ソニーがグローバルシャッターを採用した「α9 III」を正式発表

ソニーが2460万画素のグローバルシャッターセンサーを採用した高速連写機「α9 III」を正式に発表しました。

Special Event - November 7 | Sony | α

  • 2460万画素フルサイズグローバルシャッターセンサー
  • スチルでも動画でもゼロディストーション
  • 120コマ/秒でAF /AE追従ブラックアウトフリー
  • 759点位相差AF、95.6%の範囲をカバー、-5.0EV対応
  • フリッカーフリー
  • フラッシュシンクロ可能な最大1/80000秒のシャッター速度(連写では1/16000秒)
  • フラッシュ全速同調
  • エルゴノミクスが改善されたグリップ
  • 240fpsと最高クオリティで120fpsの944万ドットEVF
  • 4軸マルチアングル液晶モニタ
  • 8段分の効果の5軸手ブレ補正
  • ティストーションフリーでクロップなしの4K120p、6Kオーバーサンプリングの4K60p
  • 5999ドル、発売は2024年春

(追記)国内でも正式発表されました。

グローバルシャッター方式のフルサイズイメージセンサー搭載『α9 III』発売

  • ソニーは、世界初グローバルシャッター方式のフルサイズイメージセンサーを搭載するミラーレス一眼カメラ『α9 III』を発売する。発売日は2024年1月26日。市場推定価格は税込88万円前後。
  • 本機は、全画素を同時に露光・読み出しを行うグローバルシャッター方式により、高速で動く被写体を撮影する時でも歪みのない映像表現が可能。例えば、フルスイング中のゴルフクラブを撮影しても、高速で動くゴルフクラブを歪みなく撮影できる。
  • ブラックアウトフリーで最高120コマ/秒のスピードでの高速連写を実現。
  • 高密度な像面位相差AFやAIプロセッシングユニットを搭載し、「リアルタイム認識AF」で高精度に被写体を認識。
  • 従来メカシャッター方式がもつ制約から解放され、シャッタースピード最速1/80000秒を実現し、高速で動く動体でも止まっているかの様に一瞬を捉えた表現ができる。
  • 対応するソニー製フラッシュを装着した際は、シャッタースピード1/80000秒までの全速でフラッシュを同調して撮影することが可能。
  • シャッターを押す前の瞬間を最大1秒前まで遡って記録できる「プリ撮影機能」、撮影中の連写速度変更や、連写した複数枚画像を高品位に合成する「コンポジットRAW撮影」などプロの撮影を支える各種機能を搭載。

sony_A9III_of_002.jpg「α9 III」がついに正式発表されました。スペックは噂通りで、フルサイズのグローバルシャッターセンサーを採用し、120コマ/秒の連写が可能な非常に革新的なカメラに仕上がっているようです。グローバルシャッターなのでスチルも動画もディストーションフリーでフラッシュ全速同調と、実にすごいスペックですね。

価格は5999ドルということで噂の4500ドルよりは高いですが、α1よりは500ドル安く、グローバルシャッターセンサーが非常に高価なことを考えると、むしろ安いと言ってもいいかもしれません。

[追記] α9 IIIの国内の市場推定価格は88万円(税込)で、2024年の1月26日発売となっています。