思われます。
せぐ
M6(markIIではない)を使っています。シャッターラグなどでスマホやコンデジでは物足りなかったけれどRFマウントは大きすぎてちょっと、ということで、レンズ交換式コンデジとして愛用しています。
M6が壊れたら次はレンズが交換できないコンデジを買うかなぁ・・・
カシャ
EF–M 22mmは、今でも、今年の一枚を撮れる孤高のレンズです。
さらに、11-22mmは、シャッターを切るだけで想像を超える絵を描いてくれます。
これらを運用するボディは、EOS M 2がベストです。Digic5+の絵はフィルムライクで、Digic6以降(今のRFシステムも含め)とは一線を画しています。
本当に好きなシステムで、APScなら、このサイズで十分だと思います。
とはいえ、よく頑張ったね。EOS も過渡期だったから。御苦労様でしたと言いたい気もあります。
hui
初代からM6IIまで愛用していました。
EOSのDNAを感じたのはM2までで、
M3以降はPowerShotとEOSの混血の様な出来に困惑させられました。
マウント径、フランジバック、センサーサイズの三大要素の理想を追求したEF-Mの終焉は惜しいです。
ゅぃ
同じ様な マウントの終焉 でも、Nikon 1 シリーズとは全く異なるカタチになりましたね。
Nikon 1 は APS-C ともフルサイズとも被らず、超広角から超望遠、単焦点までレンズをラインナップし、ボディも短い周期で淡々と更新していたのに…という感じで、終盤のスペシャルなキット V3 は一体何だったのか…とユーザー置いてけぼりな感じでの幕切れでした。
それに対して EF-M は最初こそウケは良くなかったけれど、M6Ⅱ や ドル箱的な売れ方をした Kissシリーズなど。
それでもレンズの出し方を視るに、いずれは消えゆく存在なんだろうな…と予感させる売り方。
同じ 終焉 でも “匂わせ” だったり、ドル箱でもキッパリ みたいな…。
CANON は 流石 という感じですね。
ただ、どんなにボディを小型にしても、レンズマウントの口径といい、レンズの大きさといい、 RF は初心者には敷居が高そうですね…。
kmz
当初はミラーレスではAPS-Cが主流、ゆくゆくはEF-Mハイエンドもある、と踏んでいたのかもしれませんがα7が全てを変えましたね。
Eマウントにフルサイズセンサーがギリギリ収まったのが運命の分岐点でしょうか。クレオパトラの鼻ではないですが、Eマウントがあと1ミリ小さかったら世界は変わっていたかも。
wow
発売当初から、他社のミラーレスにシェアを持っていかれないためにとりあえず廉価なミラーレスを出したという印象でした。
フルサイズEマウントがあれほど早く出てきたのは誤算だったと思いますが、それを除けば当初の目的は十分果たしたかと思います。
5Dmark3使い
ここに投稿されるカメラ大好きな方は触れたくない事かもしれませんが、EOS-Mなどの小型ミラーレスは細かい画質うんぬんより「撮影するのに手ごろなカメラはないか」と探す人がターゲットだと思いますし、その市場はフルサイズのような大型で高価なデジカメではなく、スマホによって駆逐されたと思っています。
スマホには対抗できない、スマホではまねできないジャンルでないと生き残れないことがわかったはずで、ニコンは小型だったり安価な超望遠を雨後のタケノコのごとく大量に出してきました。キヤノンは手ごろな超望遠で後れを取り始めてる一方、広角は充実して、これまた2社の考えの違いが出ているなと思います。もっともレンズの種類だけならソニーが強者なので、まだまだ道半ばでしょう。
プーアル
ついに明確に終焉ですね。
本題とずれますが、上がフラットな小型でお洒落な高性能コンデジ期待しているのですが、発売は難しいのでしょうか。
RFでそれが叶うなら良いですが、それは疑問視しています。
そのニーズは、ほとんどの方はスマホで代替できるので売れないという判断なのでしょうが、それを期待している人も決して少なくないと思っています。
xylogen
RF-sがある以上、しょうがないというのが感想ですね。当時5DmkⅢを使ってましたがEOS-Mは選択肢に入らなかったです。パナソニックやソニーみたいなラインナップを期待してたのですが、期待に添うものが無かった印象です。
Yam
フイルムカメラとデジタルカメラの画像を映す部分が、同じ大きさでなくてはならない理由はないと思うけど、「本格的な撮影はフルサイズ」という気分に多数派が流れることを、読み違えたのかなあ。
あと思うのは、レンズの望遠、広角を、焦点距離ではなく、画角で表現するのが当たり前であったら、今ほどフルサイズに収れんしなかった気がします。
スナッキー
PowerShotにコメント欄で言及がありますが、まさにPowerShotのチームが作っていたかと。
小さく軽い。という意味でカナリ惹かれましたがレンズの沈動機構が幅を利かせていたので見送りました。
最近またコンパクトが売れてると聞くのでEOS Mを経た事で何か変わるところもあるのかな?とPowerShotにも期待です。
(そもそもPowerShotの新作出るのかな?)
ミノル
レフ機の下位にとり合えず作っておこうというものだったと思います。
競合はセンサーサイズ関係なく、各社のミラーレスエントリーモデルでしょうか。
後にソニーのフルサイズミラーレスが市場を席捲することは予想していなかったでしょう。
それでも使っている人をだいぶ見かけましたし相当売れたシリーズですね。
わだ
先日、M100やKiss Mを触る機会があって、こんなにコンパクトで剛性感があって使い易かったのかと驚きました。この軽さなら普段から持ち歩けるし、スマホよりは確実に画質は良いし。(R5はあるけどRFレンズとセットだとやたらと重い)
無くなる前にとボディ、レンズを探しましたが、市場にはもう新品のボディはほとんど見当たらず…
EOS R50がKiss M2とほぼ同じ重量とのことで、ではR50でも悪くはないのかなと。
ただRFレンズは画質に振りすぎたせいか、やたらと大きくて重くて、R5とレンズ数本で、既にLCCの機内手荷物重量制限7kgを越えてしまう…
RF-Sレンズの方は小型軽量化も考慮して欲しいです。
しかしEOS Mを辞めてしまうのはもったいなかったな、と思います。
大三元の前嶋
もし、EF-Mマウントがフルサイズまで対応可能だったら、RFマウントは登場されていたのか気になりますね。
結果的には、静止画重視から動画重視となった時代に、最新技術で設計されたRFマウントで仕切り直せたのは、大きなスパンで見ると、メーカーもユーザーも恩恵を受けたのではと思います。
しんしん
キヤノンの終わらせ方に期待していましたが、ニコワンと同じ感じですね。少しがっかり。
M、M2、M6と使い、その間マウントを変えつつ、今は小さいのが良いと思って、小さいEOSMの完成形と思ってM200を使っています。M200ですべてマニュアル撮影しています。
レンズも色々持っていましたが、今は22mmと11〜22mmだけです。22mmは2回買いました。やはり、小さいから。
EOSMが終焉しても、私はM200で良いかな。小さいし、使いやすいから。
他、g9xmk2とg7xmk2も使っています。
キヤノンには、もう一度、いつでも持ち運べて、写真と向き合えるカメラを作ってもらいたい。
Oort
Mシリーズ、デザインが好きで何台か使用してきましたが、R10,R50を見て全て売却してしまいました。
Rシリーズでも、フラットデザインのお洒落なボディを出してくれると嬉しいです。
j.kono
いくら生産終了しても、登山、旅行で荷物の制約ある中で、2本レンズ(11-22.18-150)があれば必要な撮影域がカバー出来るので、今の内に稼働出来るボディ、レンズを確保するのもいいと思います
mio
eos m5 に32mm f1.4付けて現役で使っていますが、m5のボディは2台目です。
1台目はグリップの軋みがひどくあまりに不快なので一度手放し、レンズを使いたくて再度購入しました。
剛性のなさが1番の不満だったので、「機能を少し抑えても良いので剛性の高いボディを出して欲しい」と、その時初めてCanonに要望を出しました。
その後m5 markⅡをずっと待っていましたが、ファインダーの機能を省いたm6 markⅡのみが出て、ファインダー必須の私にはコレジャナイ代物でした。
しかし、握った感じはかなり堅牢になり、しかも3000万画素超えと、ファインダーがない以外は私にとってはベストなアップデートでした。今でも大変魅力的です。(外付けEVFもありますが、あれはなんかカッコ悪い+邪魔なんですよね…)
m6 markⅡはあまり売れなかったのかな、m5 markⅡだったらもっと支持されたのではないかな、などと密かに思っています。
小さくて画質も悪くない(32mmはとても良い)、コスパの良いシリーズだったと思います。
あっき〜
M5はすごかったです。
あの暗いレンズでAFがめっさ食いついていたのでステージの写真も18-150でガンガン撮れました。
BS朝日でやっていた街道番組でMを知り、カメラを始めました。18-150のレンズがAF効かなくなり、M5の本体も調子悪くなったタイミングで、PENFを持っていたこともありOM Systemに揃えて売却しました。
でも1番最初に買ったM2はAFこそ弱いながらも出てくる画は素晴らしくEFM11-22とともに売却せずたまに使っています。
小さいながらもマグネシウムボディの頑丈さ、防水性能をうたわなくても雪の日も雨の日もガンガン使えたEOSの頑丈さ。M2は本当に名機です。
EOSM。本当にありがとう