CFexpress4.0は当分の間デジカメには採用されない?

SonyAlphaRumorsに、ドイツのユーチューバーがCP+で聞いたCFexpress4.0のデジカメへの採用に関する興味深い話が紹介されています。

Interesting info about CFexpress 4.0

  • 昨秋、CFexpressアソシエーションは新しい4.0規格を発表した。現在、ソニーのカメラで使用されているタイプAのカードは、読み取り最大900MB/s、書き込み最大800MB/sの速度だ。新しいCFexpress 4.0タイプAカードは、新しいPCIe Gen 4バスを採用し、最大1800MB/sの読み取り速度と最大1650MB/sの書き込み速度を特徴としている。

    ドイツのユーチューバーであるValuetechがCP+に参加し、次の2つの興味深い情報を投稿している。

    - NextorageはCFexpress4.0の転送時の大量のデーターによって生じる熱のために冷却装置が必要となった4.0対応のカードリーダーを展示していた。
    - 彼はカメラメーカーのスタッフと話をし、近い将来にこの規格に対応するカメラは期待しない方がいいと聞いている。

    新しいCFexpress4.0規格のオーバーヒート対策には特別な冷却機構が必要かもしれないので、この規格は何らかの冷却機構を備えた高価な大型カメラにまず採用されることになるだろう。

 

CFexpress4.0対応カードが採用されれば高速連写時間の延長やバッファクリアの高速化などが期待でき、カメラがより高性能化できるのは間違いありませんが、カードリーダーに冷却機構が必要なほど発熱するとなると、一般向けのカメラに採用するのはそう簡単ではなさそうですね。

SARの言うように、CFexpress4.0が採用されたとしてもまずは大きなプロ用機や業務用器からでしょうか。