リコーが2023年度 (2024年3月期)第2四半期の決算を発表しています。
- 【その他】その他の売上高は、前第2四半期連結累計期間に比べ 20.5%増加し 123億円とった。カメラ事業が堅調に推移している他、創薬支援事業において治験薬製造受託サービスが着実に成長している。これらの活動を含めた新規事業創出のための先行投資により、その他全体の営業損益は 52億円(損失)となったが、前第2四半期連結累計期間に比べ 8億円改善した。
リコーのカメラ事業は2022年度は黒字を継続しており、2023年度Q1は「好調継続」、そして今回のQ2も「好調継続」となっており、安定して利益がでているようですね。今後の新製品等に関するコメントは特にありませんが、11月26日のPENTAXのライブ配信が予告されているので、今後の製品に関する何らかのアナウンスを聞きたいところですね。
KA
「決算概要」の下にある「企業価値向上プロジェクト進捗報告」を読まれれていますか?
収益性改善に伴う構造改革を実施する内容で、
リコーイメージングに直撃するような内容となっていますが…
・抜本的な収益構造変⾰への踏み切り
・デジタルサービスへの資源集中
・低収益事業・新規事業ともに、デジタルサービスの会社としての
将来に貢献しない事業はFY25までの効果創出を⽬指し、出⼝戦略を検討
・低収益のノンコア事業の撤退・売却判断
・ノンコア事業の内、3事業を出⼝プロセスに移⾏
・出⼝戦略・実⾏を担う専⾨部隊の新設
プリごろ太
GR4は出るのか?出て欲しいですが、
待っている、いちユーザーとしては、
もうそろそろ何かしらの
アナウンスが欲しいです。
ちょむぉ
KAさん、決算短信/補足資料でカメラ事業が堅調に推移しているとあるようにリコーイメージング自体は問題ないように思えますが?
とおり
リコーグループ全体の中での売上割合の小さいカメラ事業をここ最近は毎回取り上げてることから、世間の注目を集める広告塔・文化貢献の意味で赤字を垂れ流さない限りは大丈夫かと。物好きが株を買うかもしれないですし(200株買いました)
利益だけに注目するならグループでラグビーチームを2チームも抱えたり、将棋の女流王座戦のスポンサーになったりはしないですし。
「最新技術に投資をしてキャッチアップ」を目指さず、一眼レフ機の継続やフィルム機の復活を目指しているあたりに文化事業の一環としての位置づけを感じることができます。
KA
ちょむぉさん
僕の杞憂であればよいのですが、最終的な判断はリコー本体が下します。
企業は限られたリソースの中で、価値・売上を最大化しなければなりません。
黒字であっても事業規模や将来性・成長性が乏しければ見直しを迫れます。
報道にもあるように、PBR1倍達成のため、これまで以上の構造改革を実施するようです。
リコーがカメラ事業をどう評価しているのかは、公開資料から読み取れます。
2022年3月3日発表の「中長期展望と第20次中期経営計画」で、
カメラ事業は事業再生ポジションに位置づけられており、
収益性・市場性・デジタルサービス親和性の評価項目全てで最低評価を受けています。
(全項目最低評価はカメラ事業のみ)
リコーにとってカメラはコア事業ではありませんし、
今回の構造改革の評価基準でもカメラ事業は評価されていないので、
楽観視はできないと思います。
朔
つべも無く言えばPENTAXブランドの保持が厳しいってことですかね。
リコーブランドのGRはよくランキングに載るぐらい売れてますがPENTAX一眼レフは初動の勢いのみ。
ミラーレスへの移行やカメラが売れない時代柄もあってPENTAXブランドの獲得が想定よりも力を発揮しなかったのは間違いないです。
ただそう簡単に事業を辞める判断になるとは考えにくいと思いますね。
販売戦略や商品開発の方針で何か動きが出るとは思います。
今の工房戦略は間違えでないと思いますがユーザーの思っている物とは少しずれているように感じます。
もし今後そのズレが少なくなれば将来ももう少し明るくなるんじゃ無いでしょうか。
to
ミラーレスに主軸を移しているキヤノンやニコンと比べてもシェアが伸びてるとは言えず残存者利益とは程遠い状況で、その2社が撤退するとレフ機市場自体がどうなるか分かりません。
KAさんが挙げた低収益事業や将来性に貢献しない事業に該当する可能性があり、かと言って広告塔や文化事業に値する規模の事業ができているかというと疑問があります。
ブランド維持以外に目に見えて事業継続する意味を示せないと厳しい目に晒されるのは避けられないかもしれませんね。
noppo
資料を深読みするといろいろ出てくるのかもしれませんが、ひとまずカメラ事業は好調継続ということで、前向きにとらえておきます。
それはそうとして、そろそろ50-135mmF2.8のリニューアルをお願いします…
JIM
カメラ事業が好調といってもGRシリーズがけん引しているだけでPENTAXブランドが好調ではないでしょうからね。。。(PENTAXユーザーとしてはさみしいですが)
一眼レフに特化してニッチな市場と取りに行くのは良い戦略かもしれませんが、問題は受け皿になるカメラとレンズがないのが痛いです。
続けていくのであれば、K1-2の後継機とレンズのPML化は急務かと思います。
※全てではなくても、スターレンズのPML化は必須でしょう。
それを実現しても現状が変わらなければ・・・厳しいかもしれませんね。。。
ぺんた隊長
好調なのはGRシリーズと固定費削減であって、PENTAX事業は相当苦しいかと思います。一眼レフ宣言はいいものの、言葉だけで行動がないと言われても仕方ない現状ではないでしょうか。まず50-135PLMがありません、こちらは早急に出す必要あります。また、K-1Ⅱ後継も早めに出す必要があります。最低限、この二つは出さなければ、戦えないでしょう。もっと言えば、DFA☆21F1.4やDFA☆300F4,DFA☆400F4.5等も早めの投入が必要です。技術ではCanonやSONYなど大手に勝てないのは明白になってきました。だからこそ、レンズやボディは必要です。あまりに行動がなさすぎる気がします。今月末のイベントで何か明るい話題を期待しています。
SoA
他社がやらないところをやって行く。と以前もリコーイメージングの社長がおっしゃっていたので、規模を小さくして赤字にならない範囲であれば事業存続されるのでは?フィルムカメラのルネッサンスとか、モノクロ専用機とか、フレアを楽しもうとか、もう普通の発想とは違うベクトルで今後の存続を考えているのでは?
写真機界隈が元気だった頃を考えると寂しい気持ちもあるけどそんなメーカー、そんな集団の存在は楽しみでもある。
win
今でもGXRを固定ビューファインダーを付けてそのままミラーレスカメラとして売り出せばいいのにと思っています。レフ機に生き残りをかけることにしたので文句を言っても仕方が無いのですが、レフ機のライカになれるかレンズにかかっている気はしますが。
k3m3
ペンタックスはミラーレスを諦めたのならば、
ミラーレスに出来ないカメラ作りをトコトンするべきだ!
機能の面ではミラーレスに勝てないのは明白な事実
今こそ初心に返って、シンプルで誰もが扱いやすいデジイチが良いのではないのか?
家電や携帯もそうだが、使わない機能が多すぎる…
LXやMZ3みたいなシンプルで、欲しくなるデジイチを心底期待します!
(私はK3m3を使用していますが、使わない機能の方が何倍も多いw)
とにかく売りやすいカメラでは無く、欲しがられるカメラを作ってください!
がんばれペンタックス
mameo
PENTAXはLeicaのように高級路線に転換すべき。
工房的ものづくりで熟練した技術を誇る職人たちの手によるカメラであれば
なおさらかと思います。
LA
KAさんの仰ってることも分かりますよ
「好調継続」と「低収益」は別に矛盾しないと思います
ノンコアなのは間違いないですし、黒字化しててもおそらく低収益でしょうから
・低収益のノンコア事業の撤退・売却判断」
の判断対象にはなっているでしょう
赤字を垂れ流している状態より黒字の方が売却もし易いでしょうし
もちろんリコーが撤退・売却を選ばないことを望みます
どんどん
リコー本体が産業用カメラを使ってのソリューションの提供に力を入れているみたいですし、THETAやWGの開発もあるのでそう簡単にイメージング事業を切ることはないんじゃないかと思っているのですがどうなんでしょうか。
PENTAXはマーケティングが下手な印象はありますね。
例えばK-3IIIで言えば固定液晶とかバッファの容量とか、そういう細かいところで顧客のニーズを捉えられずに売上を落としている部分はかなりあるように感じます。
フィルムカメラプロジェクトはぜひとも成功してほしいですね。
PENTAXの存在感を示してもらいたいです。
商売としてはうまくやってほしいのですが、でもPENTAXには手が届くブランドであってほしいですね。
ブランディングを進めてやたらと高級化していくようなことはしないでもらいたい。
ユーザーがついていけばいいのでしょうが、もしそうなったら私は降りるでしょうね。
探索する獣
ブラックフライデーでGRIIIxチェックしたら発表当時と値段変わってないし即売れで驚きました
好調なのはいいことです