SonyAlphaRumorsに、ソニーのFoveonタイプのセンサーに関する信憑性の低い噂が掲載されています。
・Have some fun with this wild rumor: 126MP Sony three layer sensor
- 新しいソースからのかなり怪しげな噂によると、ソニーはFoveonタイプのCMOS構造を採用した126MPの新型センサーを試作しているとのことだ。彼は「40MP、83MP、42MPのセンサーもある」と付け加えている。
私は、ソニーが多くの異なる種類の技術開発に取り組んでおり、研究施設にこのセンサーのプロトタイプがあることを確信している。しかし、この種のセンサーが実際の量産品カメラに搭載されるまでには何年もかかるかもしれない。
信憑性の低い噂なので話半分に聞いておいた方がよさそうですが、Foveonの基本特許はかなり前に切れているので、ソニーがFoveonのような構造のセンサーを研究開発していてもそれほど不思議はありませんね。
ただ、ソニーはベイヤーセンサーでこれまでに十分な成果を上げているので、現時点ではソニーがαシリーズなどの一般向けのカメラにFoveonタイプのセンサーを投入する理由はあまりないような気もします。
kmz
実はシグマがノウハウを持ち込んでフルサイズFoveonを共同開発、だったりしないですかね。
基本特許は切れたとはいえ製造上のノウハウは秘匿しているでしょうし。
YOGA
ソニーは2019年末に3層センサーを試作しており、その発展型の可能性が有ります。
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「ソニーが有機膜利用の新型イメージセンサー、その実力やいかに?」
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/03421/
最上層のみ有機ELで緑を選択的に受光し、次に青、赤の順に既存のシリコン層で受光するのが特徴で、青緑赤のFoveonより色の混色が原理的に少ない利点があるようです。
試作品は700万画素、画素ピッチは2µm、フレーム周波数は60Hz (60fps)でサンプル画像は同画素のベイヤー型に較べ鮮明でした。
fjmky
ベイヤーセンサーの限界が見えてきているという事なのでしょうか?
電卓
興味深い話ですが、低コストでこれを作るとしたら、やはり感度の問題は出てきそうな気がしますね。
試作ぐらいは作っていても、何ら驚きはありませんが。
yam
高感度に対応しない、とんがったモデルを見てみたいです。
そういうのを作れるのは、シグマ以外なら、ソニーだと思うので。
タスク
3層センサーならベイヤーと違って隣の画素とビニング出来るので画素数が自由に切り替えられます
それで高画素なら単焦点コンデジでも撮影の幅がかなり広がるので少し前にあったRX1シリーズで採用されると盛り上がりそうです
ドラネコ
動画ならベイヤーセンサーですが、一眼カメラがニッチなマニア層(静止画主体)でしか存在感を示せないなら、新型センサーもありかも。コストが問題ですがね。
トヨヒデ
ソニーが開発に乗り出せば、ノウハウがあると言ってもシグマの開発予算では太刀打ちできないですよ。この情報が本当なら喜んで良いやら、悲しいやら。
ただ、Foveonの高感度耐性などの弱点を克服できれば、ベイヤーセンサーを凌ぐポテンシャルを持っていますから、ベイヤーセンサーか、Foveonセンサーかでカメラを選択できる日も来るかもしれません。ワクワクする噂ですね。
タキ
シグマとの共同または研究開発委託ですかね。
シャオロン
特許検索してみましたが近年で3層センサーでは成立している物がないようでした。
お詳しい方見えたら関連しそうな特許番号教えて頂けると話が広がりそうです。
bunchousann
素朴な疑問ですが、シグマはLマウントアライアンスに加盟しているのに、他のマウントを応援するようなことをするんですかね?
kmz
bunchousannさん
共同開発契約の実施条件としてシグマにのみ供給する事を条件にノウハウ開示する事は充分に考えられます。
X-Transもフジのみに供給する事を条件にX-Transの特許を許諾して製造をソニーに委託しているでしょうし、ソニーの経営方針的にはそういった契約を結ぶ可能性はあると思います。
左近の力
共同開発の果に、トヨタ86・スバルBRZみたいに、画作りの好みで選べる形になったらいいのですけどねえ…
Eglet Helon
ソニーがfoveonのようなセンサーを出するとすれば、
ソニーのカメラに採用されるものは
像面位相差を組み込んだセンサーでないといけないと思うので、
(今のソニーのカメラはAFが早くないと売れないので)
開発はしてても、まだまだ先でしょうね。
もしくは、以前のシグマのFoveonX3は米韓に製造委託していましたが、
今、シグマが開発してるフルサイズFoveonの試作品製造を含め製品化をソニーが担うということになるのでしょうか。
放送業界用のスタジオカメラなんかは3板式カメラが未だに使われているので、
ソニーから実用可能なものが製品化をされたら放送用のカメラにかなり革命が起きそうです。
ヲニヤンマ
高感度性能に難があり、色再現が難しいけど、際立った解像力がFoveonの魅力です。
高感度性能に定評あるSONYがFoveonの欠点の部分を潰してくれれば、おもしろいことになるかもしれませんね。
そういうセンサーが登場するのか、期待してしまいます。
野鳥大好き
信憑性が低い情報とのことですが、楽しみではあります。
ソニーが自社製品として三層センサーを作るメリットの有無やシグマからの委託なのかはともかく、「何かやってる感」が感じられます。
シグマは今年中にフルサイズFoveonセンサーをリリースしたいと述べていたので、その後順調に進んだならタイミングが合いますね。もしそうなら、シグマからの正式な発表は来年のCP+の時でしょうか。
to
この噂通り実際に研究施設に試作品が存在していても不思議は無いと思います。
問題は商用ベースに乗せられるかという点と、管理人さんのおっしゃる通り投入の必要があるかという点かと。
sto
・近年それっぽい特許はなさそう
・基本的に新技術は小型撮像の方が使いやすい
・が、スチル向き小型だとそもそも解像限界の関係で現状既にLPF不要、3層カラーメリットが少ない(S/Nは基本悪くなるし
・一方産業、動画向けは依然3CCDが存在する
以上踏まえると大手が3層カラーやるなら3CCD置換向けで1/3~2/3でFHD~4k動画向けではないかと。(
本件はDRAM積んだ3積層回路の奴のことではないでしょうか。
also
シグマはEマウントも出していますし、他でもOEMやら何やらで他社との水面下のやりとりは相当な巧者であることは間違いないので、何等かのやりとりはあるでしょうね。ニコンとの係争中も山木さんが(正確な言葉遣いは忘れてしまいましたが)ニコンとはうまくやれると思っている、というな意味深なことを述べて、なぜか社交辞令や希望的観測に聞こえなかったのですが、案の定、シグマが正面突破でZマウントレンズを出してきました。見えるところでも見えないところでも、シグマのコミュニケーション力とwin-win志向は相当なものだと思いますので、この件も全くの没交渉ではないような気がします。
そしてシグマのFOVEON開発仕切り直しのニュース、今回のソニーの噂など、後で製品の形が見えてくる頃にはつながってきて、ユーザーの腑に落ちるのではないでしょうか。
今すぐではなくても、万能でなくても、ソニーとのやりとりの中で次世代FOVEON素子ができれば、ソニー自身はそのノウハウを動画分野の素子で生かし、外販ではFF FOVEONをライカM, Qシリーズやシグマに提供する、というのも悪くないのでは?ライカSL系にまでこれを載せると肝心のシグマと競合してしまいますが、SL系はベイヤーで高感度や連写、動画、通信性能といった汎用性を目指してもらうことにして。
しゅう
SONYがFoveonタイプを開発していても驚きはありませんが、Foveonタイプなら126MPは多画素過ぎるので、40MPが本命という感想です。