ニコンが「Z 600mm f/6.3 VR S」を正式発表

ニコンが、Zマウント用の軽量コンパクトな超望遠単焦点レンズ「Z 600mm f/6.3 VR S」を正式に発表しました。

「NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S」を発売

  • 株式会社ニコンイメージングジャパンは、FXフォーマットミラーレスカメラ対応の超望遠単焦点レンズ「NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S」を発売する。発売時期は2023年10月27日。予約販売受付は10月13日10時より開始。
  • 「NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S」は小型・軽量と高い光学性能を両立させた超望遠単焦点レンズ。全長を278mmに収めながら、クラス最軽量の約1390gを実現。レンズの重心位置を従来よりもボディー側に寄せた設計は、レンズの重みを感じにくくモータースポーツでの流し撮りや、動きの速い被写体の手持ち撮影にも最適。
  • PFレンズやEDレンズの採用により色収差を大幅に抑制。さらにSRレンズにより、補正が難しい短波長の光を制御することで、高精度な色収差補正を実現。
  • ニコン独自の「ナノクリスタルコート」の採用で、ゴースト、フレアを効果的に低減。
  • テレコン装着時も、望遠領域を拡大しながらレンズのAF/VR性能を活かした高い解像感を実現。
  • 5.5段の高い手ブレ補正効果を発揮する「NORMAL」モードに加え、連続撮影時のファインダー像が安定し、動きの速い被写体を追いやすい「SPORT」モードを搭載。シンクロVRに対応し、カメラボディーのボディー内手ブレ補正と合わせることにより補正効果が6.0段まで向上。
  • 「STM(ステッピングモーター)」を採用し、高速で静粛なAF駆動を実現。
  • 高い防塵・防滴性能と、フッ素コート採用による高い防汚性能を発揮。
  • 4つの「レンズFn2ボタン」と1つの「レンズFnボタン」を搭載し、機能の割り当てのカスタマイズが可能。ピント位置を登録し、設定したボタンを押すことで、登録したピント位置に瞬時に合わせることが可能な「メモリーリコール」機能を搭載。
  • 静音性に優れ、フォーカス時の画角変化(フォーカスブリージング)の抑制や露出の安定化など、動画撮影に配慮した設計。

nikon_Z600mmf63VRS_of_001.jpgZ600mm f/6.3 VR Sが噂通り発表されました。このレンズは600mm f/6.3のレンズとしては非常に小型軽量で、手持ちでも楽々と振り回せそうですね。Zレンズの超望遠には人気のZ180-600mmもありますが、大きさ重さ機動性を重視する人には、このZ600mm f/6.3 VR Sは実に訴求力が高そうです。ただ、店頭予想価格は80万円ということなので、Z180-600mmと比べるとかなり高価ですね。