マイナビニュースに、Z世代のフィルムカメラの楽しみかたに関する記事が掲載されています。
・Z世代のフィルムカメラブーム、驚きだらけ ネガは捨てる、オリンパスμだけが欲しい
- 現在のフィルムブームを牽引する若い世代の動向を販売の現場の方にインタビューした。お話を伺ったのは、新宿東口にある「新宿 北村写真機店」の森由利加さんと大澤公廉さんだ。
- 共通しているのは、フィルムカメラや現像の知識を持たずに来店する人がほとんどだという。「現像の受付に来られて、カメラからフィルムを取り出してもらえますかとお願いすると、その場でぱっと裏蓋を開けちゃう方も少なくありません。フィルムの現像の仕組みが理解してもらえず、現像は不要だからデータだけ欲しい、とおっしゃる方もいます」
- 「撮った写真がスマホに入ればいい、とおっしゃる方がほとんどです。プリントもできますよとお伝えするのですが、注文される方はほとんどいらっしゃいません。それもあり、標準ではプリントでお渡しするのではなく、フィルムをスキャンしたデータでお渡しすることにしています」「プリントするという概念がZ世代にはたぶんないのではないでしょうか」
- さらに、驚くべき事実を森さんの発言で知ることになりました。「若い人のほとんどは"ネガの破棄"を選択されます」なんと、ネガが必要ない・・・。フィルム時代から長く写真を楽しんできた者として、これはある意味ショックだった。ネガをあっさり捨てるのは驚き以外の何者でもない。
- 「ネガを捨てることにためらいのない若い方ですが、それでも少しでも経済的にという感覚はあり、プラスチック製の安いハーフサイズのカメラがよく売れています」
- 「なぜ若い人たちがフイルムカメラを求めるのかというと、今のデジタルカメラはスマホも含めてきれいに撮れすぎちゃうからなんです。きれいに撮れないカメラ、きれいでない写真というのが、Z世代にとっては新鮮なんです。『きれいに撮れないカメラはどれですか』かと聞かれるんです(笑)」
- 「(Z世代のフィルムカメラユーザーに)人気があるのがコンパクトカメラ。なかでも、オリンパスの「μ」シリーズの人気が圧倒的です。インフルエンサーやユーチューバーが紹介したらしく、μだけが指名買いされます。ほかのカメラもありますよ、と提案しても見向きもされず、在庫がなければ『じゃいいです』と立ち去られる方がほとんどです」
- フィルムカメラのブームを牽引しているZ世代のフィルム写真の楽しみ方やフィルム写真に対する考えなど、往年のフィルム時代を知っている者としてはカルチャーショックを受けることばかり。Hi-Fi(ハイファイ)よりもLo-Fi(ローファイ)な写り、そしてファストではなくスローな撮影体験、そのようなことがZ世代と呼ばれる若い人たちに受けていることが分かった。
Z世代のフィルムカメラユーザーの多くは撮影後にネガを廃棄してしまうということですが、これは確かにフィルムカメラ時代の感覚では考えられないことですね。ただ、高解像度でスキャンしておけば、画像はSNSからプリントまで何にでも使えるので、引き伸ばし機で銀塩の印画紙にプリントするのでなければ、今の時代は確かにネガは不要なのかもしれません。
また、Z世代が「きれいに撮れないカメラ」を探しているというのも面白い話で、このような需要があるなら、リコーがフルサイズよりも画質が劣るハーフサイズのフィルムカメラを開発しているのも納得がいくところですね。
lalalalove
”きれいに撮れない”カメラを求めているのに、割とシャープに写るμを指名買いというところが面白いですね
黄昏役員
このブームが終わるとともにフィルムも…
フィルムカメラ数点まだおいてますが数年前までは
月1本ぐらい使ってましたがもう手が出せないですね
muku
いっそインフルエンサーに写ルンですを推して欲しくなる様な話ですね
サンセット
デジタルデータの方が嵩張らない、データの方が確実で安心な思考なんでしょうか。
ネガを捨てるという発想が理解できないのは古い世代になっちゃう?
スマホが進化してリアリティな映像は賄えるからヴィンテージな視覚を欲するのでしょうか?
タロウカジャ
今様のデジタルカメラはきれいに写り過ぎるからフィルムカメラを使用する。
ただ撮影結果はデジタル化してスマホに取り込むのでネガは破棄するとか、もちろんプリントはしない。
なんとなく納得できますが多くの方の期待するフィルムカメラの復権とは異なる方向に向いているようです。
表現の多様性と言うことで理解しましょうか。
未来
フイルムカメラは使っても、現像後デジタル化したデータさえあれば
ネガフイルムは要らないとは、デジタル世代という感じですね。
「きれいに撮れないカメラ」ですが、一部ではフイルムは高くて扱うのが大変なので、
写りの良くない古いデジタルカメラで撮影する人も居るみたいですね。
こうなると今のデジタルカメラも写りを甘くする撮影モード搭載しても良いかもしれませんね。
リコーのフイルムカメラはハーフサイズコンパクトで画質が心配されましたが、
想定してるユーザーは「きれいに撮れないカメラ」を求めてるようだし、
インフルエンサーやユーチューバーも取り上げるでしょうから、
結構売れるかもしれませんね。
まあくん
誰でも簡単にキレイに撮れると、道具としては便利だけど、面白みがないですからね。そういう意味では、フィルムカメラの方が趣味には向いているのかもしれません。
別の方も書かれていましたが、デジカメも、道具として便利な、高機能高価格のモデルだけでなくて、趣味のカメラ用に一点豪華主義であとは省略した、引き算の考え方で開発した製品があると、楽しくなるのではないでしょうか。引き算の考え方なら、価格も手が届くものにできそうです。
うーぶれ
オリンパスμが人気になった要因であるインフルエンサーの名前が知りたいですね
映画「PERFECTDAYS」の主人公である平山さんが使っていて、
その影響だと理解できるのですが...
スマホアプリでフィルムカメラを再現できるアプリもあるのに使わないのは何故でしょう?
それならネガを捨てるなんてもったいない事もしなくていいのに。
Mスクエア
何だか、Z世代の考えを聞いていると、面白いなあと思う反面、う~んと思うこともあります。
フィルム時代から写真をやっているものにとっては、カメラやレンズが「どれだけ本物らしく撮れるか、どれだけ精密に撮れるか」を競って商品改良してきたのに、今更「良く写らないカメラ」を求めているなんて? ちょっと贅沢だなあとも思ってしまう。
レコードの様にCDでは記録されていない音が刻み込まれているのと違って、現在のデジカメは、フィルムの粒状性より遥かに細かいと思うので、単に、「物珍しさ」の流行りでは無いかと思います。
いずれにしても、フィルムカメラはメーカーが潤うほど、伸びないのでは無いのでしょうか?
KISS Rを待ちながら
森山大道さんがGRの前はμ使いだったので、その影響もあるかもですね
もっともご本人は最新のドキュメンタリーでは「もうフィルムから離れた」旨を言ってはいますが
みちと
これは「きれいに撮れないカメラを求めている」というより、SNSなどで投稿して「フィルムで撮ったよ」とアピールしたいからだと思う
だから色合いや粒子感などデジタルと差別化できないくらい綺麗に撮れてしまうとアピールできなくなるから残念がるんだよね
SNS等にアップすることが目的なのでデジタル化したらネガには特に思い入れがないので捨ててしまう
CR
知り合いの20代の子が、まさにそういった感じで、先日はじめて写るんですでフィルム撮影したと言っていました。「エモい雰囲気」「レトロな感じ」「ふわっとした色味」が目的だったようですが、フィルム代や現像代がかかるという話になり、デジカメでも各社写り方や雰囲気を調整できる機能(ソニーはクリエイティブルック、ニコンはピクチャーコントロール、キヤノンはピクチャースタイル等々)が内臓されていると教えてあげたのですが、それを知っていませんでした。(スマホにもありますよね)
知らない人は知らないんですよ。各社「フィルムぽく撮れます」「エモい写真も撮れます」「レトロな感じで撮れます」という(今さらの)ことをSNSでPRするだけで、デジカメの売り上げがアップするのでは?と思ったできごとでした。
モニカ
この記事を読んで思ったのは、ここに書かれているZ世代というのは、フィルムカメラを求めているわけでも、彼らのいう「きれいに写らないカメラ」を求めているわけでもなく、ただお気に入りのインフルエンサーが言っているから欲しているのだろうなと感じました。
インフルエンサーも仕事ですから、ある程度自分のフォロワーに行き渡ったら、次の発信を始めるでしょうから、おそらく長続きはしないのではないかと。
まぁそれでも衰退の一途ではなく、そのうちの数%でも趣味として刺さってくれれば間口は広がるのでしょうから、それもまた良し、なのかな。
おやかたさん
フィルムに興味があるのではなく、表現の一環としてそのような物を求めているだけであり、
これを「フィルムカメラの本格的再興だ!」と勘違いすると、それはそれで手痛いことになるかと思います
皆が皆フィルムカメラの表現に乗り出したら今度はやめるでしょうしね
Z世代がどうこうではなく、そんなものです。
wow
紙の本をPDF化して廃棄するのと同じ感覚でしょうかね。紙の写真すら不要なのにネガだけ残していても仕方ないのでしょう。
HiT
実際のところフィルムカメラや古いコンデジが売れてるのは、インフルエンサーやユーチューバーがいいと言ってるからってのが一番の理由だと思います。それをSNSに上げて「撮ったよ!」と書いた時点で終わりなんでしょう。
ジェット
考えさせられる記事ですね。
フィルムスキャンに問題がある場合もあり、
それがかえってエモいとかそういう話なら半分残念です。
まあ、普段からシャープネス強め、鮮やか、HDR効かせまくりの
スマホ画質見てたら、そういうのに飽きるのは何となく想像できます。
この話の路線からすると、夏頃に発売されるという
ペンタックスの新型フィルムカメラ、
ハーフにしたのは正解だったと言えますね。
EE JUMP
まあ、昔も同時プリント後のネガは放置ってのがほとんどでしたからね。
写真が趣味でなければ、人に頼まれての焼き増し後のネガは廃棄ってのも多かったのではないですかね。データで残る分、今の方がマシなのかも。
やまちゃん4C
みちとさんが言及されているように、彼らにとってはSNSにアップする時に、"本物のフィルムで撮った写真"と主張できることが重要なので、デジカメやスマホアプリでフィルム写真っぽく加工した紛いものでは有り難みが無いだと思います。
KT
昔もトイカメラブームなんてのがありましたね。周りの女の子はみんなHOLGAやスメハチ、LC-Aなんかを使ってました。デジタルで似たようなことが出来たとしても、結局のところ「ファッションアイテムとしてエモいフィルムカメラを持つ自分」をアピールできない以上彼らがそちらに興味を持つことはないと思います。
要はこれってフィルムのブームでも何でもなく、単なるファッションの流行の変遷の一つでしかないのでは?当時のトイカメラも単なるファッションアイテムの一つだったと思っています。
やまちゃん4C
連投失礼します。
これって最近のX100VやX100VI狂騒曲と似ているような気がします。
X100Vは海外を中心にTikTokでバズったのをきっかけに、富士のマネージャの言葉を借りれば「ファッションアイテムとして購入するようなユーザーからも膨大な注文が舞い込んだ」ようですが、"X100Vで写真を撮りたい"のではなく、SNSでブームになっているオシャレな"X100Vと一緒に写った私の写真"をSNSにアップするために購入した海外ユーザーが沢山いたのではないでしょうか。
他のメーカーが、レトロなレンジファインダースタイルのコンデジのブームが来た、と勘違いして後追い商品を出したら爆死するような予感がしますが、今回もこれでフィルムカメラ復権と考えるのは勘違いのような気がします。
sasurai
初代μ とμⅡ-Limited-を発売当時に買って持っていますが、初代μ はAFが遅いですからスナッピーカメラとは言えません。
それよりも、同じオリンパスならXAでしょう。我が家では今は飾りになっていますけどね(笑)
KJ
レコードやカセットテープのブームもフィルムも
ファッションというか音や画質よりも物としての
楽しみでしょう
カセットテープの音が良いと力説しているミュージシャンや
FM DJがいるけど、かつてラジカセでなくオーディオの
カセットプレーヤーを持っていた身からすると
良いとは思えないのですね、わざわざカセットに録音して
放送するコーナーのある番組があるけど、そこは音が悪く
聴こえます。
まろん
きれいに撮れないカメラ、とか"ネガの破棄"など、ジェネレーションXのおじさんにはちょっと理解しにくい感覚ですね。
他の方もおっしゃっていましたがフィルムカメラがどうこうよりも推しのインフルエンサーと同じ体験をしたい、というだけなのかも。
でももしインフルエンサーがμではなくて旧式のライカを使っていたら、彼らはそれを購入するのでしょうかねぇ?
Z世代がカメラに興味を持つのは良いことだと思いますが、そこに「X世代と同じかも!」という期待感を持ち込むのは間違いなのかもしれません。
長井
自分の周りのフイルム機を使う子たちは、スマホで撮れないエモさを求めてるから、フレア、ゴースト、ピンボケ、手ブレ、光線漏れ、カビ玉のソフトフォーカスなどなど昔なら失敗写真をエモい!て喜んで撮ってるね
加工慣れしてる世代だからフィルム調とか色とか画質を加工したものではなく古いクセのあるカメラで"ぽさ"?を求めてるのかも
タイトルの"きれい撮れないカメラが欲しい"は間違いで"きれいに写るだけのカメラは要らない"だと思う。
AO
正直それが商売になるかというと話は別な気がします。
あくまでもZ世代の一部にそうしたムーブメントがあるというだけの話かと。
840sCAMERA
分かる部分もあり、あわわ…と感じる部分もあり…
自分がメーカーに居た時は、より綺麗によりリアルに…を追求するのが当たり前で、コストの為にやむなく妥協する部分をはがゆく思いながら進化を目指していました。
ここまで来ると、本来の写真のツールとしてのフィルムの立ち位置だと思わない方が良さそうですね…
ダメとは言いませんが…かなり困惑している自分が居ます(笑)
野鳥大好き
昨日、用事で出かけた途中で某大学の前を通った時に、丁度卒業式の後で、仲間同士でチェキで記念撮影しているのを見ました。
せっかくの卒業記念写真なのだから、デジカメにしろスマホにしろフィルムカメラにしろ、いいカメラで撮影すればいいのにと思いました。そうすれば後からチェキっぽく加工できますし、将来見直す時には元の綺麗な写真を見れますからね。
このように思うのは、やはり、世代の違い、価値観の違いなのでしょう。
私も子供の頃に大人からいろいろ言われた事を変に思ったものです。
今はそういう時代なんだなぁと思って通りすぎました。
f2er
「もの」より「こと」なのでしょうか。
少し手間と時間をかけて、フィルムで撮影し素朴な画像が得られるまでのプロセスを楽しむ。日光写真のように。そしてフィルムという物体には関心がない。
エモい写真が得られるという点では、古いコンパクトデジタルカメラやチェキが流行るのも同様なものなのかもしれませんね。
さらに、SNSで見たのと同じ体験を求める、流行りの要素も加わっているのでしょうかね。
kachun
なんとなくX世代におけるSX-70を思い出しました。こんな感じでしたよね。
m2c
たぶんですが、カメラなど本体を変える発想ではなくて、レンズにそれなりの例えばソフトフィルターなりを装着するかトイレンズをマウントする方が現実的ではないかなってきまします。
あと「綺麗に撮れない」とはまた違うかもしれませんが、PENTAXのデジイチ機は初期設定が測光と測距の関連付けがoffで、画角のどこに焦点を合わせても画角の明暗に変化はないので風景など撮る時は都合が良いですが、人物撮影では顔が背景に引っ張られて暗めになるので、たぶんZ世代にも面白いかもしれないですよね。
まあUSERモードでそういう設定にすれば他メーカーでも同様ですけれども。
弁証法
昔と今とではフィルム/デジタルだけでなく、レンズもかなり違うので、この記事にあるような極端な例だったら、今のデジタルカメラに所謂オールドレンズを付けるだけでも、バランス良い効果が得られそうです。
ニコ田
フィルムを捨ててしまうのはもったいない。
いくらスキャナでデジタル化しようとそれを保存していたSSDなりHDDのデータが飛べば永久に失われてしまいます。かつてフィルムの頃も絵画と比べて写真はいざとなったら再プリントができる複製芸術だからね!とよく言われたものですが。。その素を捨ててしまたいのはビックリしました。
またこのフィルムブームも一過性ではなく長続きしてほしいです。使う人が増えたらフィルム需要が上がり安価になりさらに愛用者が増えるパターンを期待していますが、現実はどんどん値上がりしています。ポートラ400も高騰がすさまじいです。かつてよく使ったフジのPRO400やリアラはもう無いですがデジタルカメラにおいてそのカラーサイエンスが活きているのがまだ救いでしょうか。
最近不思議な事にプロほどフェーズワンなどのデジタルカメラになり素人がむしろフィルムを使う様子です。さらに大判フィルムも、むしろ商業カメラマンはもうみんな中判デジタルになっていますが、写真学校や大学のゼミなどの授業で一定割合まだ使われているようです。プロも作家さんはたまに使うようです。
従って趣味の人に継続してもらう事がフィルム文化の維持につながるように思います。
野鳥撮影おじさん
うーん、エモいだけならそれこそスマホて撮った写真をスマホアプリで加工すれば充分なのでは。
Z世代が高価なフィルムのランニングコストを払ってまで続けるでしょうか。ごく一過性のブームで終わると思います。
co
デジタルに対してフィルム撮影の偶発性・理想通りきれいに写らない所を魅力に感じているのならそれは十分「フィルムカメラを楽しんでいる」と言えると思います。
大切な写真を残したり表現を追求するために使うわけではないのでネガを捨てるのも道理でしょう。
レコードだって言わば当時は最新最高のオーディオだったのが今は「温かみ」や「モノとしての魅力」で受容されているのですから、時代が変わると古いものに別の意味が見出されるのはままあることです。
108
今のフイルムカメラ人気について、”若い人は本質を何も理解しておらず、ただの一過性のブームだ”などと切り捨ててしまうことは簡単です。
ただのファッションだったり、インフルエンサーの受け売りだったり、SNSでアピールするためだったり、エフェクトで十分な綺麗に映らなさだったり…
フイルムカメラの面白さを知っている人からしたら首を傾げたくなる理由が目につきますよね。
でも考えてみると、昭和の時代だって皆最初はとりあえず記録として写真が撮れればいいという、デジカメやスマホが存在していればそれで十分な理由でフイルムカメラでの撮影を始めたのではないでしょうか?
大事なことは、きっかけは何であれフイルムカメラを始める人が少しでも多くいることで
そのうち何%かの人が継続的または本格的な趣味として定着すれば、フイルムカメラでの撮影文化の維持につながるのではないでしょうか。
ペンタックスのフイルムカメラプロジェクトなどはそれらを承知の上で可能性にかけているのだと思います。
やらなければいずれ無くなるだけなので、可能性があるならやろうという前向きな姿勢を応援していきましょう。
朔
私は40歳ですが同年代でもネガは現像終わってプリントしたら必要なくなったものと認識してる人がいて驚いたことがあります。
なので今の若い世代がそう思うのは無理のない事だと思いますね。
リバーサルフィルムなどならそのまま鑑賞できるので(ライトボックスとかあった方がいいですが)残してくれるかな。
クッキー
どのカメラで撮影しても一定以上の綺麗さで撮れてしまうから差別化で、
一部の人は正反対の物を求めるのでしょう。
ほとんどの人はもっと綺麗にもっと早くを追求すると思いますが。
何にでもいえますが、人と違う何かを求めるのが人の習性です。
よーさん
今は何でもブームに乗って、SNS等で自慢したいだけ。
わざわざ高価なフィルムや現像代を払って、悪い画質をしかもデジタル保存する。
老人(私)には何をしているのかさっぱり分かりません。
フィルム時代を経験している私からすると、ほぼ無料で大量撮影でき、直ぐに撮影結果を確認でき(失敗だとその場で再撮影)、撮影後もPCを使い自分で調整出来、自宅でプリントも出来る(街の写真屋では、自分の好みに仕上がらない)。
今のデジタルカメラは夢のようです。
(フィルムは長期的には再ブレークはないでしょう。PENTAXもデジタルで完全に遅れてしまったため、フィルムカメラに手を出さざるをえないことになったと思います。)
CR
デジカメで写真を撮ってプリントしたら、デジカメの画像(JPEG)は不要なので削除している人がいました。人それぞれです。
tdk
キレイかどうかではなく「味」でしょうかね。
写真とは違いますが、文字も何百種類ものキレイなフォントが使えるのに、あえて手書きを使うことがよくあります。
自分も筆書きや手書きのロゴを作りますが、ペンタブでも筆書き風のものは作れるのですが、どうしても肉筆の雰囲気が欲しくて、和紙に筆と墨汁で書いたりしますし、プロの書家先生にお願いすることもあります。
そして、書いたものはスキャンしてデジタル化したら、原画はほとんど捨ててしまいます。必要ないからです。
ドライブリプレイ
Z世代が「綺麗に(精細に)撮れないのがフィルムカメラ」と認識しているのはアプリの影響。
フィルム写真を表現すると謳ってるアプリでは、敢えて、手ブレや被写体ブレのようにしたり、ピンを甘くしたり、粒状ノイズをかなり付加したり、裏蓋の光漏れを再現したり、果ては、プリントが何十年もかけて劣化した(日焼けした)状態を再現したりしてきたので、彼らのフィルムカメラへの誤解は当然。
また、彼らにとって、この不精細さは、他のアプリによる所謂「盛れる」自動加工と同じく〈素顔のままではない〉事こそに価値があるんで、綺麗に撮れたらなんの意味もない。
数ある「盛れる」選択肢の中に、「昭和レトロ」トレンドと相まって、フィルライク加工がその中の1つとして位置しているだけのこと。
このような背景(経緯)でフィルムカメラへとアプローチした子達は、80年代〜90年代のそこそこ良いコンパクトカメラでは綺麗に撮れすぎて残念がってるし、フィルムカメラからはすぐに離れていってる。(まぁ、そんな子でも、IBISがないんで、手ブレはたいそう喜んでる^^;)
一方で、スマホのようには「好きなだけ撮れない」や「その場でクオリティを確認できない」や「手ブレにシビア」という体験を新鮮に、且つ、楽しく感じてる子たちは、これからもフィルムカメラをゲーム感覚でたまには使っていくだろう。
ただ、この子たちも、別に写真が趣味ではないから、話題のRolleiのような価格のカメラは買わないし、仮にローライの1/5の価格だとしても、ペンタックスのも彼らには売れない。(中古のフィルムカメラで充分だから)
ローライやペンタックスが出すフィルムカメラが、写真を趣味としていない人に売れるなら、それはZ世代ではなく、「フィルカメラがスタンダードだった世代の、写真が趣味ではない人」(現行品なら故障も少なく、アフターサービスも期待できるんで、買いやすい)
追伸
ネガの破棄も、前者には多いだろう。不精細に撮れるのが面白いだけで、「フィルムで撮ってる」事への承認欲求はないゆえ。
一方、後者は、その欲求はあるので、写真はデータできっちり保管しながら、ネガは、クリップで吊るしてインテリアにしたりしている。
づこ
私もZ世代の一人です。
純正レンズの写りが優等生過ぎて(もちろん素晴らしいことですが)ふと飽きてしまい、よくアポランター50mmを持ち出して撮っています。
あのレンズは開放での大きな周辺減光が言ってしまえば癖ですが、その癖がとても味になり、文字通り癖になります。初めて撮った時のこれまでにない新鮮さの衝撃と感動は、今でもよく覚えています。
同様に考えると、確かに癖の強いレンズやシステムというのは、Z世代からしたらとても新鮮で、楽しいものだと思います。
ちなみに、フィルムを破棄せず保存することと、データにして端末に保存することはイコールだという感覚を持っていると思っています。写真をデータで端末に保存したのだからフィルムは用済み、故に破棄という思考だと思っています。スマホネイティブならではですね。
Philly
私もかなりのおっさんですけどコーティングされてないようなオールドレンズを買ってレトロ的な写りを楽しんでいるので似たようなもんじゃないすかね。一過性にせよインフルエンサーの影響にしろ実際にスマホ以外の写真機を手にとってもらいその中で何人かが写真にのめり込んでくれればいいと思います。個人的には各社には取り急ぎ高級コンパクトを作ってもらい盛り上げて欲しいです。
fm1
私は20年以上前にHiromixに憧れて、真似してBIG miniを買ったことがカメラ人生の始まりという、、ある意味きっかけはZ世代と同じようなミーハーな行為だった気もしますが、それからどっぷりカメラの世界にハマりました。
いまのZ世代も最初はインフルエンサーの真似事でも全然いいと思いますしね、そこから一定数はきっとこっちの世界に入ってくるでしょうw
最近だとロモグラフィーから発売された110フィルムのカメラが人気のようで、にわかに110フィルムもブームになりつつあるんですかね。
(自分も買ってしまいましたが)
popo
私は、反動がきているんだろうなと感じています。その空気感は若い人の間だけでなく全体に流れているけどその空気に敏感な若い人の行動に変化が出ているんだろうなと。
カメラだけでなく世の中、技術の発達で誰もが失敗しないいいものが出来る機械に溢れて便利になりましたが、逆に差別化が難しくなってきてます。写真はあるあるだったんですが失敗写真が逆に面白いという体験が出来なくなってきたと。フィルムは、失敗が許されないし、その場じゃわからないからやり直しも効かない。それが逆に凄く新鮮なのではないでしょうか。私もその時代がなつかしく余裕があればフィルムカメラを使ってみたくなりますが、昔を知るものからすると今のフィルムのコストは出せないかなと(;^_^A
たっつん
デジタルカメラが登場して、フィルムよりも綺麗に撮れるとなった段階で、フィルム世代の層は一気にデジタルに流れました。
そしてミラーレスが登場し、これもレフ機から流れました。
その時必ず言われたのが、フィルムは終わった。レフ機も終わったという新しい物好きな方々が、自身の安心感を含ませて口を揃えた訳です。
その考えだと、Z世代の時代に逆行する流れを説明するのは困難でしょう。
フィルム時代に撮れなかった対象が撮れるようになり、今や撮れないものがないぐらいでしょう。
その今に不自由さがあるフィルムは、結果がすぐ見れない、そして意表を突いた面白さを感じるのかなと。
フィルム時代はプリントが結果でしたけど、今はスマホの画面で見る、精々モニターで見るのが結果ですよね。
ここはZ世代も変わらないでしょう。
家庭用のプリンターでA3ノビぐらいまでが限度でしょうけど、画素数が1200万もあれば4Kモニターで見る5000万画素よりも綺麗ですね。
でも彼らにそんな感覚すら無いですよね。
プリントはチェキで良いんだし、画質が荒れていようが関係ない。
表現として撮ったという時間があったらそれで良い的な割り切りがありますよね。
いや写真表現という感覚すら無いかも知れません。
でもそこから新しい領域が開拓されて行くと思います。
zero
μで「きれいに撮らない」ほうが難しいでしょうに…。
彼らには「昔のものだから画質は劣っているはず」んでしょうね。
いつの頃からか「フィルムはゆるふわエモエモ」みたいな呪文に踊らされてる気がします。
きちんとしたレンズで微粒子のフィルムにバチピン当てた写真のシャープさと階調表現は忘れ去られていくのか…。
と書いてから
レンズ、フィルムの銘柄と平面性、印画紙、焼付の塩梅…など。
そうか、フィルムで「高画質」って意外とハードル高いのかも知れないと再認識。
家電メーカーの人
ここは写真愛好家の集まる所なので撮影結果や使われ方に焦点が集まりますが、
実は他にも読み取れることがあるのではと思います
もとめられているのは
・Lo-Fiなエモい写真
・アナログでシンプルな操作感
・10,000円とギリギリ非写真ファンでも出せる価格
「デジカメでもフィルターで」の話には下2点が抜けてしまっているのではないでしょうか。
プロ層向けに尖りすぎて新規の裾野が広げられなくなっているカメラ業界への試金石とも思えます。
特にアナログで云々はカメラに限らず日本メーカーが軽視してきた(というと口が悪いですが性能>質感・操作感の優先度で見てきた)所なので、いい学びかもしれません。
私も画質が綺麗で味気ない高級コンデジより、多少画質は二の次でもアナログな操作性のカメラに興味があります。
本気で撮る時はフルサイズがあるので…
水流ランナー
レコード盤を買って、蓄音機で再生して、ノイズや空気感を含めてデジタル録音して、で録音したらレコード盤を捨てる、みたいなことでしょうか。
レコードのコレクターは決してそんなことしないと思いますが、ネガ自体はレコードジャケットのような作品性も無いただの記憶媒体なので、なんの思い入れも持てないのかもしれませんね。
ks
生まれた頃にはデジカメでの撮影が当たり前だった世代ならではの感覚だと思います。テクノロジーの進歩で誰でも高精細な写真が撮れるようになった今だからこそ、その対極にあるようなフィルムの偶然性やローファイさに惹かれるのでしょう(フィルムカメラでもきちんと設定すればデジタルと遜色なく撮影できるというのはその通りですが、デジカメの方が失敗しにくく、修正が容易であるのも事実でしょう)。自分も若い方ですのでこの感覚は理解できます。
このような考え方の前提となる部分には、綺麗な写真が簡単に撮れるようになったという技術の進歩がある以上、フィルム時代からカメラの進化を体験されてきた方々には理解不能と映るのも当然かと思います。あえて綺麗に撮りたくないというのはなかなか贅沢な要求です。でもそれも豊かさの一つの形かと思います。
うなぎパイ
デジタルカメラの世界においても、シャドウを潰して持ち上げてハイライトを潰して暗くするフィルムライクな加工がずっと流行っていますので、今さら不思議がるような話でもないと思います。
おいもさん
富士フィルムさん、写ルンですモード搭載とかどうでしょう?
デザインと写りそのままのコンデジとかも面白そう。
紙の外装は交換可能にして、充電はUSB、あとは簡単にスマホ転送出来ると良いかも。
co
「きれいに撮れない」をいわゆる画質のことと誤解してらっしゃる方もおられますが元記事で以下の説明があります。
>「若い人にとって、写真はきれいに撮れるのが当たり前ですので、逆にノイズが走っている、ゴーストやフレアが盛大に出ている、ピントがなんとなく甘い、色がにじんでいるというのが新しい。スマホやデジタルカメラのようにキレイに撮れる必要はまったくないのです」
VI
スマホカメラを筆頭に、各種補正が勝手に効いて現実よりも「きれいな写真」が当たり前、盛りに盛った自撮りも誰がが決めた「きれいさ」を強制されてるという見方も出来ますしね。
「きれいに映らない」の意図するところは正確には分かりませんが、加工写真が当然で目に見える景色や自身との解離を感じるからこそ、「きれいでない物はきれいに映らない」(見えてる通り写る)カメラに象徴的な価値を見出だすのかも知れませんね。
のっぺ
オールドレンズ遊びがピッタリと需要にハマりそうですが、母艦のミラーレスが遊びには高価過ぎますね。かつてX-M1やX-A1の新品が4万円しない良い時代がありましたが今は中古の方が高かったりします。マウントアダプターも円安で高価になりました。
SoA
若い人も一般の方は等倍拡大しての解像感とかには特に興味無いだろうから、今のデジタルカメラが安泰なのかと言うとそれも難しい気もする。
普通の写真を綺麗に撮れる事はデジタル機ではとっくに達成されてしまっている。
アナログは偶然も含めてデジタルよりアーティスティックな側面が強く、一定の需要は今後も無くならないだろう。ただし再び主流になる事も無い。
Z世代の子供を見ていると物の質感とかに意外と本物志向だったりして驚く事もある。その辺りもヒントかな?
綺麗に撮れるデジタルカメラ自体にあまり興味無さそうなのはその通り。それは小さい頃から持っているスマフォで達成されているから。
お芋
逆にその辺ほんと上手く加工できるアプリとか、カメラ出たらヒットしそうですよね。
今あるフィルム風フィルターってなんか違うんですよね。
ゆくゆくAIの力使ってなんとかならないですかね。
KK
いまでもリコーGRD1を持っていますが,高感度耐性がものすごく弱い.
でも,その街中スナップ(特にモノクロ)が何とも言えず粗くていいんです.
”エモい”というのはこういうことなのでしょうか?
フルサイズミラーレス待望
キャンプブームと同じですよ
日常の便利をしっかり確保してるから不便が遊びになるわけです
フィルムカメラ遊びが定着したとして、じゃあそれで満足なんだから
スマホからカメラ機能を削除しましょうとなったら
大反対されるでしょうね
スマホあってのフィルムカメラ遊びだということです
doracame
昨今のセンサーやレンズの高性能化による解像度の向上には驚かされるばかりです。風景を含めたネイチャー写真、ポートレートなどその恩恵の大きい撮影分野も多いことでしょう。しかし、自分の撮影スタイルからすると、かなり以前からオーバースペックの部分も多く、オールドレンズや10年以上前のセンサーでも自分としては納得のいく仕上げができているように思います。絵画同様に二次元表現であれば、解像度よりもレンズやセンサーの持つ味、雰囲気のほうが優先されることも当然あるのだと思います。写真をもっと絵画、美術寄りでよいと考える方には、レンズやセンサーの味を被写体とマッチングさせることに視点を置くことは(フィルムカメラでの画像の雰囲気も)美術的には素晴らしい一面でもあると思います。文系人間の自分には、現在は解像力偏重に感じられることが多くなっています。
KISS Rを待ちながら
連投失礼
柳沢保正さんはその昔、著書の中で「テッサーは確かに良く撮れるが、撮れすぎるが故につまらない」旨おっしゃっていました
フィルムカメラに”綺麗に撮れすぎない”要素を求めるのは今に始まった話ではないのかもしれませんね
フィルムカメラ
何はともあれ、こうした動きをきっかけにフィルムの需要が増え、その販売価格が下がることを願っています。
私自身、フィルム価格の高騰で、もはや使う見込みがないライカやニコンのフィルムカメラの売却を検討中なのですが、このような記事を見ると、そうした決意が鈍ってしまいます。
kenji
確かに今若い人達の間でオールドコンデジが流行っているようで、特にIXY DIGITAL 10が人気みたいです。
この記事と同じように古いデジカメはエモい写真が撮れるとユーチューブで流行ったのもあって、古いコンデジの中古価格が結構高くなってますね。
秋葉原の主にオールドレンズやフィルムカメラを扱っている某中古屋さんでも若いカップルが入れ替わり訪ねてきては、ザラザラした写りするカメラ有りますか?と聞いてますw
店員さんはどのお客に対しても同じ事を説明してますが、このカメラはSDカードが必要で、撮った写真を取り込むためにカードリーダーとパソコンが必要ですが大丈夫ですか?と説明すると、買わずに帰っていく人も多いですね。
データを無線で飛ばすのが当たり前の世代には敷居が高いのかも?w
htn
知らない世代にはローライ35が流行って欲しい。
めちゃ面白いしコンパクト。
ねす
スマホのフィルター機能を使えば、わざわざ他のカメラを用意しなくても同様な写真を簡単に撮れるのに、なんで時間とお金を投資しているのか、不思議ですね。
sy
Z世代ではなくてもオールドレンズ好事家はそういう感じですよね
現代レンズは綺麗に写りすぎる(基本的には素晴らしいこと)から
ちょっと古いレンズを漁りがちです
りるひ
わざわざアナログカメラで撮影して,現像してみるまでは結果がわからない。
出てきた写真は,ピンボケしてたりぶれてたり。
そういう体験を含めて求めているんでしょうね。
なので,「エフェクトでできる」のでは「意味がない」んだと思います。
ウィルソン
インフルエンサーと同じことをやってみたいってことだと思うから、フィルムじゃないとダメなんだろうね。
ぐぐり
110のポケットカメラなんてどうでしょうか?
きれいに撮れないし?カメラからフィルムを出すときに、いきなり開けても大丈夫ではないでしょうか・・・。
NK
単に画質が悪い写真を望んでいるのではなく、
撮影する所作を楽しんでいることも大きいのではないでしょうか?
古い、昭和的なアナログ体験やそのスタイルですね。
一方で、撮影した画像はスマホが便利、というのは合理的、現代的ですかね。
マスター
まず、今時のデジカメは、誰でもうまく撮れすぎる。正直、誰がとってもうまく撮れるカメラでとっても面白くないです。
フィルター機能で、似たような写真がとれるのになんで?って、いや、だから嫌なんですよ。
趣味で使っているのであれば、上達を楽しみたいです。なんとなく撮って、後から、ほらここでピントって、お絵描きであって、写真の楽しみではないです。
先日、iPhoneの望遠機能で、ATP(テニス)を有明で撮ったら、サーブのボールが、ことごとくラケット面にくっついているんですよ。正直、一眼望遠で写真を撮ることに対する興味は激減しました。誰でも撮れるなら、もうカメラが趣味でなくていいやって。
今は、AFが優秀になり、フレーミングまでアシストされ、ピント位置は後フォローでき、被写界深度もあとからなんでもOK。
とあるスマホで、月食の写真撮ったらAIが勝手に、サーバーの写真と置き換えていたって事件がありましたけど、もはや、デジタル加工までAIがやるようになってきたら、カメラで写真を撮る!って面白さはないですよね。
カメラが好きな方は、いいカメラが欲しいのでしょうけど、写真が好きな人は、自分しか撮れない写真を撮りたいのだと思います。
マスター
連投すいません。
ちなみに自分も最近、古いポジフィルムを全てデジタル化して、元ポジ捨てました。正直、使い道がない上に邪魔!
デジタルデータであれば、壁紙で随時再生されしかも、若い(若い頃の写真なので)笑。
なので、ネガいらないって人の気持ちはわかります。
BOO
昔と違い老若男女「写真を撮るのが当たり前」になった時代です。
色鮮やか、綺麗、解像度がある。歪みがない。
そういった整った写真はもはや溢れかえっており、「ただの記録」としか思えないのかもしれません。
ボケてる、ピントが合ってない、ノイズがある、普通のキレイとはちょっと違う自分が撮った自分だけの写真。
他人と少し違ってる自分の思い出として残るのが楽しいのでは?
かなり健全な写真の楽しみ方じゃないかなあ。
youtuberの影響?いいじゃないですか。
カメラを趣味にしたきっかけは誰かや何かの写真にあこがれて。
きっかけなんてそんなもんでしょう。