キヤノンがレトロ調ミラーレスカメラを計画している可能性が高い?

DigitalCameraWorldに、キヤノンのレトロ調ミラーレスカメラに関する記事が掲載されています。

Canon asks customers which classic film camera it should bring back!

  • キヤノンは、フィルムカメラスタイルのレトロ調ミラーレスカメラの発売を計画しているのだろうか? キヤノンが行っている市場調査から、その答はイエスだ。

    ニコンがZfとZfcで大成功を収めた後で、キヤノンが自社のクラシックフィルムカメラを復活させて、ニコンの成功を再現しようとしているという憶測が流れた。

    「最近、キヤノンは複数のチャンネルを通じて市場調査を行い、古いカメラのデジタルカメラ化の可能性に関する投票(アンケート)を開始している」と独立写真家連盟がWeiboで報告している。

    これがキヤノンの新型レトロカメラのための市場調査なのか、ちょっとした肩慣らしなのかは不明だ。しかし、キヤノンの上層部の最近のコメントと併せて考えると、レトロ調カメラが計画されている可能性は高い。

    キヤノンの幹部は8月に同社がレトロ調カメラを作るのかどうか尋ねられた際に「イエスともノーとも言えないが、一部の消費者は昔のベストセラーモデルのデザインを非常に気に入っている」「EOSは外観にしろ操作性にしろ顧客の声を聞きながら改良してきた。レトロ調ボディを求める消費者がいることを非常に重視している」と回答している。

    独立写真化連盟は4つのクラシックカメラ(キヤノンP、F-1、キヤノンネットQL17、そしてもちろんAE-1)の名前を挙げているが、これらがキヤノンが市場調査で触れたものなのか、それとも同誌が興味深いと感じた機種なのかは定かではない。この報告がされた時点では、QL17が圧倒的な票を獲得しており、P、AE-1、F-1と続いている。

    我々は、キヤノンが収集した情報をどのように扱うか見守る必要がある。おそらく、最も多くの要望があったカメラが生産されるのだろうが、売れ行きが良ければ、キヤノンは喜んでクラシックカメラの全ラインナップを復活させるに違いない。期待しよう!

 

キヤノンは以前に、インタビューでレトロ調カメラの開発に否定的な発言をしていたように記憶していますが、ニコンZfcやZf、富士フイルムのXシリーズなどのレトロ調デザインのカメラがヒットしているので、キヤノンもこの流れを無視できなくなったのでしょうか。

レトロ調カメラのアンケート調査が行われたからと言って製品化されるとは限りませんが、キヤノンがレトロ調カメラの動向を気にしているのは確実なので、そのような製品が今後登場する可能性はあるかもしれませんね。ベースとなるのは、一眼レフスタイルならやはり一世を風靡したAE-1でしょうか。