BCNが、全国の主要販売店の2023年の販売台数を基に集計した「BCN AWARD 2024」を発表しています。
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デジタルカメラ レンズ一体型 部門 (※カッコ内は昨年のシェアです)
1位 キヤノン:シェア22.6%(18.0%)
2位 KODAK:シェア20.7%( - )
3位 富士フイルム:シェア18.1%(17.1%)デジタルカメラ 一眼レフ 部門
1位 キヤノン:シェア77.1%(76.8%)
2位 ニコン:シェア17.1%(17.2%)
3位 リコーイメージング:シェア5.8%(5.7%)デジタルカメラ ミラーレス一眼 部門
1位 ソニー:シェア34%(29.4%)
2位 キヤノン:シェア28.3%(31.7%)
3位 OMデジタルソリューションズ:シェア12.5%(14.3%)デジタルビデオカメラ部門
1位 ソニー:シェア38.7%(34.7%)
2位 パナソニック:シェア36.4%(42.4%)
3位 DJI:シェア19.6%(9.4%)アクションカメラ部門
1位 GoPro:シェア53.7%(57.7%)
2位 Shenzhen Arashi Vision:シェア18.1%(7.9%)
3位 DJI:シェア15.9%(20.5%)
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交換レンズ部門(※カッコ内は昨年のシェアです)
1位 シグマ:シェア17%(14.5%)
2位 タムロン:シェア15.4%( - )
3位 ソニー:シェア15.2%(16.4%)三脚・一脚部門
1位 ハクバ写真産業:シェア29.6%(30.9%)
2位 Videndum Media Solutions:シェア14.2%(15.1%)
3位 スリック:シェア14.2%(14.4%)カメラケース・バッグ部門
1位 ハクバ写真産業:シェア45.8%(41.0%)
2位 エレコム:シェア16.5%(17.5%)
3位 エツミ:シェア7%(5.9%)
2023年のデジタルカメラのシェアは、レンズ一体型は2022年に1位だったソニーがランク外となり、2位のキヤノンが1位に順位を上げています。また、KODAKが新たに2位にランクインしているのが目を引くところですね。
一眼レフに関してはシェアにほとんど変動はなく、非常に安定していますね。ミラーレスカメラはソニーが大きくシェアの伸ばしており、シェアを落としたキヤノンを逆転して1位になっています。OMDSは順位こそ変わらないもののシェアは少し低下していますね。
交換レンズは大きな変化があり、3位だったシグマが大きくシェアの伸ばして1位に、1位だったソニーが3位になっています。また、2位のキヤノンはランク外になり、代わりにタムロンがランクインしています。シグマは2023年はヨドバシのランキングではあまり元気がありませんでしたが、BCNでは非常に強いですね。
Oort
アクションカメラ部門にも日本メーカーが、入ってくれるようになると良いなと思います。
タスク
交換レンズでもEマウントが強いという印象ですね
シグマ・タムロンは供給が追い付いていないとこもあるのでまだ伸びそうな感じがします
蘇にお
シグマ・タムロンがRFマウントに参入したらレンズメーカーのシェアがますます上がりそうですね。
KT
キヤノンは一定のシェアを失うことも承知の上で自社製レンズで囲い込む戦略のように見えますし、シグマもタムロンもむしろ供給が追い付かない状態なので今のタイミングでのRF参入は積極的に考えていないのではないでしょうか。APS-Cのみサードパーティに任せてしまうのは有りだと思いますけど。
今熱いアクションカメラ部門は本当に寂しいことになっていますがosmo pocket 3の完成度を見せられると、国内メーカーにあれ以上のものが作れるとも思えないのが悲しいですね。
としたか
BCNランキングはカメラ専門店が少ないので主に家電量販店で買われているカメラですね。リーズナブルなカメラが多く含まれているみたいです。だからOMDSがランクに入るし、キヤノンもAPSCが売れていると思います。愛好家はランクに含まれないカメラ専門店やヨドバシ、通販で買う人が多いのでしょう。
しらけ鳥
趣味層やプロなどの需要が影響しない、一般家庭に生活家電として売れているランキングですかね。
霙
カジュアル層やライト層の比率が高いであろうBCNランキングで
サードパーティーレンズが1,2フィニッシュは時代の変化を感じます。
これは僕の偏見かもしれませんが、そういった層はカメラにそこまで詳しくないだろうから
サードパーティーレンズを知らないのではないかと思ってました。
カメラメーカーの公式サイトやカタログには当然ながら純正レンズの紹介しかしてませんし
地方の電気屋は交換レンズが少ししか置いてなく、ほぼ全てが純正です。
ですから、サードパーティーレンズを知る機会が無いのではないかと。
それがここにきてサードパーティーレンズの売り上げが純正を上回るのは
サードパーティーの知名度が以前より向上したからではないかと思います。
サードパーティーレンズが使えるかどうか、というのは
これまで以上に重視されるのではないかと感じます。
スナッキー
レフ機、じわじわとPENTAXが?
増えてるんすかね…
(ボリュームが減ってシェアはじわじわ拡大?)
一体型のカメラ、コダックってのは中国あたりのものだろうけど、円安だし低コストカメラを企画するのもアリでは?と思ったり。
そこまでどこも手が回らないし儲からないのかな。