富士フイルムのチェキ事業は4期連続で売上高の過去最高更新を目指す

日経新聞に、富士フィルムのチェキ(Instax)事業に関する記事が掲載されています。

富士フイルム「チェキ」エモさに支持、売上高1500億円へ

  • 富士フイルムは2025年3月期にインスタントカメラ「チェキ」事業の売上高を23年3月期比約15%増の1500億円にする。15年3月期と比べると3倍超となる目標で、4期連続で過去最高の更新を目指す。
  • 「供給が追いついていない状況」が続くフィルム(チェキフィルム)の生産体制も増強する。25年度に生産能力を21年度比で約4割増やす見込みだ。
  • 消費者ニーズをつかむために、マーケティング部隊は20代の若手を中心に直近10年で人員を約5倍に増やした。
  • チェキ事業の業績貢献度は高まっている。富士フイルムホールディングスの24年3月期の連結営業利益のうち、イメージング部門は前期比21%増の880億円と全体の約3割を占める見込み。最大セグメントのヘルスケア部門(1120億円)に次ぐ規模だ。イメージング部門の営業利益のうち数百億円をチェキ事業が占める。売上高営業利益率は約20%と全部門で最も高い。

 

カメラ市場が縮小する中、チェキの売上高の伸びは15年からで3倍超とすごいですね。多くの人がスマートフォンを持っている時代ですが、デジタルの時代では逆にデータではない紙ベースの写真が新鮮に感じられるのかもしれませんね。