OMDSが「ED9-18mm F4.0-5.6 II」と「ED150-600mm F5.0-6.3 IS」を正式発表

OMDS (OM SYSTEM)がm4/3用の2本のズームレンズを正式に発表しました。

OM System Adds New 9-18mm f/4-5.6 II and 150-600mm f/5-6.3 IS Lenses(PetaPixel)

  • M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4-5.6 II:全長は49.3mm重さはわずか154gで、このサイズを沈胴機構によって実現している。II型では逆付けが可能な切り欠きレンズフードが同梱されている。また、他のM.ZUIKOレンズとデザインを調和させるために、配色とローレット加工のデザインも更新されている。このレンズは700ドルで2月下旬で発売される。

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  • M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5-6.3 IS:全長264.4mm、重さ2065グラムで、手ブレ補正はIBISとの組み合わせで最大7段分(単独で6段分)の効果を実現する。また、1.4倍と2倍のテレコンと互換性があり、2400相当の撮影ができる。

    このレンズはIPX1相当の防塵防滴性能を備えており、前玉にはフッ素コーティングが施されている。ズームリングの重さは調整可能で、ズームの伸びを防止するロックモード、素早いズームを実現する直進ズーム機能を搭載する。

    また、フォーカスリミッター、L-Fnボタンも搭載する。最大撮影倍率0.7倍のテレマクロに機能を備えている。このレンズの価格は2700ドルで2月下旬に発売される。

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噂通りの2本のレンズが正式に発表されました。9-18mm F4-5.6 II は鏡筒デザインが変更されフードが同梱されたマイナーチェンジモデルとなっています。150-600mm F5-6.3はレンズ構成などのスペックからシグマ製のようですが、シンクロ手ブレ補正対応やテレコン対応など、IPX1相当の防塵防滴など訴求力のある仕様になっているという印象です。

[追記] 公式サイトによると、ED 150-600mm F5-6.3ISの希望小売価格は50万円(税込み55万円)で、発売日は2024年3月予定とのことです。国内の価格は海外の価格から予想していたよりもかなり高いですね。

[追記2] ED 9-18mm F4-5.6 IIの希望小売価格は7万5000円(税込82500円)となっています(公式サイト商品ページ)。