PENTAXのフィルムカメラの試作機が完成

BARFOUTの連載企画「PENTAXフィルム・プロジェクト部日誌」が更新され、ペンタックス開発陣の対談が掲載されています。

短期連載 PENTAXフィルム・プロジェクト部日誌

  • 約1年かけて技術者たちが心血を注いできたプロジェクトですが、検討段階だという試作機がついに完成した。

  • 1年ほどかけてプロジェクトをおこなってきたのですが、実は今日、検討段階の試作機を持ってきた。
  • 昔のカメラはみんなこの機構(巻き上げレバー)があったんですけど、あえて今の時代に作るカメラとして、新旧をミックスしていきたいなという想いから採用しました。道具を使っている感も楽しんでいただけるかなと。
  • 新規カメラを作るに当たって昔の設計図を起こし、1から組み立てていくのですが、部品が引っかかって動かなかったり色々と大変で。OBの方に助言をいただき、時に怒られながら(笑)、ようやくここまできました。
  • せっかく(中古のフィルムカメラを)購入したのに壊れた状態で届いて、お店に行っても「これは修理できません、ジャンクです」と言われてしまったユーザーのエピソードもよく耳にするのですが、新品でしっかりと保証の付いた製品をメーカーから出せたら、そういうこともなくなるわけで。我々も検討段階の試作機が順調にいけば、発売までなるべく早く漕ぎ着きたいなと考えています。

 

PENTAXのフィルムカメラプロジェクトの話を最初に聞いた際には、製品化まで辿り着けるのか半信半疑でしたが、既に試作機が完成しており、また「発売までなるべく速く漕ぎ着きたい」という開発陣の発言もあるので、製品化の可能性はかなり高そうな雰囲気になってきましたね。また、記事で言及されている「巻き上げレバー」ですが、良い操作感のものを期待したいですね。
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この記事の情報を教えてくださった方、ありがとうございました。