camerabetaに、中国の「愛鳥国際」の集計による鳥の撮影で最も使用されているカメラとレンズTop10が掲載されています。
- 鳥の撮影で最も使用されているブランドは何だろうか?最近、権威ある鳥撮影の機関である愛鳥国際の統計データを入手した。このデータによると、主要な3つのカメラブランドの使用率は次の通りだ。
- キヤノンが57.51%で第1位
- ニコンが26.10%で第2位
- ソニーが19.51%で第3位
- その他の選択肢が3.03%
鳥の撮影でよく使われていカメラTOP10は以下の通りだ。
- キヤノン EOS R5
- キヤノン EOS-1Dx Mark II
- ソニー a1
- キヤノン EOS R3
- ニコン Z 9
- キヤノン EOS-1Dx Mark III
- ニコン D500
- ソニー a9
- キヤノン EOS R7
- ニコン D5
以前と異なり、今回のデータでは、鳥撮影にミラーレスカメラを使用するユーザーが一眼レフユーザーを上回っており、フルサイズの使用率が80%以上に達していることが示されている。TOP10のレンズについては、(下のグラフで)各自確認して欲しい。
中国で鳥を撮影している人にはキヤノンがかなり人気があるようで、2位のニコンの2倍以上の使用率となっています。ソニーは3位ですが、使用されているレンズではFE 200-600mm F5.6-6.3 G がトップになっているのが面白いところですね。
機種別のトップ10ではEOS R5が1位で、その他にはα1やZ9、EOS R3などやはり動体撮影に強いハイエンド機やプロ用機が並んでいますね。
一眼レフは今回初めてミラーレスに抜かれたと述べられていますが、それでも1DXIII、1DXII、D500、D5がランクインしていて、鳥の撮影ではまだまだ一眼レフは人気があるようです。また、フルサイズの使用率は80%以上ということで、APS-CはD500やEOS R7がランクインしているものの、ここではそれほど人気がないようですね。
Lexington
中国のバーダーさん達お金持ちすぎです。
私なんか未だにEOS90Dでがんばってるのに。
にこぷん
鳥撮影にはマイクロフォーサーズも結構強いのではと思っていたのですが以外です。
雷電
銘匠光学(TTArtisan)の500mmとかはフルサイズ対応で価格がお手頃だけど、MFだと使いづらいか。
望遠野郎
昨今はフルサイズでもまあまあ手軽に扱える超望遠ズームが増えてますからね。
望遠で手軽なマイクロフォーサーズは以前使ってましたが、光量が足らなくなると途端に絵が悪くなりがちでした。
慣れれば600mmでも十分撮れますし、一時流行ったデジスコが廃れた流れに少し似ています。
ほっとみるく
面白いデータですね、同じ物の国内データを見てみたいです
中国人は見栄っ張りなのでフルサイズが好きそうなイメージがありますw
ミノル
日本国内や他国はどうかも気になりますが、巨大マーケット中国でこの結果だとマイクロフォーサーズはやはり厳しいですし、APS-Cに力が入らないのも仕方がないのかな。
abc
ニコンは2位であるものの、TOP10レンズを見るとZの超望遠レンズは全く使われてないのが意外ですね。描写力は良いと思うのですがどうしてなのかとても興味深いです。
2007
各メーカー、APSーCに力入れなくなった絵図みたいなモノですね( ̄▽ ̄;)
マイクロフォーサーズが売れていないのは、私も驚きです。
週末星撮り
レンズだと
Sonyの200-600が1位なのも面白いですし2位がEFのロクヨンなのも面白いですね。
ブランド使用率は1位2位とはいえ
キヤノンやニコンのユーザーはマウントアダプタ経由でレフ機のレンズを使っているからレンズ使用率ではソニーが一位になるのですかね?
hori
野鳥撮影は早朝や森の中など光線条件が厳しいのが常なので必然的にセンサーの集光力からフルサイズになっていくのでしょう。R7は嵌ると素晴らしい画を出しますがAFがフルサイズに比べると弱い印象なので避けられる傾向にあると思います。
北のおっさん
北海道に住んでいるので中国人観光客よく見るんだけど、ここ数年で持ってるカメラのレベルが格段に上がってました。
10年前は古いデジカメのような物だったと思いますが、最近は観光地行くとSONYやCanonの最新機種に、たっかいGMレンズのセットを2台とか。
金持ってるな〜という感じです。
鳥の撮影地に行くと、これまた何台もたっかいカメラとレンズで、コスパ無視の性能重視って感じでした。
フルサイズにバズーカレンズでスポーツ記者さんかと思うレベル。
すごいです。
kmz
日本だと三脚を据えてじっくり撮れるフィールドではこんな感じですね。
三脚を使いにくいフィールドですとM4/3や300mmF4、400mmF5.6のようなレンズも結構見かけます。
私のようにPentaxの人はレアですが…
中国在住者
中国の地方都市で行われるモーターショーに多い時は年10回程度行っていますが8割以上はフルサイズを持っています。これらのコンパニオンさんが撮れるイベントではSONYが一番多い印象です。
ちなみに5年以上中国に住んでいて鳥撮の現場にも居合わせたことがありますが、中国国内旅行を含めてMFTを持っている人を見かけたのは2・3人しかありません。カメラ店が集まっている上海カメラ城でもOMDSの取扱店舗が殆ど無いのでMFTのニーズは全く無いと思います。
hato
面子を重視し、貧富の差が激しい国なので、ハイエンド極振りかと思ったらそうでもないんですね。
まーやん
みなさんが仰られているようにMTFが入ってないのが意外です。向こうの小売店での取扱いがないという説はかなり有力そうです。
数十~百人規模の鳥撮現場に行くこともありますが未だにキヤノンが多いですね。次点でニコンとオリンパス(OMDS)って感じですね。レフ機の時代はシャッター音が若干小さく、鳥を驚かせにくいからという理由でキヤノンを使っている人が多いと聞いたことがありました。
キヤノン、ニコンのレンズにレフ機時代のものが多いのは両社とも今後の課題ですね。ボディはミラーレスに移行できていても、レンズに関しては移行が進んでおらずまだまだ動線が十分に敷かれていないと感じざるを得ません。
Shiba
中国はスペック至上主義なところがあるので、鳥屋に限らず小さいセンサーのカメラは昔から売れない傾向にありますね。
国民性かもしれませんが、海外の中でも少し特殊な市場なのかもしれません。
なので、この結果だけで、APS-Cは…マイクロフォーサーズは…と嘆くこともないかと。
lk
R7、D500が入っているのを見ると鳥分野ではAPSCのプロ機もあっていいのかなぁと思わせますね。
鳥屋レンズは高価なので1周りか劇的に絵が変わらないとシェアはなかなか動かないかもしれませんね。
スナッキー
中国市場と考えると王様、つまりデカくて強いイメージのものが好まれるのでα1とかR3、Z9が出てくるのがよくわかります。
経済事情がやや雲行き怪しいのでこの後どうなるかはわかりませんが、中国の鳥屋さんに応える最強のカメラを取り揃えても良いのかと。
他方OMDSなりパナさんは超望遠のサブ機として売り込むのも良いかもしれません。
もしくは、サポートなりで染み渡る恩を売るか?
(抑えは彼らの気質として抑えをあまり気にしない気も。恩に関しては響くところあると思います)
日本とまた違うのが面白いところですね。
るっく
中国人は大きくて派手なものが好き(近年BMWが中国人の趣向に合わせてグリルをあのように不自然なほど巨大化してます、日本では批判轟々ですが)なので、フルサイズ=三大ブランドというのはとても納得です。
特にOMDSはブランド力で中国ではかなり厳しそうです。
KJ
中国人観光客は、日本人の感覚だと飾って置くものだろう
と思う、昔何社かが限定版で出した金ピカの一眼レフを
首から下げて歩いていたり、Nikon Dfのブラックに金文字
バージョンを結構持っていたりしているので、鳥を望遠で撮ろう
という人達は小さく軽いカメラやレンズよりも
フルサイズを好むのでしょう、SONYはカメラは小さいけれど
家電やゲーム機での知名度が有利なのか、パナも
LUMIXよりPanasonicを銘板にした方が受けたりして。