「OM-1 Mark II」の変更点の多くは増加したオンボードメモリに依存している

DPReviewのOM-1 IIのハンズオンレビューで、OM-1II の追加機能に関するOMDSのコメントが紹介されています。

OM System OM-1 Mark II initial review

  • OM-1 Mark II はOM-1から2年を経て登場し、大幅な仕様変更することなく一連の改良を行っている。

    OM-1 Mark II は初代と同じTruePic Xプロセッサーを使用しており、主要な機能は基本的に同じだが、Mark IIにはより大きなRAM(メモリ)が搭載されており、Mark IIの多くの変更点がこのこと(RAMの追加)によって支えられているとOMDSは述べている。

    OMDSのプレゼンではOM-1の既に優れている機能を大きく拡張するのではなく、その機能を「完璧にする」という観点で(OM-1IIが)語られていた。

    OM-1 Mark II にはより多くのオンボードメモリが搭載されており、これによっていくつかの新機能が可能になっていると言われている。

    連写中のバッファーの大きさがメモリ追加による最も明らかな成果だが、画像処理に多くのフレームを保持する必要のあるND機能なども追加されたメモリによって支えられている可能性があるだろう。

 

OM-1 Mark II はセンサーも画像処理エンジンもOM-1と同じなので、ファームウェアのアップデートでOM-1にMark II相当の機能を追加できるような気がしていましたが、OM-1 Mark II の変更部分の多くは追加されたRAM(メモリ)に依存しているということなので、OM-1をファームウェアのアップデートでMark II並みにするのは難しそうです。

とは言え、追加されたRAM(メモリ)に依存していない機能があれば、その部分に関してはファームウェアアップデートでOM-1に導入して欲しいところですね。Mark IIではAF性能が改善されているようですが、これが追加されたRAM(メモリ)に依存しているのかどうかが気になるところです。