PhotographyBlogに、昨日発表されたソニー「α9 III」と「FE 300mm F2.8 GM OSS」との組み合わせによる12枚の高感度のサンプル画像が掲載されています。
・Sony FE 300mm F2.8 GM OSS Review (so far)
- サムネイルのリンク(※元記事のDownload Originalのリンク)はソニーFE300mm F2.8 GM OSSをα9 IIIに装着して撮影したフルサイズ(縮小していない)のサンプルだ。
上の画像は1枚目のISO12800のサンプルをピクセル等倍で切り出したものです。サンプルをピクセル等倍を見ると、ISO12800のサンプルはかなりザラついていてディテールもソフトですね。また、ISO1600でも少しノイズが浮いているので、最新のローリングシャッターのセンサーに比べると高感度は強くないという印象です。
グローバルシャッターは超高速連写や全速同調、ディストーションフリーなど数々の優れた特徴がありますが、画質面ではローリングシャッター機に追いつくにはもう少し時間がかかりそうですね。
[追記] Photographyblogにα9 IIIIの別のサンプルギャラリーが掲載されています。こちらのサンプルギャラリーに上の画像と同じ画像があり、よりノイズが抑えられています。上の画像とは現像時の設定が異なるようで、上の画像は露出アンダーを持ち上げているためにノイズが増しているのかもしれません。
ひてさん
プロの方は120コマ秒のカメラが必要なんですね。
ぱっかー
ポトレ、ストリートとか何にでも使いたい人には向いてないかもですね
hui
一瞬を得るか、解像感を得るか。
究極の2択を迫られそうです。
しかしながら光量が潤沢にあるフィールドやライティングで準備万端な現場であれば、間違いなく新しい表現が出来ると確信しています。
電卓
グローバルシャッターによる画質の低下は以前から言われていましたし、仕方がないのかもしれませんね。
ただ、グローバルシャッター搭載機を量産したことにより、センサーのコストが安くなることはやはり大きいですし、この機が必要な人は必ずいるでしょう。
このセンサーが競争に加わったことによって、画質が改善することに期待します。
タケ
高感度は使えそうもありませんねぇ やはりグローバルシャッターの画像への懸念は解決半ばですか。
ソニーはとりあえずグローバルシャッター搭載カメラを他のメーカーより早く出したかったのでしょうねぇ~ それはそれで価値はあるのでしょう。
クリーム茶
α9初代やα9Ⅱ持ってる人は買い替えではなく買い増しがよさそうですね。
きの
外部処理ですが最新AIノイズ除去の威力を知ると普通にカバー出来る範囲だと思いますね。このボディを買える人ならPCのマシンパワーにも投資しているでしょうし。
チレット博士
技術的に挑んだという意味で素晴らしいです。
α1IIに関しては、ローリングシャッターと高感度高画素重視で、JPEG読み出し秒60コマなど棲み分けがされそうです。
ササニシキ
画質はやはり・・・という感じですね。
ただ、画質を求める機種ではなく、
その高速性能、瞬間性能を求める人向けですからね。
多用途性を求める人には不向き。
ある意味、分かり易い話ですね。
みはる
高感度についてはニコンのD800時代の10年くらい前のセンサー性能ですね
光量が充分なシチュエーションだと関係ないですが、高感度は全く期待できないのが分かってとりあえずは良かったです
ろろ
α9やα7ⅢでもISO12800はかなりきついのでAutoの上限は6400にしています。なので6400あたりの作例を見てみたいですね。
明日のイベントにα9も連れて行って比較してみようと思います。Rawファイルはもう開けるのかな?
のぶき
とにかく何がなんでも世界初として出したかったってことでしょうね。
価格を考えても、どうしてもローリングシャッターじゃ困るプロカメラマン向けという気がします。
報道向けで、等倍で見せないなら何とかな気もしますが、結局ノイズでディテールが潰れるなら、最新のローリングシャッターの僅かな歪みと、どっちをとるか、な気もしますね。
いずれは成熟して主流になるのだと思いますが。
望遠野郎
趣味、アマチュアの方なら現状の積層センサーでも十分でしょうね。歪みの優劣も等倍で目を皿にして見てといった具合でしょうし。一般ユーザーにはロマンを追い求める方にはどうぞというところですかね。
りん
「綺麗に撮れるか撮れないか」
という点では後処理による補正、補完が必要そうではありますが
「その一瞬が撮れるか撮れないか」
という点では唯一無二な存在と思います
本当に必要な方が使うカメラで「その一瞬」は後処理では手に入りませんものね
AKI401
同サイトにRAWサンプルが35枚ほどありますね。
https://www.photographyblog.com/reviews/sony_a9_iii_review
タスク
思ったよりノイズが酷いですねー
グローバルシャッターにはまだ課題がありそうな感じです
でも実際に製品にしてくれたのはコチラに選択の余地が出来たということなので素直に嬉しいです
らぷたん
意外とプロの方がアマチュアより細部のノイズには寛容なのではないかと思います。
媒体としての鑑賞サイズで判別できなければそのノイズは無いとの同義ですから。
それより瞬間を収められる意義はとても大きいと思います。
tdk
常用ISOが250-25600と聞いて、m4/3機みたいだなあと思ったのですが、高感度画質はやはり数字なりのようで、使いどころを選ぶ機種のようですね
しかし、タイミング的には2024オリンピックを見据えたものだと思うのですが、これでは使用するカメラマンは限られるのではないでしょうか
2石
私はこのカメラはスポーツカメラマンというよりも、
ストロボ使いのカメラマン向けだと思っていて。
全速ストロボ同調を使いたい人かなと。
ストロボ使いのカメラマンはそんなに高感度は使わないし
アルファカメラマン
この機種の高感度性能が特別高いとは思いませんが、ISO12800ならこんなもんではないでしょうか?ISO1600でも比較的綺麗かと思います。
こちらのリンクから見れば沢山作例があります。
https://www.photographyblog.com/reviews/sony_a9_iii_review
abc
2400万画素でこれは中々渋いですね。とはいえノイズ処理ソフト使えば今はなんとかなりそう。今までの積層センサーもスピードのトレードオフありましたし、今後徐々に解決していけば良いのではと思います。
タホ
コンポジットrawやpure rawで何処までクリーンになるか。ですね。
トヨヒデ
確かに、ISO1600で既にノイズが出始めています。ローリングシャッターとの高感度の差はかなり大きいようです。これから差は縮まっていくのでしょうが、現時点では使い分けが必要みたいですね。
ただ、高感度耐性の弱さがあったとしてもグローバルシャッターを求める人はいます。動画機として見てもローリングシャッター歪みが発生しないという一点だけで買い求める人はいると思います。
いやーほんと、新時代が到来しましたね。
セラビー
ポートレートでISO1600以上上げることはないので問題にならないかなぁ、ISO400前後のサンプルを比較したいと思います。
それよりもフラッシュ全速同調のシャッターが、ロケのポートレートでは大きなメリットです。
kkcc
被写体が歪むのを補正するが楽か、ノイズを取るのが楽か?
AIの進歩を見る限り後者のような気がします。
ある程度ピーキーであっても、ローリングシャッターの種々の弊害から解放されたカメラを、プロはもちろんアマチュアの手の届かないこともない価格で提供してくれることに価値があると思っています。
既存センサー並の高感度性能となると、あとどれだけかかるかわかりませんし。
個人的には、買えたとしても動画機としてしか使わない予定なので、4K動画でどうなるかが気になっています。
rad
高感度耐性は同じ2400万画素のR3の方が圧倒的に良さそうですね。
50枚までの限定とは言え、R3も秒間195コマの速度が出ますし、速度は両者で甲乙付け難い性能。
高速連写はシャッター速度をある程度稼がないとあまり意味がなく、
ISO感度がやはり連動するので、α9Ⅲはそこがネックになるかもしれません。
ジェラ
想像以上に破綻が早いなと言う印象
まぁ初物ですし今後進化していくとは思ますが、用途に合わせて買うかどうか決めるってことでしょうね。
ちばちば
この画質だと、一般ユーザーにはメリットが少なそうですね。
初代α9も一眼レフに及ばない部分がありました。α9シリーズは新技術の実験機という側面が強いのでしょう。
ヤーノシュ
初期のCCDセンサーの高感度ノイズのような感じがしました。粒状感というか。
これなら撮って出しは目を瞑るとして、
後処理すればそんなクセがキツくない画像ができあがると思いますが、どうなんでしょうか?
動画は、、、ちょっと無理かな。
破格どっと来ぬ
欠点はあったとしても、新しい技術を市場に投入して、どんどん磨いていくスタイルでしょうか。
初代のα7も、小さくて軽い、そして価格的にもお手頃なフルサイズとして発売されましたが、従来のカメラに比べると欠点も多く、批判も多かったと記憶しています。
しかし、10年後の今ではフルサイズデジカメの業界を引っ張る機種群まで成長しました。
α9Ⅲに搭載されたグローバルシャッターのセンサーは、今度どんな発展を見せるのでしょうかね。他社も黙ってはいないでしょうから、業界全体の動向としても興味深いです。
ソニーらしい挑戦だと思いました。
ちゃちゃまる
グローバルシャッターで120fpsは凄いですね。ただ使いどころは尖ったところにあるかもですね。ストロボ同調でハイスピードでの撮影は期待できるのでしょう。野球やテニスの高速のボールと選手を撮るとかなら一つの大きな武器になるかもしれませんが、室内やそれ以外スポーツだとグローバルシャッターの良さが生かしきれるかどうか、いくつかのレビューをみる必要があるかもですね。
現状、ベーシックモデルのα7Ⅳからハイスピードへのステップアップがα1やα9IIIで値段が3倍近いとちょっとラインナップのすき間が大きい印象です。個人的にはα9Ⅱやα7RⅣくらいの値段でメカシャッターレスの積層CMOS 2400〜3300万画素で常用ISO51200〜102400、連写20〜30fps、そしてAIAF搭載モデルが買える範囲だったかなと…(α9ⅡにAIAFつくだけでいいんですが)
最後に。そうは言っても、グローバルシャッターを製品化したソニーさんには大きな拍手を送りたいです。
スナッキー
CCDセンサーからCMOSセンサーに移行し始めの頃は色々言われてましたが今は余りその辺りは言及する人少なくなりましたよね。
AI使ったノイズ除去とセットで使うようになるとか運用なのかカメラの処理なのか文化が転換していくのかな?と予想。
パリオリンピックで使うカメラは感度も必要ですしプロの方悩ましいかもしれませんね。
ほっとみるく
ISO1600のサンプル見ても結構きついですね・・・
使い所をかなり選ぶカメラになりそうですね
xylogen
1600は悪くない画質だけど12800は結構微妙ですよね。ISO上げたときの変化が普通のセンサーとは違う感じなのかも。
続報待つしかないですね
AO
https://www.photographyblog.com/reviews/sony_a9_iii_review#sample_images
同じ作例がα9IIIのページにも上がっていますが、そちらではだいぶノイズが抑えられています。
この300mmのページとのノイズ感の違いの原因が気になりますね。
2石
自分のα1で撮影した屋内スポーツ物のISO6400と(自分の感覚ではα1は6400を限度としているので)
サイトにアップされているα9ⅢのISO6400のデータを落として、
それぞれにAIソフトでノイズリダクションやディテール回復などのパラメータを
工夫してみました。
正直言うとかなり厳しいですね。AIソフトを使って、ディテールを犠牲にしてある程度ツルツルでもいいやという所まで妥協が必要でした。
自分の感覚と今までやってきたα1での結果と照らし合わせると、
α1の感度性能に比べると、1段でなく2段かそれ以上悪いと思いました。
ちょっと限定されるかもしれません。やはりストロボ使いが圧倒的に多いカメラマン向けかもしれません。
屋内スポーツではストロボや自前照明なんかは使えないですから、
それで1/1000のシャッターを切ろうとすると、大抵はISO5000から6400は必須となるため、昼間の屋外スポーツは良しとしても屋内スポーツがかなり厳しいです
タスク
AOさんの貼ってくれたリンク先のサンプルは全然想定内のノイズ量ですね
これならグローバルシャッターは実用と言えそうです
co
なるほど、α1でなくα9である意味。
というかシリーズで性格を分けたのがこういうチャレンジを見据えての事だったのかなと思いました。
オリジナル画像をいくつかダウンロードしてみると、7枚目はISO12800ですが6枚目のISO1600とそこまで落差が気にならなかったりはしますね。
Yoshio
動画という観点では、10年ほど前に発売されたBMPC4K(Pocketではないほう)もグローバルシャッター機でしたが、そもそも最大ISOが800でしたし、REDのKOMODO 6Kも推奨ISOは800でしたかね。
動画で使うならやはりISO800くらいで撮るのがベターかもしれないですが、まあ今後色々な動画の作例が見れるのを楽しみにしてます。
いずれにせよ、少し用途は限定されたとしても、一度は動画でも使ってみたいカメラですね。とりあえずはレンタルで…
harao
DxOやAdobeのAIノイズリダクションに対応したときどのぐらいディテールが改善するか見ものですね。
AKI401さんのリンク先からISO12800のRAW作例をWindows11標準のフォトアプリで開いてみた感じはAIノイズリダクションで結構ディテールは改善しそうな気がします。
ノイズは確かに多いけどAPS-Cセンサー機のISO6400よりディテールはちゃんとしてるかなと。
kankan
とにかくグローバルシャッターが必要な層の囲い込みor開拓を第一にギリギリ画質や価格が折り合うタイミングで発売したという感じはします。
高速読み出しで画質が欲しいならα1、Z9、R3が既にある現状、それらと比べより一瞬に強いことを生かして三苫の1ミリのような1枚を撮れる可能性を秘めているというのがこのモデルの強みなんでしょうね。
うみおじ
グローバルシャッターを民生機に落としたソニーに拍手を送りたいです。
本当によくやってくれました。
ただ、a9iiiではなく別のコンセプトモデルとして出して欲しかった。
正直、別の噂で流れていた33MP秒40コマであれば画質•高感度は保たれていたのではないかと考えてしまい、そんなa9iiiが欲しかったなという気持ちになってしまっています。
すごいのですが、こういう登場の仕方は待っていないというか。もどかしい気持ちですね。
としたか
作例を見て意外と被写体ブレがある方が躍動感が出る気がしました。動体がスチルのように撮れる事で新しい世界が開けそうです。
Kanuma
2石さんのおっしゃるとおり、特にストロボ使いには夢のようなカメラだと思います。ストロボの発光能力に制限されますが、1/80000シンクロ、秒120コマ連写が可能なわけですから。ソニーにはその特性を生かす意味でも、キヤノンEL-1のような発光間隔の短さにこだわったストロボを期待したいです。できれば、光量を抑えた状態なら秒120コマ連写にある程度追随できるくらいのものを。
モコ太
こちらにもサンプルありました。ISO400のもあります。
https://www.optyczne.pl/19385-news-Sony_A9_III_i_FE_300_mm_f_2.8_GM_-_zdjecia_przykladowe.html
push
独自の機構により他社より高感度が低い‥‥なぜかTLM機を思い出してしまいました。
GSを実現できただけでも凄いことだと思います。用途ごとにキャラクターを振ったボディ展開をしているSONYだから出せたのでしょうね。これこそが強みだと思います。
刺さる人にはとことん刺さる。最近のSONYに無かった野心を感じますね。
カメラオタク
将来、Exmor Tがフルサイズでリリース+グローバルシャッターが搭載された時が本命じゃないのでしょうか
その時には高画素、高感度、高速連射の全てが揃ったカメラが登場しそうですね
そう考えるとワクワクします
シグマ使い
乗り物系の動体撮影だと、メカシャッターや高速電子シャッターの幕速1/200sくらいだと
どことなく歪んでいるのが気になるカットがどうしても混じってきます。
それを克服した本機、プリキャプチャーに120fpsと合わせて来年の航空祭での活躍が楽しみです。
自分はとても手が出ないので、数年後にfp用に外販されたりしないかと期待してます。
fpはグローバルシャッターのセンサーを採用して初めてコンセプトが活きてくると思います。
エックスズ
パッと見、汗か水しぶきかと思ったら盛大なノイズでビックリしました。
これはちょっとα9IIユーザーは行き場を失ってしまいそうですね。α9IIIのセンサーのみ従来の積層型で据え置きのα9IIAが出れば使い勝手も良さそうなんですが。。
2石
私はISO6400のデータをα1のと比較した時にはかなり厳しいと思いまして投稿しました。
ただ、皆さんが教えてくれた様々なリンクから色々な感度のデータを見ると、
どうやらこの9Ⅲの感度性能はISO1600を境にして急激にノイズが増加する傾向があるように感じます。
とにかく報道目的でその瞬間が欲しいなら画質はどうでもいいという面もあるでしょう。そんなカメラマンには最適解なのでしょう。
画質も重視する人はISO感度は1600以下で大丈夫ですという撮影環境が
ほとんどという人なら不満は出ないのかな。
今までのαシリーズは全ての項目で順当な区別で予想通りのモノだったと思いますし、買って失敗したというのはそんなに無いラインナップだと思いますが、
このカメラは使い方、目的、自分の最優先事項がどこにあるのかをしっかり考えないといけない特殊カメラ。そんな印象を持ちました。
M
夏季オリンピックは室内やナイター開催の種目も多いので、そこで実用に耐えうるか?と言われるとなんともいえないですね
花形である水泳や陸上ではかなり使い所が限られるためプロは手を伸ばしにくいと思います
ゅぃ
初モノは初モノですからね。
勝負に出るのは2代目からでしょうか。
最近はモデルサイクルもそこそこ長くなってきましたから、2代目の出来の良し悪し、初モノからどれだけ進化がみられるか…で周りの見方も決まってきそうですね。
正直、少しガッカリというか…、期待が高まり過ぎたというか…。
自分が最近入れたのが一般的なメカシャッター搭載機だもんで…、いやぁ、新型買うたばかりなのに時代がイッキに進んでもうた …なんて思ってしまったけれど、まだまだメカシャッターも行けそうな気がしてきました。
それでも 新しい技術 はメーカーの垣根を超えて応援したいです。
noppo
高感度のサンプルを見てみましたが、たしかに、ノイズの乗り方がフルサイズにしては激しいですね。
そうは言っても、アマチュア目線ではありますが、このカメラのコンセプト通り「一瞬を撮り逃さない」ということを第一とするならば良い選択肢だと思いますし、実際のところ、これくらいの画質でもメディアへの掲載目的であれば大きな問題にならないのでは?
風景写真には向かなさそうですね。
英國紳士
うーん、Aiノイズリダクションソフト頼みって感じでしょうかね?
一部のクリエイターならばこのカメラで凄い画が撮れそうです。
しかし、多くのカメラマンはこのカメラのピーキーな性格をもて余し、今まで使い古した得物のほうが良い画を撮れていたのでは?と自分に問いかけるかもしれません。
現にソニーは無印、R、S、C、9、1と明確に分けておりいわゆる適材適所に特化したカメラに分化させる手法をとってきましたし、その解としてA9iiiを出したんだと思いますし、その通りにスピードに特化した唯一無二の鋭く尖ったカメラです。
私も現状撮れるものにスピードが欲しいとは思ってましたし、発表された時にはまさに予想より遥か斜め上という驚きの連続のようなものでした。
しかし、実際に検討してみると、ここまでの高速連写が必要なのか?そのスペックを活かせるような純正機材は揃っているか?あるいは、その性能を活かした撮影が出来る被写体がいるのか?など考えると残念ながら私にとってこのカメラはまたまだ手にするには早すぎるという結論になってしまい、見送ることにしました。
上で2石さんが仰っていることが全てだと思います。
「このカメラは使い方、目的、自分の最優先事項がどこにあるのかをしっかり考えないといけない特殊カメラ。」
必要な人には鋭く急所に突き刺さるカメラでしょうが、私には急所を外して違うところに刺さってしまった。
結論は残念でしたが、ワクワクするカメラだった事は間違いなかったです。
だっふんだ
ストロボに関してなら最速を謳うProfotoD2でも1/63000秒の閃光時間。CanonのEL-1なら1/1024で発光すれば約1/82670秒だけど弱すぎでしょ。定常光ミックスならシャッタースピードが上がったとすると、その分光量が必要になるけど、高感度が弱いのでは意味がない。ハイスピードストロボ撮影のならカメラボディよりストロボの性能の方が重要になりますね。
よく使われる使用環境で言えばクリップオンでフル発光したら短くとも1/960秒。屋外での撮影なら解放で撮るなら、シャッタースピードに閃光時間が足りなく、少し暗く写るシチュエーションがあるはず。日中シンクロならほぼフル発光で、チャージ時間が問題になるからバッテリー式小型モノブロックをHSSで使った方がいい。
ソニーが言うようにスポーツ、野生動物の撮影のプロ用機なんでしょう。あとは画質でしょうね。
ひまわり
他のサンプルを見ると少し露出プラス側に振った写真は特にノイズが激しいとは思いませんでした。アンダー目だとノイズが多い。製品版はもっとノイズ軽減してくると思いますよ。ISO6400-8000位迄なら実用上問題なさそうに思いました。4‐5年先になると思いますが2代目辺りは高感度を一気に改善してくるでしょうね。
アングリーチャッケン
これなら、パリ五輪のソニー機はa1とa9Ⅱがメインになりそうな…
ネット媒体や新聞などでは最終的にリサイズされるのでノイズを気にしないスポーツ報道カメラマンなら使うかもしれませんね。
スポーツ写真としてみたら、汗とか水飛沫より選手の表情が主題になるので、1/80000のSSはどこまで受け入れられるのでしょうか?と考えるとa1でもいいような…。
ソニーセミコンとしても、ずっとソニー機専用にするよりニコンなど他メーカーでも使ってもらえる方が利益は出そうな感じがするので、
数年後にニコン機とかに採用されるかもと期待しております。
kooth
ゴルフ競技で、スイング中のシャフトが歪まないカメラという1点だけでも、
欲しがる人もおられるでしょう。
オリンピックカメラとして優秀かと。
グローバルシャッターということで、
センサの各ピクセル裏に転送用の回路がついているから、
従来よりも熱ノイズや転送時のノイズが出やすいのでしょう。
炎天下でどれだけ使い物になるのかが気になります。
れんじ
画質に対するコメントもソニーの想定内なんでしょう。α1、α7R、α7Sがあるわけで十分な個性ですよ。特にα1との差別化への回答な気がします。屋外スポーツ、報道に特化でしょうか。
pko
業務用ハイスピードカメラの出す画を見たことがありますが、それを思い出しました。ペルチェで冷却したり、やはりノイズ対策には苦労したようです。ソニーが民生機として売り出すということは意味あることと思いますのでとてもワクワクします
BKR
いやいや、新聞社とか殆どJPEG撮って出しが多いでしょうから、このノイズは辛いのでは。ノイズ除去なんてしている暇ないって!撮りながらPCで送っているのを良く見ますもん。しかしa1のノイズ処理無しで4000までしか使えないと思っているのですが、それを下回るとは。RAWノイズ無処理?の画像でしょうが期待していた分残念です。歪みが気になる人とストロボ多用する人には必要でしょうが私的にはa9初代、やむなく続投決定です。少なくともa9後継ではなく、別路線の機種の様な気がします。
まるさい
懸念していた高感度耐性ですが、やはり低いですね。
α9IIも決して高いとはいえませんでしたが、ISO1600以上で悪化が加速するのは常用2000前後の室内スポーツ撮影ではきついなという気持ちです。
初代無印α7を導入後、すぐさま初代のウィークポイントをつぶしてきたα7llを出してきて、非常に悔しい思いをしたこともあり、今回も1年くらいでグローバルシャッターのウィークポイントを潰したα9IVを出すような気がしています。
それも商品切替スピードの早いSONYらしいのですが。
シュワシュワ
なるほどISO1600までならなんとかと言う感じで、使う状況や求めるレベルを分かった上で使わないと痛い目見そうですね
しかしハマるとこには唯一無二
使い手は限られそうですが、1などとの棲み分けはハッキリしましたね
smily
画像のどの部分をとってみても時間のズレが無いって素晴らしいじゃないですか。
止められない時間を止めた撮影。
真に瞬間を写しとった画像。
「シン・写真」と呼びたいですね。
喜寿
もと写真見てないのでなんとも言いがたいですが、ISO12800の切り出し等倍ならこんなもんでは?という感じです。
この手の類いでそもそも切り出し等倍にする必要性あるんですかね?
まあ、一次検証としては必要なのかもしれないですけどメディア掲載や印刷物とした際の実用性の段階では正直気にならないような…
α7Ⅳユーザー
自分のα7Ⅳと2stopくらい差がある感じ。ノイズの少ないサンプルはJpegで、こっちのはRawからストレートに現像したやつかな。
エンケラドス
グローバルシャッターの長所のひとつは超高速シャッターが使えることだ思いますが、高感度画質がこの程度ではその長所を活かす場面が限られるのでは?
やすし
高感度耐性は、かなり厳しいですね~
でもソニーのチャレンジ精神は、称賛したいです。
昭和人
α9 III特有の問題ではないけど、グローバルシャッターでストロボ全速同調と言ってもGodoxとかニッシンのストロボは発光時間を長めにとることでガイドナンバー稼いでいるから、ストロボの発光時間を超えるシャッター速度では露出不足や露出ムラを量産することになる。だから、ソニーでもそれを避けるために自社ブランドのストロボで且つファームウェアが対応したものしか保証してないでしょう。因みに、ソニー機ユーザーでもGodox使いは多いと思うが、Godox AD200の発光時間は1/220~1/15380、V1が1/300~1/20000。発光時間がかなり短いProfoto A1X/A10でも1/1200~40000。かつて、ニコンD1/D70がCCDグローバルシャッターだったころは、ストロボは理論上全速同調だったが、1/500までしか保証されず、ニコン純正ストロボではシャッター速度が1/500を超えると警告やロックがかかった(サードパーティのストロボではGNの減少や露出ムラ承知で全速同調できたが)。これ、レンズシャッターのハッセルX1D/X2DでProfoto使うときにも注意喚起されてて、ストロボ発光時間を超えるシャッター速度選ばない様に言われている。従って、α9 IIIでストロボ全速同調と言っても同じ注意が必要。
流れ星
シャッター速度が1/16000とかなでiso 12800ならこんなもんじゃないですか?
コツメチャン
スポーツや野鳥の飛翔シーンなど、このカメラで想定される激しい動きの被写体を一瞬で切り取るにはシャッタースピードが1/1000以上は欲しいところなので、iso感度的にはかなり厳しいかなというのが正直な感想です。
室内競技のみならず、屋外でも曇天だと結構厳しいような。
α9III発表時には、これからはグローバルシャッターの時代だと思ってしまいましたが、現状ではあくまで特殊用途のセンサーどまりで、これがメインストリームになることは考えにくいですね。
これが技術的に解決できるものなのか?
今後に期待です。
プラン
万人に売るカメラじゃないんだから性能特化で全然いいんじゃないですかね
ノイズなんて後処理でなんとでもなるけど、その一瞬を撮り逃したら取り返しがつかないですから
KYOTO SONYユーザー
今積んでいるAIプロセッサーをAFの為だけにとどめることなく、ノイズ処理にも対応できるくらいのことをしてくるんじゃないかな、SONYさんは。
nullpox
動体も撮りませんし補助光も使わないので買いませんけど(価格的に買えませんし)、すべてのピクセルが同じ瞬間の光だと思うとワクワクしますね。
ノイズよりも正確な時間の切り取りのほうが重要、そしてそれはグローバルシャッターでしかかなえられない。
だからこれを出すのだ、ととらえると、素晴らしい挑戦ではないでしょうか。
ある意味、一般カメラ機全体のロードマップを示したエポックメイキングな機体だと思います。
Haru
私は野鳥撮影者ですが、そもそも普段ISO6400を超えて撮影することはほとんどないですし、夜間におけるISO12800のノイズの乗りなんてこんなもんでしょう。
今は非常に優秀なノイズ除去ソフトがありますから、全く問題ないと思うのですが、皆さん気になるものなのですね。
browsemen
ソニーマネージャーによると画質は損なわれていないらしいです
12800は既存センサーでもこんなものでは1600もそれなりに見える気がします
ぷくぷく
天体写真を撮ってるとわかりますが、センサーが熱を帯びるとノイズが酷くなるんですよね。120コマで連写し続けたら最初と最後のノイズ差が酷くなるのではないかと。出来れば強制空冷システムが追加で使えたら良いかもですね。
うなぎパイ
みなさん割と評価は厳しめですね……
個人的にはマイクロフォーサーズ並の高感度耐性が達成できているので、初号機としては上出来ではないかと思いました。1/100秒のズレが命取りとなるような方にとっては十分許容範囲かと想像します。
ななな
高感度はマイクロフォーサーズくらいですね。まあ十分と思いますが。
はらけん
サンニッパのサンプル画は元のJPEG写真を増感したもののようです。
全く同じ瞬間に撮られた元JPEGがこちらにありました。
https://www.photographyblog.com/reviews/sony_a9_iii_review#sample_images
ほっじす
プロ野球等のスポーツ記事の等倍写真でも同等のノイズがでてるので、スポーツ用途だと特に問題なさそうですね。
まぁ、スポーツ記事で等倍鑑賞する読者がどれだけいるかは謎ですが
タホ
・https://petapixel.com/2023/11/09/sony-a9-iii-hands-on-finally-an-actual-game-changer/
・https://www.dpreview.com/articles/9503458063/sony-a9-iii-what-you-need-to-know
・https://www.dpreview.com/samples/2225717563/sony-a9-iii-sample-gallery
petapixelやdpreviewを見る限り、高感度特性に欠陥があるわけでもなさそうです。
積層型CMOSで従来のデメリットを軽減も、電荷容量の低減により白飛びしやすく、ベースISOが高いと評価される。とのことで、最終判断をくださうの下すのは時期尚早ですが、想定していたよりも現実的に見える良い落とし所だと思います。より高感度耐性や、ダイナミックレンジ、高解像度を求めるのであれば、A1やSやRを選べということだと思います。
信者
動くものを撮るのには使えそうだけそそれ以外にはあんまり向いてなさそう
スポーツカメラマンとかモータースポーツなんかであれば有用なのかな
no name
正直、製品としてはこれで良いと思いますがせめて正常進化のα9ⅲじゃなくて、α9gとかにすればよかったのにと思います。
恐らく、今後はグローバルシャッター搭載機としてα9シリーズに担わせていくから亜種モデルにしなかったのかもしれませんが、ちょっと性能的には正常進化とは言えないように感じましたね。
なんとなく、SONYのカメラは他社に比べると職人や料理人の道具のように、用途や好みで使い分ける事に重きを置いているのはわかっているのでかなり一部のパラメーターに振り切ったなと言うのが素直な感想。
これまでは他社も同様に用途分けした機種で販売していますが、ある程度のマルチ性も担保していました。
しかし、今回のa9は良い意味で捉えるとかなりソリッドな機種ですね。
玄人志向には刺さる機種なんでしょうかね。
個人的には色んなものを撮りたいので、もう少しマルチに使える機種だと手が出たなと感じました。
ヤンタン
スチル用途では画素数くらいしか差別化する点がなかったα1とα9の立ち位置が、全方位に強いα1と、とにかく一瞬を切り取ることに特化したスピード特化のα9とはっきり分かれたんじゃないですかね。
もともとソニー的にはα9は一部のプロ向けを想定しているでしょうから、パラメーターに全振りというのも理解できなくはないですね。
技術革新が進んでグローバルシャッターが一般機にも降りてくる日が楽しみです。