2024年に登場が期待できる富士フイルムの新製品

Fuji Rumorsに、2024年の登場が予想される富士フイルムの新製品のまとめが掲載されています。

What to Expect from Fujifilm in 2024 (and What Probably Not)

確実に登場するX / GFX製品

  • XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR:次のXFレンズがXF18-55mmF2.8-4の後継機になることは確実だが、MKIIバージョンにはならないだろう。
  • X100V後継機:このカメラX100Vと同じレンズが採用され(したがってOISは搭載されない)、2024年の早い時期に登場するだろう。このカメラはX100Rという名称になると予想されている(「R」は日本語の「ロク」の略)。
  • GFX100S II:GFX100とGFX100Sは統合されSシリーズは終了したという推測もあるが、それは間違いだ。情報筋によると、富士フイルムが次に発売するレンズ交換式カメラはGFX100S IIだと言うことだ。
  • GF500mmF5.6:公式ロードマップに掲載されているレンズだ。ロードマップにはパワーズームも掲載されているが、それは2025年の予定だ。

富士フイルムマネージャーの発言に基づく推測

  • X-Pro4:最も良く問い合わせがあるカメラなので、できるだけ(噂の)正確な裏付けを取りたいと思っている。
  • X-E5:富士フイルムは2022年に「X-Eシリーズは継続される」と発言しており、最近も「X-E5は忘れ去られてはいない」と述べている。従ってこのカメラの登場は期待できるが、確実な噂はない。
  • X-T40:富士フイルムはこのシリーズも継続するつもりだが、X-T40は最もリリースの優先度が高いカメラではない。

望遠レンズに関するヒント

  • DPReviewのインタビューで富士フイルムは「スポーツと野生動物に重点を置いている」「レンズに関してはより長いレンズも導入していく」「引き続きスポーツと野生動物の分野を開拓していく」と発言している。したがって、富士フイルムは望遠レンズを検討しているようだ。富士フイルムは400mmF4と500mmF5.6の特許を出願している。

忘れられたカメラ

  • X80:今のところこのカメラが登場するという噂はないので、現時点ではX80の2024年の登場に関してはかなり悲観的だ。

GFX50Rの後継機

  • 富士フイルムのマネージャーは「GFX100Sが発売された今、さらにコンパクトなGFXの必要性は減っている」と発言しているが、このマネージャーは「GFX50R」の進化を望んでいるとも述べている。2番目のコメントは希望に近いもので、最初のコメントは社内の方針のように思われる。私に言えることは、GFX50Rシリーズは富士フイルムの優先事項ではないということで、これが後継機が登場するまでに長い時間がかかることを意味するのか、それとも後継機が登場しないのかはまだ分からない。

 

X100V後継機とGFX100SIIの近日中の登場はほぼ確実のようですが、X-Pro4やX-E5、X-T40に関してはまだなんとも言えない感じですね。X-Pro4が登場するとしたら、モニタ(Hidden LCD)がそのままなのか、通常のチルトやバリアングルに路線変更されるのかが気になるところです。

GFX50R後継機に関してはあまり期待できそうもない雰囲気ですが、GFXシリーズに1機種くらいレンジファインダースタイルのコンパクトな機種があってもいいような気がします。